Open Close

「上流社会」ユ・チャンス役 パク・ヒョンシク インタビュー

「恋愛の発見」など数多くの恋愛ドラマに出演する若手人気俳優ソンジュンと、ドラマ出演のほか、ミュージカルでも活躍する演技ドル“ZE:A”のパク・ヒョンシクが競演し、上流階級を舞台に2組の格差カップルの恋模様を描いた、胸キュンラブロマンス「上流社会」のDVD-BOX1が好評リリース中、DVD-BOX2は7月6日(水)発売。

jyouryu-shakai1s

韓国屈指の財閥の末娘に生まれながら、家族の愛を知らずに育ったユナ(ユイ[AFTERSCHOOL] )。貧しい家庭に生まれ、強い野望を抱くジュンギ(ソンジュン)。財閥の息子で恋愛は遊びと考えているチャンス(パク・ヒョンシク[ZE:A])。屋根部屋に住みながら、幸せな生活を望むジイ(イム・ジヨン)。それぞれが抱える複雑な環境の中、タイプの違う2組の恋愛模様を甘く、ときに切なく描いた本作。ちょっとチャラくてワガママだけどなぜか憎めない御曹司チャンスを熱演したパク・ヒョンシクは、本作でSBS演技大賞 優秀演技賞、ニュースター賞を受賞した。

DVD-BOX2の発売を前に、本作でチャンスを演じたパク・ヒョンシクに撮影中のエピソードなどを聞いた。

hyonsik_1s

ーー今回演じた役柄について教えてください。
チャンスは一見、軽くて利己的な人間です。しかしそれはただ、彼が生まれた環境がそうさせただけであって、チャンス自身には全く悪気はありません。彼は自分自身に階級意識があることすら気づいておらず、良く言えばピュアなのですが、残念ながら他人の目にはそうは映らない、そんなキャラクターです。

ーー実際に演じてみていかがでしたか?
財閥の御曹司という役をどう演じるかが悩みどころでした。というのも時々、捉え方によっては悪い印象を与えるかもしれないセリフがあったんです。例えば「いくら親友でも立場はわきまえようぜ」というセリフ。僕はこの言葉に冷たさを感じたのですが、チャンスにとっては何の悪意もないんです。チャンスを演じるには、こうしたセリフが意味深なものに聞こえないようにさらりと言えなければなりませんでした。そういったチャンスの性格を踏まえた演じ方に悩みましたね。あと悩んだのは、母親との対話のシーンでしょうか。基本的にチャンスは他人への態度がとてもキツく、自分は何でも持っている、自分は誰にも負けないという気持ちから、自分の兄に対しても偉そうにしています。でも、母親の前では自分の弱さを見せます。実は母親といる時のチャンスが一番自然な姿なんです。僕自身の中にあるそうした部分を探しながら演じるようにしました。

ーーソンジュンさんとの共演はいかがでしたか?
ソンジュンさんはユーモアがあってノリもいいし、紳士的で茶目っ気がある人。だからソンジュンさんはきっと、今回の作品ではあふれ出る彼の持ち味を発揮できず、本当にもどかしい思いをしていると思います(笑)。あ!メイキングをご覧になったらいたずら好きで明るいのが分かると思いますよ。

ーー恋のお相手イ・ジイ役を演じたイム・ジヨンさんとは息の合った演技を見せてくれました。
ジヨンさんとは今回が初めてではなく、以前違う番組で共演したことがありました。既にその時に仲良くなっていたので、台本の読みあわせの時からぎこちなさもなく、撮影もスムーズに進んだんだと思います。何よりもジヨンさんは演技力があるので、常に僕の芝居に上手に合わせてくれるんです。おかげで本当に助かりました。そうした僕たちの仲の良さや自然な演技が、テレビを通して視聴者の皆さんにも伝わったのだと思います。

ーージイとの絡みで、着ているシャツが破れて肌が露わになるシーンはとても話題になりましたね。
車から降りた瞬間にシャツが激しく破れて…。いやー、あれほどまでに見事に破れるとは、本当に驚きましたね(笑)。あんな形で破れるとは思いもしませんでした。実は、あのシーン用のシャツは1枚しか用意されていなかったので、絶対にNGを出せない状況だったんです。ですので、ある意味とてもリアルな芝居ができたのではないかと。本当に恥ずかしかったのですが、派手に破れてくれたおかげで話題になったんだと思います。

ーーチャン・ユナ役のユイさんとの共演はいかがでしたか?
ユイさんとはドラマの中でも普段の生活でも仲が良いんです。ユイさんもとても芝居が上手いので、二人のセリフの掛け合いも気負うことなく演じることができたと思います。とてもありがたいですね。今回のドラマの中ではユナとの関係が一番気楽で演じやすかったです。ただ、チャンスがユナに水をかけるシーンは申し訳ない気持ちでいっぱいでした。ありがたいことにクールに対応してくれて、水をかけた後も「大丈夫」と何度も言ってくれたのですが、本当に申し訳なくて目を合わせられませんでした…。

ーーユナとジイだったら、どちらがタイプですか?
恋人役だからというところもあるかもしれませんが、ジイですね。性格に魅力があるのかな。男をうまく手玉にとって自由に操るような女性は、本当に魅力的だと思いますね。

ーー最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。
とても魅力的で愛らしくて男らしいチャンスを演じたパク・ヒョンシクです(笑)。今後もいい作品で皆さんにお目にかかれるよう、僕も日々精進したいと思います。「上流社会」、そしてユ・チャンスを応援してくださってありがとうございます。これからもこの「上流社会」を演じた4人の俳優を温かく見守ってくださいね。

「上流社会」DVD-BOX1は好評リリース中、DVD-BOX2は7月6日(水)発売。

hyonsik_2s

【STORY】
韓国有数の財閥テジンパシフィックグループの末娘ユナ(ユイ)は、自分を“財閥の娘”としてしか見てくれない世間と、経営をめぐる諍いが絶えない家族にうんざりし、独 立するための社会勉強として、デパートの食品コーナーでアルバイトとして働いていた。曲がったことが嫌いな性格で、客ともめ事を起こすこともしばしばだが、友人のジイ (イム・ジヨン)に助けられながら楽しく過ごしていた。そんなある日、ユナは親の用意した見合いの席でアルバイト先の本部長チャンス(パク・ヒョンシク)とお見合いをするこ とに。お見合いを破談にしたいユナは、用意された服を脱ぎ捨て、破れたGパンとTシャツで約束の席に行く。一方、ジイはバイト先の上司ジュンギ(ソンジュン)に片思い 中。勇気を出して告白しようとするが、ジュンギの友人でもあるチャンスにことある毎にちょっかいを出され、なかなか上手くいかない。そんな中、ユナは自分を“財閥の娘” と知らずに向き合ってくれるジュンギに次第に惹かれていく。

【CAST】
チャン・ユナ役:ユイ[AFTERSCHOOL] 「チョンウチ」「烏鵲橋[オジャッキョ]の兄弟たち」
チェ・ジュンギ役:ソンジュン 「ジキルとハイドに恋した私~ Hyde, Jekyll, Me~」「抱きしめたい~ロマンスが必要~」
ユ・チャンス役:パク・ヒョンシク[ZE:A] 「家族なのにどうして~ボクらの恋日記」「相続者たち」
イ・ジイ役:イム・ジヨン 『情愛中毒』『奸臣(原題)』

【STAFF】
演出:チェ・ヨンフン 「蒼のピアニスト」
脚本:ハ・ミョンヒ 「私たち結婚できるかな?」

DVD-BOX1 好評発売中   DVD-BOX2 7月6日(水)発売
各15,200円(税抜)
※Vol.1~Vol.5好評レンタル中
※Vol.6~Vol.11 7月6日(水)レンタル開始
発売元:「上流社会」製作委員会   販売元:TCエンタテインメント
©SBS
韓流FANFUNサイト で随時公開中!
作品詳細URL →http://c7fan.com/