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古川雄輝、「氷水に入れられた」過酷な撮影現場を告白! 映画『風の色』完成披露試写会

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映画『風の色』の完成披露試写会が、11月29日、東京・スペースFS汐留にて行われ、主演の古川雄輝と、ヒロインの藤井武美、クァク・ジェヨン監督が舞台挨拶に登壇した。

本作は、流氷の北海道・知床と桜舞い散る東京を舞台に、同じ容姿をした2組の男女の愛を神秘的で幻想的に描く日韓合作作品。日本でも大ヒットとなった『猟奇的な彼女』『僕の彼女はサイボーグ』などで知られるクァク・ジョヨン監督がメガホンを取り、古川と藤井それぞれが、1人2役を演じた。

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日中共同製作ドラマ「不可思議な夏」(2014)に出演するなど、アジア圏でも活躍し人気を博す古川は、日韓合作の本作について「日本と韓国の方々が力を合わせて撮った作品に主演させていただくことはとても嬉しかったし、気合が入りました」とコメント。「クァク・ジェヨン監督の作品に出られて光栄でした」と喜んでいた。

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1万人の応募者の中からオーディションを勝ち抜き、ヒロインの座を獲得した藤井は「決まったときは、本当に嬉しかったです。叫びました!」と笑顔で振り返り「やっとチャンスをくれたんだと。応援してくださっていた皆さんに恩返ししなくてはいけない、選んでくださったクァク・ジェヨン監督のために頑張らなくてはいけないと思いました」と笑顔を見せた。
また、作品がいよいよ公開されることに感極まり、「色々勉強にもなりました。これからもっと頑張ろうと思える作品です」と涙ぐむ場面も。

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本作の舞台に日本を選んだことについて、クァク監督は「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で北海道に行ったとき、北海道に惚れ込んでしまったんです。いつか北海道と東京をつなぐ物語を作りたいと思いました」と明かす。「最初にシナリオを書いてから完成にまで10年かかりました。このお二人(古川と藤井)にお会いするために10年待ったんだと思いました」と笑顔を見せた。

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劇中で見事なマジックを披露している古川だが、「撮影の20分前に初めて練習してすぐ本番ということも。日本の作品では味わえない撮影方法が新鮮でした」と話し、脱出マジックでは実際にチェーンを巻いて水の中での撮影だったとのこと。「息が切れるギリギリまで水の中でお芝居をしていました」と、撮影の苦労を明かす。

さらに過酷なシーンがあったそうで、古川は「氷水の中に入るシーンがあって、本物の氷を入れて、その中に入ったんです。初めて氷水の中に入りました。ものすごく冷たかったです」と苦笑い。観客も驚く中、クァク監督は「CGを使うとお金がかかるからね。古川さんに頑張ってもらえれば制作費を削れると思って(笑)」とジョークを飛ばし、会場の笑いを誘う。それでも「撮影しているときは申し訳ないと思っていたけど、映画のために頑張ってもらいました」と感謝の気持ちを伝えていた。

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また、それぞれ一人二役に挑戦した古川と藤井。藤井は「あまり難しい感じはなかった」と語り、古川は「片方の役のときにはヒゲを付けているんで、新鮮に思ってもらえるんじゃないかな」と見どころをアピール。

そんな2人を愛おしそうに見つめるクァク監督。「俳優として根性が座っている。本当に頑張ってくれました」と2絶賛し、「今後お二人が俳優として成功していく上で、この映画がそのスタートになれば嬉しいです。そして新しい大きな道が開けることを信じています」と、エールを送った。

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最後に、古川が「僕は役者を初めて8年になりますが、役者人生の中で一番過酷で大変な撮影でした。だからこそ、楽しい思い出もたくさんあって、撮影から2年経った今でもふとした瞬間に『風の色』のことを思い出します」と作品の思いを伝え、舞台挨拶を締めくくった。

 

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映画『風の色』
【ストーリー】
突然目の前から消えた恋人・ゆり(藤井武美)の死から100日、彼女との想い出の品々を胸に、失意のどん底からマジシャンになることを決意した青年・涼(古川雄輝)。その後、“自分と生き写しの人間”の存在に気付き始めた彼は、生前「私たちはまた会える」、「流氷が見たい」と言っていた彼女の言葉に導かれるように、北海道へと向かう。そして、旅の途中で偶然出会った、亜矢と名乗る、ゆりと瓜二つの女性(藤井/二役)。彼女もまた、2年前の事故により行方不明になっていた、涼と瓜二つの天才マジシャン・隆(古川/二役)との再会を待ち望んでいた——。

監督・脚本:クァク・ジェヨン
出演:古川雄輝、藤井武美、石井智也、袴田吉彦、小市慢太郎、中田喜子、竹中直人
英題:COLORS OF WIND
主題歌:華原朋美「風の色」(UNIVERSAL J)
挿入歌:Professor Green /Read All About It (Feat Emeli Sande) (USM JAPAN)
原作小説:「風の色」著:鬼塚忠、
原案:クァク・ジェヨン(講談社文庫刊)
2017/日韓合作/日本語/カラー/5.1ch/シネスコ/約119分
配給:エレファントハウス/アジアピクチャーズエンタテインメント/カルチャヴィル
URL:http://kaze-iro.jp
ⓒ 「風の色」製作委員会

2018年1月26日(金)TOHO シネマズ 日本橋他、全国ロードショー!