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水樹奈々・神谷浩史・中村悠一、豪華吹き替えキャストが舞台挨拶!『ハンガー・ゲーム』最終章

2013年『ハンガー・ゲーム2』全米年間興行収入No.1!
2014年『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』全米年間興行収入No.2!

タイトル

水樹奈々、神谷浩史、中村悠一が
この世の中に<反乱>を起こす!?

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前2作が全世界で空前のメガヒットを記録し、映画史にその名を刻む超人気シリーズとなった『ハンガー・ゲーム』。ついに突入する最終章は、打倒・独裁国家パネムのシンボルとして立ち上がった主人公カットニスの想像を絶する運命を2部構成で描き出す。
先日、完結編『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』の全世界同時公開(11月20日)が発表されたことでも話題の本シリーズ。6月6日(土)、今世紀最強のSFアクション超大作シリーズ激動のクライマックスの火蓋を切る『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』の公開を記念して、豪華吹き替えキャスト登壇による舞台挨拶が行われた。

シリーズを通して、主要キャラクターを声で演じた水樹奈々(カットニス役)、神谷浩史(ピータ役)、中村悠一(ゲイル役)が登場すると、作品を鑑賞したばかりの興奮冷めやらない約500名の観客から割れんばかりの大歓声が響き渡った。会場となったTOHOシネマズ 六本木ヒルズの1回目と2回目の合計1000席以上のチケットが発売されるやいなや、即完売となってしまう程話題の作品の舞台挨拶とあって、終始熱気に包まれた会場で3人はクロストークを繰り広げた。

本作で3度目のカットニスを演じた水樹は「ヒロインなのにヒーローのようで、さらに男前になった」と役柄を説明、反乱軍のリーダーとなり、政府軍に捕えられたピータを助けるくだりを「ピータ“姫”を助けにいく」と話し、これにはピータ役の神谷も苦笑。「今回はようやく自分の意思で行動を起こし、またゲイルとピータの間で揺れ動く恋模様もあって、カットニスの内面や人間味がたくさん見られて楽しかった」(水樹)と振り返った。

劇中のピータに合わせて上下白のスーツで登場した神谷は「人質として捕えられたピータが拷問に合う中、どんどん雰囲気が変わっていって、プロパガンダに利用されることの怖さをすごく感じた」。一方の中村は「本作ではカットニスの隣で彼女を支えてきたが、カットニスの心はゲイルにはない、と僕は感じた」そうで、前日にニコニコ生放送で放送された過去作でゲイルが登場するたびに「元彼」と書き込まれていたことにいたくショックを受けたと話し、水樹も神谷も会場も大爆笑。プライベートでも仲が良い神谷が「プレイステーションで、中村君がオンラインになっているのを確認する」と話すとすかさず水樹は「え?元彼なの?」とツッコミ、大きな笑いを誘った。

政府軍に反乱を起こす本作を受けて、「革命・反乱を起こしたいこと」を聞かれた水樹は「カメラのクオリティはこれ以上上がってほしくない。最近は毛穴まで見えちゃうぐらいの高性能なカメラに対して、これからますます抗っていきたい!」と話し、中村から「熱こもりすぎてるよ」とツッコミを入れられていた。

本作に続く最終章『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』が11月20日に全世界同時公開することが決まった。ラストに向けて水樹は「敵の本拠地に乗り込み、ボスのスノー大統領をぶっ倒し、ピータ姫と結ばれるのかな?(中村をちらりと見て)ゴメンなさい(笑)」。そのピータ“姫”の神谷は「今回がとても暗くてハードな世界だから、最後はやはりハッピーなものがみたい。カットニスとピータ姫が結ばれるような…」と話すとすかさず中村は「いや、ピータ姫は助からないですね」と笑いを誘いながらも「重圧をかけられることで統制されていた世界が自由を得たとしてどうなっていくのか…僕も明るいエンディングが見たい」と話をまとめた。

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【舞台挨拶の模様】
■約1年半ぶりに『ハンガー・ゲーム』の世界に帰ってきて、いかがですか?本作からハンガー・ゲームは行われず、独裁国家との革命戦争という新たなステージへと突入しますが、皆さんの演じるキャラクターにも何か変化は感じられましたか?
・水樹さんは、ピータ救出のため益々男気が増して、遂に革命軍のリーダーとして立ち上がりますが、演じられていかがでしたか?
水樹:ますます男前になって、ヒロインだけど、ヒーローみたい。「ピータ姫を助けに行くぞ」みたいな。
中村:じゃあ、僕が緑の弟でいいですか!?(スーパーマリオにちなんで)
水樹:違うゲームになっちゃった!まさかまさかの展開が続いて、1作目、2作目は、大人たちの思惑に踊らされていたカットニスが、ようやく自分の意思で何か行動を起こそうというきっかけになった本作だったので、すごく彼女の内面がたくさん見られたんじゃないかなと思います。2人(ピータとゲイル)との恋模様も最初はゲイルの方にあった気持ちがあれ?もしかしてピータの方に動き始めているのかな?最初は演技だったはずなのが、そこもちょっと今後気になるな。人間味を増したカットニスを演じられたので、演じていて楽しかったです。
・神谷さんは、「人質」として政府に捕えられる、という難しい役所でしたがいかがでしたか?
神谷:翻訳で「声まで変わって!」というカットニスのセリフがあって、これどうしましょうか?原音変わってますか?って監督に聞いたのですが、「変わってないんだけど、雰囲気変えていただいて」と言われました。とんでもない拷問にあってああいうシチュエーションになったのに、ゲイルが「あいつ腑抜けやがって」って言うんです。でも、プロパガンダとして利用されている以上、そういう風に見えていないといけないので・・・実際、ピータは後半になるにつれ、どんどんゲッソリしていくから、オリジナルキャストは相当減量して役作りされたと思うので、覚悟して臨まないといけないなって思いました。
・中村さんは、遠くから見守っていた前作までとは違い、今作ではカットニスの傍で彼女を支えましたが、いかがでしたか?
中村:物理的な距離はすごく近くて、前はバーのモニターでゲームを見守っていた。本作では遂に横に寄り添って、割と長い間一緒にいるんですけど、どうも演じていて、カットニスの気持ちが一切僕に無いんじゃないかなっていう描写が…。昨日の夜、ニコニコ生放送さんで、過去作を放送していただいていたので、観てみたら、ゲイルが画面に映る度に、「あっ、元彼の奴だ」ってコメントが書かれていました。僕自身、いたくショックで、ショックを隠しきれていない状態で今日を迎えています。カットニスの優しさがみえればみえるほど、ゲイルとしては辛いです。

■対照的な衣装ですね。
神谷:白い衣装に身を包みまして、中村くんと反対が良いのでは?と話し合いましたが、劇中でもピータは、全身白のスーツなので、僕も白のスーツを着させていただきました。
中村:本編でゲイルはずっとズタボロの服しか着ていないので、今日は綺麗な衣装を用意していただきました。グレーや、黒の服が多かったので、白よりこっちの方が良いんじゃないかな。

■テーマはまさに“反乱”ですが、<この世の中に反乱を起こしたいこと>はありますか?
中村:長いものに巻かれて生きるようにするように親からしつけられたものですから。電車に降りる時は降りる人優先と覆っているのですが、たまに降りるより先に入ろうとする人がいる時に反乱してやろうかなと思うことがあります。絶対に譲らないですよね。小さい時は、僕が乗る時に反乱してしまって、おじさんに「降りる奴優先だろうが」って怒鳴られた記憶が強くてトラウマになってしまいまいました。元反乱軍だったんです。
水樹:カメラのクオリティがこれ以上、上がって欲しくないって思います。私たちは着実に年を取って行くのに、カメラの性能はどんどん上がっていくんですよ。毛穴とか凄い見えちゃうっていう。これに抗って生きていきたい。レジスタンスでいきたい!
神谷:6月1日道路交通法が改定されて、ロードバイク購入したので反乱を起こしてやろう!家から一歩も出てませんからね。

■いよいよ11月20日に『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』が全世界同時公開され、シリーズが完結しますが、どのような展開を予想しますか?
水樹:スノー大統領をぶっ倒す!というところに行くと思います。なかなか今は、モニター越しでしか話が出来ていないので、やっぱりあそこに乗り込んで行って、最終的にピータ姫と結ばれて欲しいな。中村さんゴメンナサイ。<ハンガー・ゲーム>のある世界は、若者にとっては、厳しい世界で、貧富の差もあるので、そういうのが無くなるといいな。
神谷:本作はハードな世界になっているので、完結編はハッピーなものが観たいなという願望があります。戦争は、極論同士のぶつかり合いなので、話し合いで平和に解決しないものかなという想いもあります。ピータ姫と結ばれたら、僕にとっても幸せなエンディングだなと思います。
中村:ピータは助からないのでしょうね。ピータは、開始3分で死んでしまうかもしれないと予想していますね。今からハリウッドに飛べば間に合いませんかね?エンディングがどうなるのかが気になりますが、今の恐怖政治は統制とれるのかなと思うところもあるので、そういうものから全員解放された時に上手くいくのかという疑問もありますが、明るいエンディング観たい。

■『ハンガー・ゲームFINAL:レジスタンス』をご覧頂いた会場の皆さんにメッセージ
水樹:『ハンガー・ゲームFINAL:レジスタンス』では、本当のラストが待っています。小説は完結していますが映画ならではの解釈があると思うので、私自身も楽しみにしています。
神谷:ここまでお付き合いいただいた皆さんなら最後まで見届けてくれると思います。アフレコはまだですが、この作品の最後まで付き合っていく覚悟ですので皆様もよろしくお願い致します。
中村:前作の舞台挨拶には、フィニック役の前野さんがいましたが・・・(※フィニックは生きています)次回の舞台挨拶は、また人が一人減るのではとなんとなく感じています。神谷さんごめんね(笑)。そうなるかもしれませんし、またこのメンバーでお届け出来るかもしれません。その際にはまたよろしくお願いします!

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【ストーリー】
ハンガー・ゲーム記念大会の闘技場から救出されたカットニスが収容されたのは、昔起こった激しい反乱戦争の末、滅亡されたとされてきた第13地区の地下にある秘密軍事基地。そこではコイン首相率いる反乱軍が、自由で平等な新国家を建設するために打倒パネムの戦闘準備を進めていた。そこで、政府軍による空爆で壊滅状態となった故郷の惨状を知って胸を痛めたカットニスは、民衆の心をひとつにするための革命のシンボル=“マネシカケス”として、反乱軍を率い独裁国家に立ち向かう事を決意。しかし、政府の人質となってプロパガンダ番組に出演させられ、哀れにやつれはてたピータの姿を目の当たりにしたカットニスはショックを隠せない。やがて両陣営の緊張が高まるなか、反乱軍はピータ救出作戦を実行するが、その先にはカットニスを襲う更なる過酷な運命が待っていた…。

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【Staff】
監督:フランシス・ローレンス(「アイ・アム・レジェンド」「コンスタンティン」「ハンガー・ゲーム2」)
原作:スーザン・コリンズ著 「ハンガー・ゲーム3 マネシカケスの少女」 (KADOKAWA刊)
【Cast】
ジェニファー・ローレンス、ジョシュ・ハッチャーソン、リアム・ヘムズワース、ジュリアン・ムーア、サム・クラフリン、
フィリップ・シーモア・ホフマン、ドナルド・サザーランド
TM&(C)2015 LIONS GATE FILMS INC.ALL RIGHTS RESERVED.
配給:KADOKAWA
公式サイト:http://www.hungergames.jp/

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