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髙木雄也がロックスター役! 舞台『ジン・ロック・ライム』取材会とゲネプロ 「(主人公に)共感は、正直ほとんどできてしまう」

2026年3月10日に、Hey! Say! JUMPの髙木雄也主演の舞台、PARCO PRODUCE 2026『ジン・ロック・ライム』が開幕。初日に先立ち、取材会とゲネプロが行われた。
東京公演は3月31日までPARCO劇場にて、その後、広島、愛知、大阪、福岡で上演される。

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演出 白井晃 黒羽麻璃央 髙木雄也 蓮佛美沙子 作 山本卓卓

原作は、封建的な社会規範に縛られた人妻ヘッダが破滅へと向かう姿を描いた、近代演劇の父と称されるヘンリック・イプセンの代表作の一つ『ヘッダ・ガブラー』(1890年発表)。
本作は現代日本の芸能界を舞台に、髙木雄也演じる人気ロックミュージシャンの男性「ジン」を主人公にした新作の会話劇。
脚本を手掛けるのは、2024年の『東京輪舞』でも髙木雄也とタッグを組んだ演劇集団「範宙遊泳」を率いる山本卓卓。演出の白井晃とは初の組み合わせとなる。

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冒頭では主人公のロックスター、ジンとしてステージに立つ髙木。ジンはそのライブで我を失いネットを騒がせてしまう。この主人公に「共感は正直ほとんどできてしまう」「ジンはロックスターで、僕は普段はアイドル。チャレンジする時の恐怖や、どう見られているか(への思い)は同じだと思いながら台本を読んでいました。これ(ジン)が僕の気持ちなんじゃないかと、お客様に思われてしまうのではないかという点はちょっと怖いですけど、ジンにはジンなりの誹謗中傷などの受け止め方があり、自分だったらこういう風になるだろうなと、(ジンとは)違うなと思ったので、観てくださる方に、そこは違うよと、先にお届けしたいです」と、ジンに共感する点はあっても、あくまで役柄であることを伝えた。

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黒羽はジンの元恋人で、今は人気アーティストとなったエート役。「僕が演じせていただくエイトという役も、台本読ませていただいたときに生々しいと感じる言葉があったり、この世界にいる身としては共感できる部分もたくさんあります。この業界に限らず、業種に関係なく、生きづらさにもいろいろあるので、文字と言葉がどんどん刺さってくるという印象がありました」

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蓮佛はジンの妻であり、ジンやエイトが所属する芸能事務所の社長・ショウコ役。「私は所属事務所の社長の役なので、、芸能人というよりも支える側、サポート側として、このジン君たちの世界を見たときに、自分が今までお世話になってきたスタッフさんたちはこういう感じになったことがあるのかなと考えたりはしました。自分も同じ芸能界に身を置くという視点で、自分事として考えた時に、やっぱりちょっとした誹謗中傷が、お褒の言葉よりも刺さってしまうことは、すごくわかるとも思います。そして、芸能界は多分すごくキラキラした場所に見られると思うんですけど、俯瞰で見た時に幸せそうに見える人が本当に幸せなのか。内実は全然違うことは普段からよく感じるので、そういう意味ですごく生々しく描かれている作品だと思います」

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髙木ついて黒羽は「ほんとうにかっこいい」、蓮佛は「ホントにピュア。自分に嘘をつかない人だと感じています。自分に正直で自分を大事ンできる人なのかなと感じるので、私はちょっとまぶしく感じます」と返答。

「芸能界に入ってよかったことは?」との質問に、髙木が「Hey! Say! JUMPのメンバーと同じ時代に同じ事務所に入って出会えてよかったなと。彼らがいないと今こうやっていない。この作品だってできてなかったかもしれないので、1番のよかったなですね」と言って「すっ~ごいいいこと言いました」と自分で褒めて笑いを誘った。

黒羽は「お芝居を通して、舞台上で自分の存在意味がちょっと確認できるというか、世の中に少なからず必要としてもらえてるなみたいに感じるのが舞台。舞台上でいる瞬間は、それが実感できる」と語った。

髙木は今後の舞台出演について、言葉を慎重に選びながら「今までが日常のリアルな感情を出す舞台をものすごくやってきた。今まではそういうものを見せていきたいと自分の中で決めていたので。コメディーとかちょっとぶっ飛んだみたいな作品をやってこなかったので、1回ここで区切って、一旦ここでそういう役をやめて、もっと幅を自分で広げていこうかなと」と自身の指針も明かした。

最後に髙木は「多分この客席に座ってる1人1人が違う受け止め方をすると思うんですよ。でもそれはその人たち自身の心なので、そういう受け取り方でいいと思うんですけど、それだけじゃなくて、こういう舞台を見て、こういう考え方をする人間がいるんだとか、そういうところを感じ取って帰ってもらえたら嬉しいなと思います。純粋に舞台は楽しんで見ていただけたらなと思います」と取材会を終えた。

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PARCO PRODUCE 2026 『ジン・ロック・ライム』
2026年3月10日(火)〜31日(火)東京都 PARCO劇場
2026年4月4日(土)・5日(日)広島県 JMSアステールプラザ 大ホール
2026年4月11日(土)・12日(日)愛知県 東海市芸術劇場 大ホール
2026年4月18日(土)・19日(日)大阪府 SkyシアターMBS
2026年4月25日(土)・26日(日)福岡県 J:COM北九州芸術劇場 大ホール
作 山本卓卓
演出 白井晃
音楽 曽我部恵一(サニーデイ・サービス)
出演 髙木雄也 黒羽麻璃央 /蓮佛美沙子/ 永田崇人 駒木根隆介 小日向星一 銀粉蝶
公式サイト https://stage.parco.jp/program/jinrocklime