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【第30回東京国際映画祭】松岡茉優、初主演映画のワールドプレミアに大感激で魅力大爆発! 映画『勝手にふるえてろ』舞台挨拶

原作:綿矢りさ(芥川賞作家)× 映画初主演:松岡茉優
”脳内片思い”と”リアル恋愛” 2人の彼氏(?)の間で揺れながら
傷だらけの現実を突き抜ける 暴走ラブコメディ!

タイトル

今最も旬な若手俳優 豪華堂々集合!!
松岡茉優、初主演映画のワールドプレミアに
大感激で魅力大爆発!
「女も男も誰もが共感できる作品」

東京国際映画祭 コンペティション部門
公式上映 舞台挨拶 

メイン

映画松岡茉優主演「勝手にふるえろ」が12月23日公開する。原作は、01年に「インストール」でデビュー、「蹴りたい背中」で第130回芥川賞を受賞した作家・綿矢りさによる同名小説。
十八番とも言える毒舌さえわたる切れ味のいいモノローグで女性のリアルな感情を描いている。主人公ヨシカには、映画、テレビに大活躍中の松岡茉優。映画初主演となる本作でコメディエンヌとしての才能を存分に見せつける。2人の彼氏には、黒猫チェルシーのボーカルであり、役者・映画監督としても独特の存在感を放つ渡辺大知と、DISH//でボーカル・ギターを務め、『君の膵臓をたべたい』、『恋と嘘』など話題作への出演が続く、人気急上昇中の若手俳優・北村匠海。”脳内片思い”と”リアル恋愛”の2人の彼氏、理想と現実、どっちも欲しいし、どっちも欲しくない・・・恋愛に臆病で、片思い経験しかないヨシカが、もがき、苦しみながら本当の自分を解き放つ!!ラブコメ史上最もキラキラしていない主人公の暴走する恋の行方を、最後まで応援したくなる痛快エンターテイメントがついに誕生!!
そしてこの度、本作が第30回東京国際映画祭のコンペティション部門作品として選出された。

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<レポート>
第30回東京国際映画祭のコンペティション部門に選出されている、松岡茉優主演の『勝手にふるえてろ』が10月30日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで上映され、満席の会場に、松岡茉優さん、渡辺大知さん(黒猫チェルシー)、石橋杏奈さん、北村匠海さん(DISH//)、大九明子監督が登場しました。

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本作で映画初主演を務めた松岡茉優さんは、「世界的な映画祭で多くの方にご覧いただけて嬉しいです。この映画は、色んな人の闘いを誉め称えられるような映画。皆さん、忘れられない想いがあったり、忘れられない人がいる人にとって、“お葬式”の場になる映画だと思います。今日この映画を観て忘れられない気持ちを葬っていただければと思います。」と自身の言葉で映画についての魅力を語りました。

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本作で主人公・ヨシカの同僚でヨシカに告白をする“ニ”を演じた渡辺大知さんは、「この映画は僕自身大好きで、本日初めて皆さんの前で上映できることを心から嬉しく思っています。この映画は、女の子の心の中の叫び・爆発がたくさん詰まっていて、主人公を演じた松岡さんの魅力が爆発しているので楽しみにしていただけたらと思います。主人公は女の子ですが、男の僕でもすごく共感できたので、男性の方にも響いてくれたら嬉しいです」と本作は誰しもが共感でき、身近に感じてもらえる作品であると語りました。

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主人公・ヨシカの同僚で親友のOLを演じた石橋杏奈さんは,「ひたすら茉優ちゃんが可愛くて、女性であれば誰しもが必ず共感できるポイントがあって、笑えるシーンもたくさんある作品。絶対に楽しんでもらえる」と、渡辺さんに続き、共感度MAXでさらに満足度も高い作品であると太鼓判。

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主人公が10年間想いを寄せる憧れの同級生“イチ”演じた北村匠海さんは、「女優の松岡茉優という素敵な人に飲み込まれてほしいなと思います」とメッセージ。自身の役柄については「“イチ”の普段言えない言葉や、“負”の感情を、僕は役として全面に押し出して演じました。残酷と言われる“イチ”への理解がすごくできたので、それを100%北村匠海として出し切った作品です。とても大好きな作品が世界へ羽ばたくことを一ファンとして願っています」と振返り、新たな北村さんが見れるとファンへの期待を高まらせてくれました。

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大九明子監督は「今日がワールドプレミアということで初めてのお披露目となります。『勝手にふるえてろ』というタイトル通り、ドキドキ・ワクワクする映画になっています。当初は主人公の“ヨシカ的な人”に向けて作ろうとした映画が、このような国際的な映画祭のコンペティション部門に選ばれて本当に光栄です」と東京国際映画祭を経て国境を越え多くの人に観てもらえることへ期待を寄せました。

本作は登場人物のそれぞれのキャラクターが見どころのひとつでもあります。
各キャラクターを演じる上で心掛けた点について、松岡さんは「原作のヨシカも好きだし、大九監督が紡いだ映画のヨシカも大好き。私たちの身近にいる“ヨシカ的な人”を救うためにはどうしようと色々と考えました。観た人からは笑ったとか、面白いと言ってもらいましたが、この映画で、報われてほしい人がたくさんいるなと思って演じました。ヨシカ独りのシーンもたくさんあるので、独りで感情を上げたり下げたりするのは楽しかったけど、独りという部分で舵を切るのが難しくも感じました。一生懸命ヨシカと闘いました。」と振り返りました。

渡辺さんは、「“ニ”という役はどこにでもいる普通の会社員の役ですが、マイペースで暑苦しい猪突猛進型の男。キャラだけを意識するのではなく、“ニ”が心の中で密かに思っていることなど、“ニ”の内側を演じるように心掛けました」と役と向きっていたことを披露。

北村さんは、「最初、監督に“イチ”は残酷なやつだと言われ、僕もそう思っていたのですが、その残酷さというのがイチの中で意図しているものではなくて、イチという人間が独り孤独に生きてきたが故に他人への興味が欠如していったのだと。撮影中も出演者に仲のよい人たちがいましたが、皆と距離をとりながらお芝居をしていました。「やめて」という声には出さない表情をいかにナチュラルに出せるかということを意識してお芝居しました」と“イチ”という役作りについて振り返りました。

最後に監督が「ヨシカ的な人に真っすぐ届けばいいや! という思いで、20代に閉じ込めてきたあらゆる罵詈雑言を盛り込んだシナリオを松岡茉優に託しました」と語り「私自身“私がヨシカだ”と、ヨシカのように突っ走って作った映画。皆さんには作品を観てもらって“私がヨシカだ!”と感じてもらえたらとても嬉しいです」と話すと、すかさず松岡さんが「私がヨシカですね!」と、登壇者での「ヨシカ」争奪戦が和気あいあいと繰り広げられました。

『勝手にふるえてろ』松岡茉優

映画『勝手にふるえてろ』
原作は、01年に「インストール」でデビュー、「蹴りたい背中」で第130回芥川賞を受賞した作家・綿矢りさによる妄想力爆発の恋愛小説。十八番とも言える毒舌さえわたる切れ味のいいモノローグで女性のリアルな感情を描いています。監督は『恋するマドリ』などで現代の女性を優しい視線で描いてきた大九明子。そして、主人公ヨシカには、映画、テレビに大活躍中の松岡茉優。映画初主演となる本作でコメディエンヌとしての才能を存分に見せつけます!2人の彼氏には、黒猫チェルシーのボーカルであり、役者・映画監督としても独特の存在感を放つ渡辺大知と、DISH//でボーカル・ギターを務め、『君の膵臓をたべたい』、『恋と嘘』など話題作への出演が続く、人気急上昇中の若手俳優・北村匠海。さらに、ヨシカを取り巻く共演者に、石橋杏奈、古舘寛治【※】、片桐はいりなど個性的なキャストの競演も見逃せない。
作品は松岡茉優演じる24歳まで片思いしか恋愛経験のないOL・ヨシカ(趣味は絶滅した動物をパソコンで調べること)が、突然交際を申し込んできた会社の同期「二」との“リアル恋愛”に乗り切れず、“脳内片思い”を10年間続けている中学時代の同級生・イチと再会するために同窓会を計画する・・・というあらすじ。2人の彼氏、理想と現実、どっちも欲しいし、どっちも欲しくない・・・というネジ曲がった乙女心を持った恋愛に臆病なヨシカが、もがき、苦しみながら本当の自分を解き放つ!!
ラブコメ史上最もキラキラしていない主人公の暴走する恋の行方を、最後まで応援したくなる痛快エンターテイメントだ!

【STORY】
“脳内片思い”の毎日に“リアル恋愛”が勃発!?
2人の彼氏(?)の間で揺れながら、傷だらけの現実を突き抜ける 暴走ラブコメディ!
24歳のOLヨシカは中学の同級生「イチ」(北村匠海)へ10年間片思い中!
そんなヨシカの前に、突然暑苦しい会社の同期「ニ」(渡辺大知)が現れ告白される。「人生初告られた!」とテンションがあがるも、ニとの関係にいまいち乗り切れないヨシカ。ある出来事をきっかけに「一目でいいから、今のイチに会って前のめりに死んでいこうと思ったんです」と思い立ち、同級生の名を騙り同窓会を計画。ついに再会の日が訪れるのだが…

原作:綿矢りさ著『勝手にふるえてろ』文春文庫刊
監督・脚本:大九明子
出演:松岡茉優 渡辺大知(黒猫チェルシー) 石橋杏奈 北村匠海(DISH//)
趣里 前野朋哉 池田鉄洋 稲川実代子 栁俊太郎 山野海
梶原ひかり 金井美樹 小林龍二(DISH//) 増田朋弥 後藤ユウミ 原扶貴子 仲田育史 松島庄汰 古舘寛治 片桐はいり
※正式には外字の舘(※舎官)となります。WEB上では、表現できない文字のため、「舘」を使用しています。
配給:ファントム・フィルム
公式サイト:http://furuetero-movie.com/
主題歌:黒猫チェルシー「ベイビーユー」(Sony Music Records)
©2017映画「勝手にふるえてろ」製作委員会

12/23(祝・土)新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋ほか全国公開