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【第30回東京国際映画祭】栗山航、「牙狼をずっとやり続けたい!」映画『牙狼<GARO>神ノ牙―KAMINOKIBA―』舞台挨拶

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第30回東京国際映画祭特別招待作品、映画『牙狼<GARO>神ノ牙―KAMINOKIBA―』が、10月30日、東京・六本木のEXシアターにて上映され、キャストの栗山航、池田純矢、青木玄徳、井上正大と、雨宮慶太総監督が舞台挨拶に登壇。黄金騎士ガロ翔も登場し、イベントを盛り上げた。

この世の闇に棲みつく魔獣ホラーと戦う、魔戒騎士たちの姿を描く牙狼<GARO>。本作は、「牙狼 GARO 闇を照らす者」「牙狼 GARO GOLD STORM 翔」に続く、道外流牙シリーズ最新作。流牙・猛竜・哀空の3騎士と復活を遂げた宿敵ジンガとの戦いと、それぞれの想いを過去最大スケールのアクションとともに描き出す人間ドラマだ。

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上映後、大きな拍手で迎えられた登壇者たち。初めて観客にお披露目となったこの日、雨宮監督は「まずはほっとしています。こういう場でみなさんに観ていただき感激しています。今日はイケメンを連れてきたのでみなさんに楽しんでいただければ」と喜びを表した。

タキシード姿で颯爽と登場した栗山は「僕の気持ちの強さが服装に出ています!」と感慨深げ。映画祭のオープニングでレッドカーペットデビューを果たし、「『牙狼』という作品で、国際映画祭のレッドカーペットを歩くことができて本当に幸せでした」と目を輝かせた。

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シリーズを通して道外流牙を演じてきた栗山の作品への思い入れは相当なもの。「現場で僕とまーくん(井上)と話しあい、それを監督が『いいんじゃない?』と採用してくださってシナリオもありました。これも、僕が『牙狼』で5年間やってきた歴史があったからできたこと。改めてこの作品に関わってこれて良かったです」としみじみ。

それを受けて井上も「わたわたわたわたわたるくん(栗山)とは、役作りの面でもお互いスッと入ることができました」とニッコリ。これを通訳が律儀に「わたわたわたわたわたるくん・・・」と通訳し、会場を沸かす場面も。「特に苦労はなかったですが、しいていえば、スカートのような衣装だったので、蹴りをする時に所作がちょっと大変でした」と、そのキックを披露すると。そのキレのあるポーズに会場から「お~!」と声が上がった。

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国際映画祭ということで、コメントを英語で話そうとするが上手くいかず、会場の笑いを誘う池田。「良き、おっぱい映画ができあがりました」と、自身のシーンに触れてPRすると、すかさず登壇者たちから「国際映画祭だぞ!」と喝を入れられる一幕も。それでも「4、5年経って同じ役を演れることは滅多にない。家族みたいな同じスタッフやキャストと作品を作れたことをうれしく思います」とニッコリ。

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哀空吏を演じた青木は「次の作品を撮ると聞いて、声がかかるかなと期待していたんですが、参加させてもらって夢が叶いました」と笑顔を見せ、「すごくハードな撮影でしたが、和気あいあいとした現場でした。スタッフ、役者陣がチーム一丸となってスムーズに撮影できました。危険なアクションもありましたが、頑張った甲斐あってこうやって上演できて良かったと思います」と撮影を振り返り、満足そうに微笑んだ。すると、雨宮監督が「今回一番衣装にお金がかかっているのが青木くんの役。制作費の3分の1くらい使っていたんじゃない?」と裏話を吐露。青木が身につけたメガネや矢じりが純銀製だった事を明かし、そのこだわりをみせると、青木も「足に装備した矢じりだけで30万円かかってるんじゃないかな」と苦笑いし、登壇者や観客を驚かせていた。

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最後に、雨宮監督は「これまでの(シリーズの)中で、一番平常心で撮影できた作品でした。それは本作に関わったキャスト陣、スタッフたちのいい関係性があったから。本当にいい仕事をさせてもらいました」と感謝の気持ちを伝える。
栗山は「流牙シリーズの集大成になりましたが、牙狼の物語は続きます。僕は牙狼であり続けます! 自分のプロフィールから『牙狼』を消すことはありません! 牙狼であることに誇りを持っています。ずっと『牙狼』をやりたいです! 」と声高らかに宣言。「でもいろんな作品にも出たいです(笑)」と素直な気持ちも伝え、終始和やかなイベントが終了した。

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『牙狼<GARO>神ノ牙-KAMINOKIBA-』
【ストーリー】
ガロの称号を持つ黄金騎士・道外流牙に、魔戒騎士の鎧が奪われる事件の事実究明の指令が下る。その事件に、かつての仲間だった蛇崩猛竜・楠神哀空吏が関与しているという。更に流牙たちの前に現れたのは、倒したはずの最凶ホラー・ジンガだった―――。流牙、猛竜、哀空吏、そしてジンガ。宿命の再会を果たす時、再び闇を照らせ、黄金騎士ガロ!

原作・監督・脚本:雨宮慶太
アクション監督:横山誠
出演:栗山航 池田純矢 青木玄徳 井上正大
南里美希、桑江咲菜、松野井雅、屋敷紘子、佐咲紗花、くっきー(野性爆弾) / 泉谷しげる、斉木しげる
オープニング主題曲:JAM Project「神ノ牙~The Fang of Apocalypse〜」
挿入歌:奥井雅美「十六夜の送り歌」
エンディング主題曲:佐咲紗花「十六夜の送り歌-ENDING SIDE-」
配給:東北新社 特別協力:サンセイアールアンドディ
制作:東北新社/オムニバスジャパン
製作:東北新社
©2017「神ノ牙」雨宮慶太/東北新社
公式サイト:http://garo-project.jp/KAMINOKIBA/

2018年1月6日より 東京・新宿バルト9ほか全国ロードショー!