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Netflix 『ゲットダウン』パート2 :久保田利伸 登壇スペシャルトークショー

世界最大級のオンラインストリーミングNetflixは、オリジナルドラマ「ゲットダウン」パート2を2017年4月7日(金)より全世界オンラインストリーミングしている。本作は、『ロミオ+ジュリエット』『ムーラン・ルージュ』『華麗なるギャツビー』など、数々のヒット作を生み出してきた映画監督バズ・ラーマン初のドラマシリーズで、70年代後半のニューヨークを舞台に、ヒップホップをはじめとする“新たなダンス・ムーヴメント”誕生の瞬間を5人のティーンエイジャーたちの成長を通して描いた音楽ドラマの傑作。

4月19日(水)配信開始を記念して、ラフォーレミュージアム原宿で久保田利伸をゲストに迎えたスペシャルトークショーが開催された。昨年デビュー30周年を迎えた久保田は、本作の舞台であるニューヨークを拠点に活動した期間も長く、本作の登場人物たちとは同年代。本作の見どころやご自身のデビュー秘話、音楽に対する思い等を存分に語った。

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まず本作の感想を聞かれると、「なんと言っても『ゲットダウン』というタイトルが良いんですよ。僕の曲でもよく使うんで、今ここで披露したら、集まっているお客さんからも返ってくると思いますよ」と、久保田のファンも多数集まった客席に向けて「ゲッダン!」と本場の発音で披露。ファンからもすかさず「ゲッダン!」とレスポンスが起こり会場は一体感に包まれた。

さらに「このドラマには、オールドスクールのソウルミュージック、ヒップホップ、グラフティアート、ラブストーリーなど、僕の好きなものばかり出てくる」と大絶賛。カーティス・ブロウをはじめ、Nas、グランドマスター・フラッシュ、DJクール・ハーク、アフリカ・バンバータなど大御所が多数参加している作中楽曲に関しても「知識として知っていることがドラマで見ると、自分もリアルタイムで同じ時代にいるようで、ものすごくアガリますね」と語った。

ドラマにはディスコのシーンも多数登場することから、自身がディスコに通いだした頃のエピソードを聞かれると、「渋谷や六本木のディスコに毎週1回行ってました。19時くらいから行って閉店まで。踊っているのが楽しいし、出会いもあるし、帰りたくなかった」と当時を懐かしんだ。

そして、イベントでは、久保田自身のNY時代の“ゲットダウン”な写真も披露された。黒人文化の象徴であるアポロシアター前で撮影した写真では、「アポロシアターがある125丁目だけが安全で、2,3ブロック行った先は危険だった。スパニッシュハーレムではお巡りさんと泥棒がチェイスしていて、足元に拳銃が転がってきたこともある」と、NY時代は数多くの危険な目にもあったことを明かした。

また、The Rootsのクエストラブとレコーディングした際の写真では、「日本人なのにR&Bやソウルをやろうとすると苦労することが多かったけど、ヒップホップのボスである彼が『まずトシの音を聞いてみろよ。聞けばイメージ変わるぜ』と言ってくれた」と、日本人として本場NYでR&Bを歌うことに苦労しつつも、人との出会いに恵まれた事を語った。

そして、これからアメリカを目指したいという人へのアドバイスを聞かれると「まず”行くぞ”という強い気持ちがあればOK」と語ったうえで、「NYはパーティーがいっぱいあるから、そういうところに遊びに行くと、そこでの出会いが仕事に繋がったりする。僕は嫌いであんまり行かなかったけど、もしもっと行っていればもっと上手く行ったかも」と具体的なアドバイスを送った。

写真撮影では、ゲットダウンブラザースの等身大パネルとともに、久保田もゲットダウンジャケットを羽織りブラザーズの一員に。会場に集まったファンからは「かっこいい!」と歓声があがった。最後にこれから本作を観る人に向けて「まず見てみるといいと思う。音楽もいいんだけど、ラブストーリーや、どうなるんだろうというワクワク感でやめられなくなります」と本当に『ゲットダウン』にハマっている様子を見せながら会場を後にした。

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アカデミー賞作品コンビ、バズ・ラーマンXキャサリン・マーティンによる初のドラマシリーズ。
新しいミュージックドラマの誕生
物語の舞台となるのは70年代後半のニューヨーク。「スタジオ54」を中心としたディスコシーンは全盛期を迎え、マンハッタンのライブハウス「CBGB」では誕生したばかりのパンクロックが鳴り響き、サウスブロンクスではヒップホップが生まれつつあった。本作は、貧しく波乱に満ちた環境を生き抜く若者たちがクリエイティビティを発揮し、何もないところから生み出した新たなムーブメントの隆盛とロマンスを描く音楽ドラマ。やがて世界に広がり、現在のミュージック・シーンにも大きな影響を与えることになる懐かしくて新しい70年代のニューヨークカルチャーを、音楽やダンスを通じて自己表現しようともがく5人のティーンエイジャーたちの目を通して描写する。

バズ・ラーマンxキャサリン・マーティン初のドラマシリーズ
『ロミオ+ジュリエット』『ムーラン・ルージュ』『華麗なるギャツビー』など、数々のヒット作を生み出してきた映画監督バズ・ラーマンが初めて手がけるドラマシリーズとしても話題となっている本作。ビビットな色彩とスピード感のあるカメラワークで知られる彼が選んだ題材は、70年代のニューヨークカルチャー。雑多なカルチャーに溢れた当時のニューヨークで、ディスコやパンク、ヒップホップ、それぞれの音楽ジャンルから生まれたダンスやアートがどのように成熟し、現在のカルチャーに影響を与えるまでに至ったかをグルーヴ感たっぷりに描き出す音楽ドラマだ。本作でバズはエグゼクティブ・プロデューサーとクリエイティブ監修を兼任した他、第1話を自ら監督。妻で4度のアカデミー賞に輝くプロダクションデザイナーのキャサリン・マーティンと共に、スタイリッシュなオリジナルドラマを作り出した。

プロが作り出すこだわりの音楽、ダンス、ファッションに大注目
70年代ニューヨークをリアルに表現しつつも、現代に受け入れられるようにアレンジされたこだわりの音楽、ダンス、ファッションが本作の大きな目玉。ヒップホップの歴史家ネルソン・ジョージがテクニカル・コンサルタントとして企画の早い段階から参加した他、各分野のプロがクリエイティブチームに名を連ねる。ヒップホップ界のパイオニアである3人のDJ、グランドマスター・フラッシュ、DJクール・ハーク、アフリカ・バンバータをはじめ、劇中の登場人物として描かれる同時代のラッパー、カーティス・ブロウも参加。今も同ジャンルで絶大な人気を誇るナズは、劇中で使用されるラップのライミングを書き下ろした。またマイケル・ジャクソンやマドンナの振付師として知られるRich & Tone兄弟がダンスの振り付けを担当。ヒップホップ・ファションは、バズとキャサリン、コスチュームデザイナーのジェリアナ・サン・ファンのコラボレーションで作り出された。70年代のスニーカーやジーンズも各メーカーの協力の下、復刻されている。

作品概要
カテゴリー:ドラマシリーズ
対応画質:4K
エピソード数: 全11話

【CAST】
シャメイク・ムーア(シャオリン・ファンタスティック役)
ジミー・スミッツ (フランシスコ「パパ・フエルテ」クルス役)
スカイラン・ブルックス(ロナウド「ララ」キプリング役)
トレメイン・ブラウンJr.(マイルス「ブーブー」キプリング役)
ヤーヤ・アブドゥル・マティーンII(キャディラック役)
ヘライゼン・グアルディオラ(マイリーン・クルス役)

Netflixについて
世界最大級のオンラインストリーミングサービス。190以上の国で9800万人のメンバーにご利用いただいています。オリジナルコンテンツ、ドキュメンタリー、長編映画など、1日1億2500万時間を超える映画やドラマを配信しています。メンバーはあらゆるインターネット接続デバイスで、好きな時に、好きな場所から、好きなだけオンライン視聴できます。コマーシャルや契約期間の拘束は一切なく、思いのままに再生、一時停止、再開することができます。

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