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映画『TNGパトレイバー首都決戦』 新宿ピカデリー史上最大の12名キャスト・監督登壇!!初日舞台挨拶

日本でしか描けないスーパーリアル・ロボットアクション、ここに到達!

タイトル

0501TNGパトレイバー首都決戦:オフィシャル写真

いよいよ長編版『首都決戦』が公開初日!!
日本を発祥に進化を遂げたハリウッド製ロボットアクションが世界を席巻する中、“全長8メートルの警察用ロボット”という唯一の空想を除いて、我々の現実と何ら変わらない日常を背景に、突如起こるテロと対峙する警察組織の戦いを極めてリアルかつ壮大なスケールで描く、日本ならではのスーパーリアル・ロボットアクションが誕生する!1988年の誕生以降、従来のロボットアニメの常識を覆すリアルな描写が熱狂的な支持を集め、ロボットジャンルの 代表作の一つとなった「機動警察パトレイバー」。そのアニメシリーズを手掛け、後に『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』『イノセンス』などで世界が認めるクリエイターとなった押井守を監督に迎え、『THE NEXT GENERATION パトレイバー』として遂に実写プロジェクトが実現!

2014年4月より上映開始した全7章シリーズを経て、遂に大幅にスケールアップした長編劇場版が完成。全長8mの実物大レイバーや防衛省の全面協力によるリアルな映像と、日本を代表する CGスタッフが結集した最新VFXの融合による迫真の映像世界が幕を開ける!

シリーズ全7章を公開したビッグプロジェクトの集大成となる『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』が5月1日にいよいよ公開初日を迎えた!!今回は長編劇場版のスケールに相応しくキャスト・監督含め総勢12名での登壇が決定!!主演の筧 利夫を筆頭に真野恵里菜、福士誠治、太田莉菜、田尻茂一、堀本能礼、しおつかこうへい、藤木義勝、千葉繁と特車二課メンバーが完全勢ぞろい!そして『首都決戦』最大の敵「グレイゴースト」を操る灰原零を演じた森カンナに加え、今作の鍵を握る役どころである高島礼子が初登壇!監督をした押井守とそれぞれの撮影エピソード、プロジェクトの集大成を迎える心境を語った!

新宿ピカデリー前に待機しているイングラムに見守られながら、本日無事初日を迎えた『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』。新宿ピカデリー史上最大の12名の登壇者は、公開の喜びを噛みしめた。

Q.まずはじめに一言ずつご挨拶をお願いいたします。
筧さん:もう皆さんには見られてしまったのでなんの言い訳もできません!いかがでしょうか?(拍手喝采!)今日のために、一昨年5月からまい進してまいりました。スタッフに至ってはもっと前からでございます!しかし、パトレイバーという作品、私だけのものではありません。皆さんと一緒に育ち、熟成させてきました。今日この作品をみなさんに捧げたいです!!
真野さん:公開初日はシリーズ上映でも毎回舞台挨拶をさせていただいていまして、第1章の舞台挨拶の時はこれからいろいろ始まるんだとおもっていたのですが、今日はこれが最後の舞台挨拶なのかと寂しい気持ちもあるんですけれど、公開してしまったのでこれからはたくさんの人に見てもらって、皆さんから力をもらってもっと大きくなってもらえればいいなと思っています。
福士さん:初日舞台あいさつみんなで立てることがうれしいです。この作品にかける思いで、髪を切ってきました!この作品にかける思いはこれでわかったと思います!
太田さん:ちなみに佑馬(=福士さんの役名)の髪の毛は嘘です。(笑)長いシリーズだったので、舞台挨拶のことを撮影中に思い出していたのですが、先は長いなと思っていたのですがあっという間でした。オールキャストでここにたてることが本当にうれしいです。
堀本さん:寂しい気持ちとわくわくした気持ちで今日を迎えました。光栄に思っております。
田尻さん:短い時間ですが、よろしくお願いいたします。
しおつかさん:素晴らしいスタッフとキャストに恵まれた作品に参加できて、幸せに感じます。末永く愛される作品に育ってほしいと思います。
藤木さん:本日は整備隊員を代表してここに立っています。『首都決戦』では整備班も第二小隊の援護に回ったりして、暴れさせれもらいました。
千葉さん:今日は整備服を着忘れてしまって、ちょっと気が抜けてます。特車二課、整備班頑張っていくのでこれからもよろしくお願いいたします!
森さん:観終わったあとということで、卵とか投げられるんちゃうかな?って思いながらここに立っています。(笑)
高島さん:正真正銘、押井監督作品の大ファンでした。うれしい反面、不安でした。いつもは舞台挨拶前には試写でみるのですが、今回は観られていないので、劇場で2回も3回見ると思います。高島を見かけたらよろしくお願いします!(笑)
押井監督:シリーズの総監督を務めました。今回は珍しく大サービスをしたつもりでしたが、いかがでしたか?(拍手喝采!)日本映画でこんなにたくさん詰め込んだのは初めてでしたが、意外に自分の作品になったと思います。気が付いたら今日が来ていて、早い3年間でした。これからもいろんな展開があればいいなと思います。

Q.特車二課メンバーのみなさんは昨年4月のシリーズ上映から同じキャラクターを長い期間演じることとなりました。それぞれ役を演じるにあたって気を付けた点、苦労された点や撮影時のエピソードなどありますか?
筧さん:公開初日までに気を付けたことは、週刊誌に載らないように気をつけたことですね!!交通安全に気を付け、悪さをしないようにしました!
真野さん:パトレイバーは歴史がないので、その中でこのタイミングで実写化の話があり、明という役をいただけたことは運命や縁があるんだろうなと思いました。撮影時は不安でいっぱいだったんですが、押井さんに選んでもらえたからには、私なりの明をやろうと思いました。ここにいるみんなはいつまでたっても戦友なんだなと思います。こみあげてくるものがあるんですが・・・第1章の時は泣いてしまったんですけど。(笑)今日は泣きません!(笑)
福士さん:押井さんと会って、パトレイバ―の話を受けた時、「このロボットは使えない。役に立たない」と目を見ていわれたのが印象的でした。今思い出すと奇跡のようにここまで3年間きたなと思います。
太田さん:長かったような、短ったような・・・その3年ぶん年取ったってことですね。今日で一区切りつくという感覚がなくて、登壇しててもあまり実感がなくて、ついてきた皆さん、長編版から観に来てくれたお客さんに感謝で胸がいっぱいです。
堀本さん:大田原がアルコール中毒なので、酒を飲むうえでは公私混合しないように気を付けたことですかね。(笑)
田尻さん:(鶏好きのキャラクターなので)鶏を好きになろうと、鶏がついたジャージを買ったり、フライドチキンを食べないようにしたりしました。(笑)
しおつかさん:ふと今、自分の左手の指輪がないなと思ったのですが、御酒屋(しおつかの役名)は生活が破たんしている役なので、近づけたらいいなと思って、大変楽しく演じさせていただきました。
藤木さん:山崎さん(田尻の役名)を巻き込んで、第二小隊の援護に行くとき、足に霜が降りるくらい撮影時は寒かったのですが、完成をみたら良い画になっててとてもうれしかったです。
千葉さん:僕が班長を辞めた後、淵山(藤木の役名)が班長になるんでしょうが、不安です(笑)。シバシゲオ(千葉の役名)をアニメからずっとやっているので、同じように年を取って、今長期休暇にはいっているんだなって感じです。またすぐ一報が入るんじゃないか?と自宅待機しています。

Q.森さんは今回の長編劇場版からのキャラクターで謎めいた人物ですが、演じた際に意識した点や監督の演出はありますか?
森さん:最後の泳ぐシーンは実際海に入って・・・といいたいところなんですが、プールです。(笑)スキューバーダイビングするような深いプールで泳いだんですが、実は泳げなくて、ぷくって浮くタイミングもボールに合わせてと押井さんに無茶を言われました。(笑)

Q.続いて高島さん。筧さんとの共演や押井監督作品に出演された感想を教えてください。
高島さん:本来だったら、今日客席にいてもいいくらいなんです。パトレイバーシリーズには元々いない役なので、今までパトレイバーを好きな人たちに変な風に映りたくなかった気持ちが強くて、どこまで頑張れるかって緊張していました。この中でNGも一番出したんじゃないかな?この作品になるべく早く溶け込むべきか、でも公安の役なので、と葛藤していました。しかし、筧さんがこのような感じで、受け止めてくれるので楽しくできました。(笑)

Q.最後に押井監督。女の戦いを描いたとのことですが、登場した5人の女性で監督が一番好きだった方は誰ですか?
押井監督:高島さん。(即答)
高島さん:すごくうれしいです!!感無量です!!
太田さん:現場中も高島さんが素敵だと話していました。

Q.最後に筧さんからご挨拶をお願いいたします。
筧さん:本日初日を迎えられたことをうれしく思います!!ぜひ本日の感想をSNSにあげてください!!次から次へと検索してすべて拝見いたします!!

出演:筧 利夫、真野恵里菜、福士誠治、太田莉菜、千葉 繁、森カンナ、吉田鋼太郎、高島礼子
監督・脚本:押井 守
音楽:川井憲次
原作:ヘッドギア
制作:東北新社
VFX制作:オムニバス・ジャパン
配給:松竹
公式サイト:http://patlabor-nextgeneration.com/

全国公開中!!