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今年も予想の上を行く!『滝沢歌舞伎2017』開幕!!

2006年に『滝沢演舞城』として誕生以来、12年。
今年5月4日(木・祝)昼の部で上演回数通算600回を達成するという、日本を代表する和のスーパーエンタテイメントとなった滝沢秀明の『滝沢歌舞伎』が2017年の幕を開けた。
4月6日(木)の初日を前に5日(水)にゲネプロが公開され、その後に囲み取材が行われた。
昨年に続いて今年もV6の三宅健を迎え、今年はなんと滝沢と三宅が2人で女方に挑戦。さらにパワーアップした『滝沢歌舞伎』をアピールした。

【ゲネプロ】
滝沢は登場するとすぐに舞台上をフライング。ワクワクの気分を盛り上げたかと思うと、また今度は客席頭上を飛ぶ。舞台上はちょうど桜の満開となった東京に相応しい春爛漫のステージ。一挙に興奮が盛り上がる。
それからは息もつかせぬショーが展開。その豪華絢爛、スピード、サプライズに酔っていた時、劇場の空気が一変。それは6月17日から公開になる滝沢主演の映画『こどもつかい』のスペシャルステージ。また門外不出と言われる中国川劇の秘術「變臉」も披露された。
滝沢と三宅2人の女方披露の前には、恒例にもなった舞台上での公開化粧も2人一緒に行った。
後半第二部は『鼠小僧 夢小判~笑いあり、涙なし~』。劇場内には小判が降り注き、8トンもの水が使われる大仕掛けな立ち回りもあり。華やかさで楽しさあふれる、計3時間の夢舞台だった。

【囲み取材】
滝沢秀明と三宅健が登壇。「期待の上をいかなきゃとその上を詰め込みました」という滝沢。「続ける難しさ」を感じながらも、今年は修学旅行生がたくさん観に来てくれることを聞いて「歌舞伎や日本の伝統芸能の入口が、滝沢歌舞伎であって欲しい」と。
一方の三宅は「改めて大変だと思った」と開口一番。初挑戦の女方では「女方でメイクダウンしている時がある」と先生から指摘されたと言う三宅だが「女方の時は裏でもスタッフは女性として扱ってくれる」と嬉しそうだった。

公演は5月14日(日)まで新橋演舞場にて。チケットは全日即日完売している。