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入山杏奈初主演 舞台「歌姫」ゲネプロ&合同取材【動画あり】

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宅間孝行が仕掛ける極上のエンターテインメントプロジェクト“タクフェス”第4弾作品「歌姫」が、大阪公演を皮切りに、名古屋、札幌にて上演し、ついに10月5日(水)より東京で上演となった。
初日開幕前にゲネプロ&合同取材が行われた。

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取材はゲネプロから始まった。
上演前から舞台の上では越村友一と北代高士の2人が舞台上で楽しいトークを開始。
聞けば開演30分前から日替わりでキャストが登壇し、抽選会などを行い、劇中でも写真撮影タイムがあると言う。
タクフェスは早めに来るのがお得らしい。

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そしてゲネプロ開始。
舞台は昭和のにおいぷんぷんとする映画館オリオン座。
記憶を無くした太郎(宅間孝行)は、岸田一家が営むオリオン座で住み込みで働いている。その看板娘が岸田鈴(入山杏奈)。
岸田一家と、向いのスナックのママ、ジュリー(樹里咲穂)、近くの宿の鯖子(安田カナ)、漁師ゲルマン(北代高士)という個性いっぱいのご近所さんが暮らす土佐清水の街に、お遍路途中でとおりかかる学生(黒羽麻璃央)やチンピラのクロワッサン(阿部力)が加わって…

宅間孝行、酒井美紀、かとうかずこ、樹里咲穂、阿部力という実力派俳優ががっちりと芝居をつくり、安田カナ、北代高士
滝川英治が、がっつり笑わせる。

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初舞台の入山杏奈も初舞台の新鮮さを保ちつつ、大阪から名古屋・札幌と公演を重ねてきただけに臆するところなく熱演。
2.5次元ミュージカルの印象のある黒羽麻璃央が、迷える青年から変身していく姿、阿部力の変身ぶりも見どころだ。
ゲネプロでは黒羽が、宅間からするどい突っ込みをアドリブ(にちがいない!)を重ねられて四苦八苦。
連日どんなアドリブが誰に向けられるのか、見逃せないところだ。

物語は太郎と鈴の恋物語を縦糸に、オリオン座を囲む人々の喜怒哀楽が描かれて、飽きる瞬間がない。
全編笑いが満載で、しかもラストにはきっちり泣かせてくれる。
さすが再演を重ね、TVドラマにもなった名作だ。

芝居の後にはダンスタイム! サービス満点だ。
その模様も是非、動画でどうぞ。

合同取材

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安田カナ 滝川英治 原史奈 黒羽麻璃央 阿部力 樹里咲穂 越村友一 北代高士
かとうかず子  藤木孝 入山杏奈 宅間孝行 酒井美紀 斉木しげる

はじまりに入山杏奈がこれまでの鈴役の女優陣に挑戦状を読み上げるという驚きの幕開けとなった。
宅間は入山について「マイナスからのスタートで、本人もものすごく努力した。声も出ない、動けないというところから、よくここまでになった」とお褒めのコメント。
かとうかずこも「歴代の家族より仲の良い家族をつくりたい」という入山のことばに啓発され、斉木からも「本当の娘だと思っている」と言われた入山。
終始笑顔で、舞台の楽しさを満喫しているような表情だった。

笑って泣ける感動の名作「歌姫」は、10月5日(水)から16日(日)まで、
サンシャイン劇場にて絶賛上演中。
公式HP http://takufes.jp/utahime/