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尾上右近が翻訳現代劇に初挑戦!~スプーン一杯の水、それは一歩を踏み出すための人生のレシピ~

2012年ピューリッツァー賞戯曲部門賞受賞。7月日本初上演。
歌舞伎界の新鋭、尾上右近が翻訳現代劇に初挑戦!
PARCOプロデュース2018
ウォーター・バイ・ザ・スプーンフル
~スプーン一杯の水、それは一歩を踏み出すための人生のレシピ~

尾上右近_アー写

パルコプロデュース作品として、2012年にピューリッツァー賞戯曲部門賞を受賞した「WATER by the SPOONFUL」が、今年7月の東京を皮切りに各地方都市での日本初上演が決まった。

G2による翻訳・演出。さらに歌舞伎界の新鋭・尾上右近が、初の翻訳現代劇に挑戦!
パルコプロデュースで「ダブリンの鐘つきカビ人間」、「メルシー!おもてなし~志の輔らくごMIX~」などエンタテインメントの名作を手掛けてきたG2。この作品は、ピューリッツァー賞戯曲部門に注目していた彼が自ら、「この戯曲を演出したい!」と心から願った2012年の受賞作品で、翻訳と共に演出を担当する。

さらに出演には、昨年の「スーパー歌舞伎Ⅱ ワンピース」で市川猿之助が怪我で降板した後、全編の主演を務め注目された尾上右近が、自身初となる翻訳現代劇の舞台に挑戦。幼い頃に実母からネグレクトを受けて育ったトラウマを持ち、成長してイラン戦争参加した後に負った負傷が原因で、モルヒネ中毒になった過去を持つ青年・エリオットを演じる。

2008年トニー賞作品賞を受賞した「イン・ザ・ハイツ」の脚本を担当した
キアラ・アレグリア・ヒュディス女史による2012年ピューリッツァー賞戯曲部門賞受賞作
作家のキアラ・アレグリア・ヒュディス女史は、2008年にトニー賞で作品賞を含む4部門を受賞したミュージカル「イン・ザ・ハイツ」の脚本も担当した脚本家。本作では、なぜ人は薬物に救いを求めてしまったのか、彼らが求めていたものが本当は何なのか、そこから立ち直った後、人々がどうやって生きていくのか迷い悩む姿を描く。
コカインとインターネットという二つの媒介を通し、対比させることによって、人と人とが直に触れあう関係や結ばれた絆が、いかに人生にとって大切なものかをくっきりと浮かび上がらせる。
脇を固める実力派俳優陣も続々決定中、近日発表予定!

G2 コメント
清元宗家の生まれにして、歌舞伎役者との二足の草鞋を履き、そして今度はピューリッツァー受賞の現代劇に挑戦。このとてつもない意欲は素晴らしい。猿之助さんの代役を堂々と勤めていた姿も印象的。伸び盛りの二十代が挑む作品は、作者ヒュディス女史が35才の時に書いた文字通りみずみずしい戯曲。イラン戦争で負傷したと元兵士いう全く異文化の役や世界と、どう取り組むか楽しみです。今回もぐっと伸びて頂こうと思います。

尾上右近
ウォーター・バイ・ザ・スプーンフル。この作品が僕にとって初現代劇出演となったこと、とても光栄に思い、そして歓喜しています。初めての経験が重なりますが、演出家のG2さんを信じて、そして自分を信じて、ぶつかる壁をも打ち砕くつもりでぶつかっていきたいと思います!エリオットは僕と歳も近く、共感出来る部分も沢山あります。今の僕だからこそのエリオットを創り上げたいと思っています。皆様、是非劇場に足をお運びください!

■公演概要
タイトル :ウォーター・バイ・ザ・スプーンフル
~スプーン一杯の水、それは一歩を踏み出すための人生のレシピ~
作 :キアラ・アレグリア・ヒュディス
翻訳・演出 :G2
出演 :尾上右近 ほかキャスト近日発表
日程 :7月6日(金)~7月23日(月)
公演会場 :紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
ほか地方公演あり
公式サイト :http://www.parco-play.com
一般のお問い合わせ先 : パルコステージ 03-3477-5858(月~土 11:00~19:00 日・祝 11:00~15:00)