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【GEMSTONE】第5弾企画 「ショートホラーフィルムチャレンジ」受賞作品が決定!!

東宝×ALPHABOATによる才能発掘プロジェクト「GEMSTONE」第5弾企画
応募総数145件!
「ショートホラーフィルムチャレンジ」
受賞作品が決定!!

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東宝株式会社とALPHABOAT合同会社による、クリエイター発掘プロジェクト『GEMSTONE』は、様々なクリエイター(アニメーター、イラストレーター、作曲家、シンガー、役者、タレント等)の原石(=GEMSTONE)を発掘し、東宝とALPHABOATがさらなる活躍の場を提供するプロジェクト。

第1弾企画は「ゴジラ」をテーマに全国から映像・イラスト作品を募集。第2弾企画では『With Japan!』をテーマにしたオリジナルキャラクター募集、第3弾企画では西尾維新の100冊目となる小説『ヴェールドマン仮説』のプロモーション映像募集、第4弾企画では『新宿』をテーマにしたショートアニメーション募集と、数々のオーディションを開催してきた。

今回、第5弾オーディションとして開催した「ショートホラーフィルムチャレンジ」では、ホラー×テクノロジー「ホラテク」で新しい恐怖体験を作りだす「株式会社闇」と提携し「ホラー」をテーマにした映像作品を募集、145件にのぼる応募を頂きました。最終審査会には、審査員としてYoutubeドラマを牽引する存在として活動を続ける劇団スカッシュ、株式会社闇のCCOを務める頓花聖太郎氏、東宝株式会社映画企画部長を務める山内章弘氏を迎え、この度5つの受賞作が決定した!

入賞特典は、賞金(総額50万円)ならびに、東宝株式会社、AlphaBoat合同会社との新規企画開発の権利となる。

最終審査の結果、グランプリ、準グランプリ
劇団スカッシュ賞、㈱闇賞、東宝賞、5作品が決定!

《グランプリ》賞金25万円

グランプリ

作品名:現実を受け入れるべく夢を見る 応募者名:下津優太
人間は自分が理解できないことがあると、 怖がったり、拒絶したり、攻撃したり、します。
祖母とオジさんは、 認知症かもしれない、障害者かもしれない、
何か問題を抱えているのかもしれない、 はたまた、宇宙人なのかもしれない。

【審査員講評】
劇団スカッシュ
「ヤバかった。計算された画角、ストーリー、テンポ。ホラーにユーモアを混ぜるセンス。言うことなしでした。怖かったし何より面白かったです。」

頓花聖太郎 氏
「ひと目で引き込まれるクオリティの作品でした。ホラーにありがちな暗い作品でなく、温度湿度を感じる世界観。この人の撮った長編ホラーがぜひ観たいと思い選ばせていただきました。」

山内章弘 氏
「見た瞬間、これが大賞だろうと思いました。絵、画角、役者の質、ストーリー性や新規性、ホラー・恐怖っていったいなんだろうと考えさせられる視点、音の使い方、全てにおいて質が高かったです。また、恐怖と笑いの境界線を提示している部分も非常に面白かったです。ホラーと一口にいってもいろいろな形がありますが、その広がりの可能性を示した部分も含め大賞に選びました。」

《準グランプリ》賞金10万円

準グランプリ

作品名:Z.N.   応募者名:上 航
配達ロボたちの日常がコンピュータウィルスによって突然様変わりしてしまった。
旧式配達ロボの主人公はゾンビ達から必死に逃れるのだが…

【審査員講評】
劇団スカッシュ
「見てすぐにCGレベルの高さに度肝を抜かれました。かわいいキャラクターに色使い。ストーリーも新鮮でした。子供から大人まで楽しめるエンターテイメントでした。」

頓花聖太郎 氏
「大作が来たなと思いました。一見ホラーではない絵なのですが、徐々に感染していく恐ろしい世界。あえてアンドロイドでゾンビを描くことで人間ドラマを排した、純粋なホラーの恐怖を描くことに成功していたように思います。」

山内章弘 氏
「『原石』というより『完成形』ともいえるクオリティの高さで、アニメ作品が少ない中で際立っていました。子供でも見られるような明るいルックにも関わらず、『しっかりとホラー』というところが良かったです。」

《劇団スカッシュ賞》賞金5万円

劇団スカッシュ賞_祖母の部屋

作品名:祖母の部屋  応募者名:OLD ROOTS
この話は実話に基づいて作られた。 毎晩見る悪夢に魘される女性。
それは決まって同じ夢だった。

【審査員講評】
劇団スカッシュ
「ホラー短編を出し続けているYouTuberがいるとは知らずにびっくりしました!!知らなくてごめんなさい!!チャンネル登録しました!!熱量感じました!いつかYouTubeドラマについて語りましょう!」

《㈱闇賞》賞金5万円

株闇賞_膨らみ

作品名:膨らみ 応募者名:三重野広帆
深夜。女性が帰宅するとベッドの上に人影が……。

【審査員講評】
頓花聖太郎 氏
「日本のデヴィッド・F・サンドバーグ監督といっても過言ではないアプローチ。淡々とした表現の中に恐怖を積み上げていく表現が素晴らしいです。ふとんの膨らみという誰もが見覚えのあるシーンに良くぞホラーの種を見出したなと嬉しくなりました。」

《東宝賞》賞金5万円

東宝賞_ハコキョーフショーノオトコ

作品名:ハコキョーフショーノオトコ -THE MAN SCARED OF BOX-
応募者名:シュトウケイゴ
一人の男がとある部屋に呼び出された。一通の着信、
電話の相手から指示される内容は男が一番恐怖を感じるある物の解錠だった。

【審査員講評】
山内章弘 氏
「作品の出来という意味ではグランプリ・準グランプリに軍配が上がるかもしれませんが、本作にはそれに勝る勢いがありました。これも笑いと恐怖のバランスが面白く、音の使い方が上手でした。また、キャスティングが素晴らしかったです。一本の映画というよりは、ちょっとゾワッとする体験をしたいという人に向けて、このような作品をたくさん集めてパッケージとして発信するという発想もあると思います。そういった作品を作る才能があると思ったので、是非お会いしたいと思いました。」

【審査全体の講評コメント】
劇団スカッシュ
「めちゃくちゃ面白かったです。『訪問者』や『怨ラIN』など入選した作品以外もアイディアに溢れる作品ばかりだったので、今後の作品も楽しみにしています!!」

頓花聖太郎 氏
「オンラインやコロナを扱った、今でしか撮れないホラー作品からJホラー、モンスター、ゴア、アニメやCG、特撮、ゾンビに、はてはサメ作品まで幅広いジャンルのホラーが集結したことに感動を覚えました。今回賞に選ばれなかった作品の中にも素晴らしい才能の原石は数多く見受けられました。この中に今後のホラー界を革新する人が確実にいる、そう思える審査でした。」

山内章弘 氏
「非常に楽しい審査会でした。応募数が多かったので審査前はクオリティにバラつきがあるのではと思っていましたが、作品もバラエティに富んでいて、粒ぞろいでした。また、審査員の皆様の出自もバラエティに富んでいたので、劇場用映画を作っている自分にはない視点を加えて頂き、有意義な審査会になったと思います。」

なお、入賞作品を含めた1次審査通過作品はすべてYouTube上で公開中。
《GEMSTONE公式YOUTUBEチャンネル》
https://www.youtube.com/channel/UCdsbM9RHk3U2a9yvonpayaw/featured

《GEMSTONE公式HP 第5回オーディション受賞者発表ページ》※審査会動画あり
https://stg.gemstoneaudition.com/5th-award/

■【GEMSTONE クリエイターズオーディション】実施概要
第5回テーマ:「ショートホラーフィルムチャレンジ」
・募集形式:10秒以上5分以内のホラー動画
・応募期間:2020年2月5日(水)17:00  ~  6月15日(月)23:59
・応募作品は、順次「GEMSTONE」公式YouTubeチャンネルで公開。
・賞金総額:50万円
・受賞者には東宝株式会社、ALPHABOAT合同会社、株式会社闇3社での新規企画開発検討

【審査員】
・劇団スカッシュ
大塚竜也、大塚祐也、中田大地、前川健二の4名からなる劇団。公演などの活動に加え、YouTubeにドラマ動画を公開し、卓越したストーリー性と制作クオリティの高さで人気を得る。「YouTube NextUp 2011」「YouTube Video Awards Japan 2011」特撮・実写部門大賞を受賞。代表作である「Stalking Vampire~隙間男~」シリーズは累計再生1億3千万回以上の大ヒットを記録。またYouTubeでドラマプロローグ作品を先行配信し、その本編を舞台公演へと繋げるという、ファンをネット~リアルを行き来させる斬新な手法を取り入れるなど、これまでの演劇業界の概念を覆し日本のYouTubeドラマを牽引する存在として活動を続けている。オフィシャルYouTubeチャンネルは現在合計70万人を超える登録者数を集めている。

・頓花聖太郎 氏
1981年兵庫県生まれ。グラフィックデザイナー、ウェブデザイナーを経て2015年、ホラー専門のエンターテイメント制作会社
「株式会社闇」を設立。ホラー × テクノロジー「ホラテク」をテーマに、ホラーイベントプロデュースやホラーVR制作などを行い新しい恐怖感動を作り出している。

・山内章弘 氏
東宝株式会社 映画企画部長 株式会社東宝映画 代表取締役社長
1969年東京生まれ。1992年東宝株式会社に入社。テレビ部に配属されドラマやバラエティ番組のプロデュースを手掛ける。現在は、プレイングマネージャーとして自ら映画のプロデュースをしつつ、自社映画の企画制作統括を担当。代表作、ドラマ「TRICK」シリーズ、「マイ・ボス マイ・ヒーロー」等。映画「シン・ゴジラ」、「アイアムアヒーロー」、「神様のカルテ」シリーズ、「チーム・バチスタ」シリーズ「検察側の罪人」「orange-オレンジ」等。エグゼクティブプロデューサーとしての最新作は、「蜜蜂と遠雷」と「屍人荘の殺人」、21年公開予定の「シン・ウルトラマン」等。

【GEMSTONE参画企業】
【東宝株式会社について】
映画製作・配給・興行、演劇製作・興行の事業を新宿東宝ビル・日比谷シャンテなどの 不動産事業が堅実に支え、アニメ製作やDVDソフトの制作・販売、シネマコンプレックス網の拡充にも力を注ぎ、幅広いお客様にエンタテインメントを提供しています。
コーポレートサイト:https://www.toho.co.jp/

【AlphaBoat 合同会社について】
デジタル・ネイティブ世代に向けた、コンテンツの自社制作によるスタジオ機能に 加え、クリエイターの発掘・育成・動画制作支援機能、ソーシャルメディアの運用や 動画チャンネルの運営機能、更には若年層マーケティング・ラボ機能など、クリエイティブ制作からブランド企業のプロモーション・マーケティングまでをワンストップで展開。デジタルメディア市場に新たな価値を提供します。