ミュージカル『刀剣乱舞』～阿津賀志山異聞～製作発表！今秋新作公演もお披露目！

in Report(STAGE/MUSICAL), STAGE/MUSICAL · 2016/04/08

Tags: ミュージカル『刀剣乱舞』～阿津賀志山異聞～, 伊万里有, 佐伯大地, 佐藤流司, 北園涼, 大平峻也, 小越勇輝, 崎山つばさ, 有澤樟太郎, 茅野イサム, 髙橋健介, 鳥越裕貴, 黒羽麻璃央

2015年秋に、「トライアル公演」として開幕し、大盛況のうちに幕を閉じたミュージカル『刀剣乱舞』が、ついに5月27日よりミュージカル『刀剣乱舞』～阿津賀志山異聞～として幕を開ける。3月30日、都内にて製作発表会が行われ、キャストを務める黒羽麻璃央、北園涼、崎山つばさ、佐伯大地、大平峻也、佐藤流司と、演出の茅野イサム、原作プロデューサーの小坂宗氣が登壇。さらに、今秋には新作公演の上演が決定したも発表され、新たな5名の刀剣男士も登場した。

名立たる刀剣が戦士の姿となった“刀剣男士”を収集・育成・強化し、合戦場の敵を討伐して行く育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」（DMM ゲームズ/Nitroplus）を原案とした、ミュージカル『刀剣乱舞』。本公演は、1部は華麗でありながらも迫力の演技が光る刀剣男士たちが繰り広げるミュージカルを。2部はライブパフォーマンスを披露する2部構成。トライアル公演を経て新たな楽曲も追加した完全版として、さらにパワーアップした舞台となっている。

この日の会場は、本作の雰囲気にピッタリの目黒雅叙園。劇中の衣装をまとったキャストたちが登場すると、会場は『刀剣乱舞』の世界に。

まずは、「ミュージカル『刀剣乱舞』～阿津賀志山異聞～」のキャストから。
黒羽は「三日月宗近（みかづきむねちか）は、もっとも美しいと言われる刀なので、きれいに見せることはもちろんですが、所作や、衣装もすごくこだわっています。そういう面もお見せしていきたいと思います。自分のことを“ジジイ”と呼んでしまう“抜け感”もバランスよく出していきたい」と意気込んだ。

小狐丸（こぎつねまる）役の北園は「容姿の優雅さや姿勢に気をつけたいと思っています。野性味ある性格なので、容姿とのギャップを表現できたらいいですね」。石切丸（いしきりまる）役の崎山は「神事が得意な役です。でも、時には戦わなければならないので、長い太刀を使った殺陣が魅力だと思っています」。岩融（いわおとし）役を演じる佐伯は「期待の大型新人！として任務に参加します。彼の葛藤や悲しみを表現できれば」と会場を沸かし、今剣（いまのつるぎ）役の大平は「短刀は僕だけなので、誰よりも動き回ろうと思っています」。加州清光役を演じる佐藤は「繊細な魅力がいっぱいつまっています。三条派という時代背景の中、加州清光の苦悩を微笑ましく見ていただけたら嬉しいです」と、それぞれ役どころの魅力を伝え、意欲をみせた。

続けて登場したのは、今秋上演されることが発表された「ミュージカル『刀剣乱舞』新作公演（タイトル未定）」に出演の、大和守安定役の鳥越裕貴、和泉守兼定役の有澤樟太郎、堀川国広役の小越勇輝、蜂須賀虎徹役の髙橋健介、長曽祢虎徹役の伊万里有。加州清光役は引き続き佐藤流司が務める。

新作公演も2部構成で上演される予定だという。演出の茅野は、「『阿津賀志山異聞』とは違った世界観をお見せしたいと考えております」と明かし、新キャストの刀剣男士たちもやる気満々。トライアル公演を観て感激したという鳥越は、「僕の出番の時は、僕の色のペンライトで埋めてやりたいなと思います！」と力を込め、「まだこの衣装に慣れていませんが、秋までには自分のものにしたい」とコメント。伊万里は「僕は年長になるので、体力面が心配(笑)。ジムトレーニングをして、誰よりも涼しい姿をお見せしたい。みんなに負けないように頑張ります！」と目を輝かせていた。