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セカオワFukase、緊張で菅田将暉に声かけも躊躇するも、包丁売り場でしっかり役作り!? 映画『キャラクター』の完成報告会

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映画『キャラクター』の完成報告会が、東京・六本木のグランドハイアット東京にて行われ、主演の菅田将暉をはじめ、共演のFukase(SEKAI NO OWARI)、高畑充希、中村獅童、小栗旬と、永井聡(監督、原案・脚本を手掛けた長崎尚志が登壇した。

長崎尚志が10年の歳月をかけて生み出した本作は、売れない漫画家・山城圭吾が、偶然に殺人事件の犯人と出会ったことで運命に翻弄されていく姿を描く、ダークエンターテインメント作品。
スケッチに向かった先で、一家殺人現場に遭遇し犯人を目撃してしまう主人公の山城圭吾を菅田将暉、山城と出会い運命を狂わす天才的な殺人鬼・両角(モロズミ)を本作が俳優デビューとなるSEKAI NO OWARIのボーカル・Fukaseが演じ、山城の恋人・夏美を高畑充希、事件を追う刑事・清田俊介を小栗旬、真壁孝太を中村獅童が扮する。

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構想の時間を振り返った長崎氏は「この物語には3人のアイディアが入っているのですが、もうみんなワガママで(笑)。次々とアイディアを出してくるのでプロットが溢れてしまって苦労しました」と紆余曲折を経て物語が完成に至ったことを明かした。続けて「映画制作で生まれて初めて団体競技に参観した感じでした。映画(制作)は、本当にキチンとしている」とコメント。

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初めて漫画家役を演じた菅田がは「憧れていた漫画家。その一部でも触れることができて嬉しかったです」と満足げに語り、共演のFukaseについて「役作りのためにプライベートでお店の包丁売り場の前でセリフの練習をしていたそうなんです! 何周も周って忘れていたことだなと思いました」とFukaseの役に対する真摯な姿勢に感心しきり。

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それを受けFukaseは「ずっと包丁売り場にいると変な人だと思われるので、鮮魚売り場と行ったり来たりしていました(笑)」と説明。初めての殺人犯役を演じるにあたり、自身で絵を描いて理解を深めていたという。「油絵を描いて『こんなのを描いています』と監督に送ったら、『それ、映画で使いたいから2m×2mに描き直して!』って言われて・・・」と注文されたという。「ヤダ~!」と思ったというFukaseだが、その絵が実際に劇中で使用されている。その絵を見た監督は「美しくて怖い絵だった。両角と共通点を感じた」と吐露。

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また、菅田との共演に「めちゃくちゃ緊張しました」と話すFukaseは「顔を見合わせるだけで体が震えた」と伝え、「その前に台本の読み合わせの時にすでに震えていて、それを隠そうと『この部屋寒くないですか?』と声をかけたけど、誰にも聞いてもらえなかった・・・」としょんぼり。「カメラの回っていない時に、菅田くんに声をかけていいのかわからなくて、勝手に声をかけて『そういう間がら(の役)じゃないでしょ?』と突き放されたら立ち直れないと思って、遠くのほうから(声をかけていいのか)伺ってもらいました。そうしたら『Fukaseさんのやりやすいように』と言ってもらって、やっと声をかけることができました」と、笑顔を見せた。

さらに、「菅田くんはカメラが増らう前に呼吸がちょっと変わるんです。呼吸で感情を作っている感じ。僕も歌番組で歌いはじめる5秒前に呼吸を変えてみたら評判がよかった。真地で盗むことができた良かったです」と共演により学ぶことが多かったそう。

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一方、約17年ぶりに共演を果たした小栗と中村。出身校も同じだという共通点を持つ二人だが、小栗は「獅童さんのキャラクターが温かくて、お兄ちゃんみたいに接してもらって楽しく過ごすことができました」とニッコリ。中村とともに再会を喜ぶ。

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監督から「もっとカッコよく!」と注文を受けたという小栗。「全力でカッコつけたた、カッコよかったんですよね~」と満足気。中村は「言われて、カッコつけられるのが凄い」と笑っていた。

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紅一点の高畑は「これまで菅田さんと顔が似ていると言われたことがあって・・・。顔が似ているから(共演で)呼んでもらえないのかなと思っていましたが、今回共演できて嬉しかったです」とジョークを交えながらも菅田との共演を喜んだ。

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最後に菅田が「この映画は人生を選択していく物語。サプライズのある豪華な演出もあるので、最後まで飽きずに見てもらえると思います!」とアピールし、会見を締めくくった。

映画『キャラクター』本ポスタービジュアル

映画『キャラクター』
<ストーリー>
複写(トレース)された『絶対悪』
二人の共作、それは連続殺人事件
漫画家として売れることを夢見る主人公・山城圭吾(やましろけいご)(菅田将暉)。
高い画力があるにも関わらず、お人好しすぎる性格ゆえにリアルな悪役キャラクターを描くことができず、
万年アシスタント生活を送っていた。
ある日、師匠の依頼で「誰が見ても幸せそうな家」のスケッチに出かける山城。
住宅街の中に不思議な魅力を感じる一軒家を見つけ、ふとしたことから中に足を踏み入れてしまう。
そこで彼が目にしたのは、見るも無残な姿になり果てた4人家族……そして、彼らの前に佇む一人の男。
事件の第一発見者となった山城は、警察の取り調べに対して「犯人の顔は見ていない」と嘘をつく。
それどころか自分だけが知っている犯人を基に殺人鬼の主人公“ダガー”を生み出し、サスペンス漫画「34(さんじゅうし)」を描き始める。
山城に欠けていた本物の【悪】を描いた漫画は異例の大ヒット。山城は売れっ子漫画家となり、
恋人の夏美(なつみ)(高畑充希)とも結婚。二人は誰が見ても順風満帆の生活を手に入れた。
しかし、まるで漫画「34」で描かれた物語を模したような、4人家族が次々と狙われる事件が続く。
刑事の清田俊介(せいだしゅんすけ)(小栗旬)は、あまりにも漫画の内容と事件が酷似していることを不審に思い、山城に目をつける。
共に事件を追う真壁孝太(まかべこうた)(中村獅童)は、やや暴走しがちな清田を心配しつつも温かく見守るのだった。
そんな中、山城の前に、再びあの男が姿を現す。
「両角(もろずみ)って言います。先生が描いたものも、リアルに再現しておきましたから。」
交わってしまった二人。山城を待ち受ける“結末”とは?

【キャスト】菅田将暉 Fukase(SEKAI NO OWARI) 高畑充希 中村獅童 小栗旬
【スタッフ】原案・脚本:長崎尚志 監督:永井聡
◆配給:東宝
◆コピーライト:©2021映画「キャラクター」製作委員会
◆公式サイト:http://character-movie.jp/
◆公式Twitter:@character2021(https://twitter.com/character2021
◆公式Instagram:@character_movie2021(https://www.instagram.com/character_movie2021/

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