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【第49回日本アカデミー賞】佐藤二朗、感涙!「日本映画を観てくれるすべての皆さん、愛してるぜ!良い夜だ、ありがとう!」「爆弾」最優秀助演男優賞初受賞!! ※ほか優秀助演男優賞のコメントもあり♪

【 第49回 ⽇本アカデミー賞 】

〈最優秀助演男優賞〉
佐藤二朗『爆弾』

佐藤二朗3

第49回日本アカデミー賞の授賞式が3月13日、東京・グランドプリンスホテル新高輪国際館パミールにて行われ、最優秀助演男優賞に『爆弾』の佐藤二朗が受賞した。佐藤は、最優秀助演男優賞の受賞は初となる。

佐藤二朗2

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◆佐藤二朗 受賞コメント
泣くな、これ……。もちろん『爆弾』チームのみんな、一人一人に感謝、この場を与えてくれて感謝ですが、正直、僕、最近日本映画をあんまり観ていなくて。その理由は僕が嫉妬を感じるからです。僕が悔しいと思うから。でも去年、初めてこの『日本アカデミー賞』に出席したら、綾野剛が、安藤サクラが、石原さとみが、満島ひかりが、山田裕貴が、みんな日本映画を応援しているなと思ったんです。役所広司さんは、新人賞を受賞した皆さんに「大丈夫、みんなあなたたちの味方です」って言ったんです。僕はその場にいるのも恥ずかしくなって、なんて(自分は)ケツの小さい男なんだろうと思って。
それから今日までの1年、本当に毎日のようにたくさんの日本映画を観ました。偉大な先輩の昭和の日本映画や、最近の日本映画、たくさん観ました。なんて戦う価値のある場所なんだろうって心から思いました。素晴らしい日本映画が山ほどあった。だから僕、今ここに立てて、嬉しい。『爆弾』チームのみんな、チームではないけれどもここにいらっしゃるすべての皆さん、日本映画に携わるすべての皆さん、日本映画を愛して、日本映画を観てくれるすべての皆さん、愛してるぜ!良い夜だ、ありがとう!

◆授賞式の様子

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◆他コメント等
◆優秀助演男優賞
・佐藤二朗『爆弾』
驚くことがたくさんあって、「スズキタグサク」には共通点が非常に多いんです。冴えない風貌の中年親父であること、小太りであること、メタボであること、そして中日ドラゴンズファン。さらに一番驚いたのが、物語の舞台が野方警察署なんですが、僕が東京で初めて住んだ街が野方なんですよ。すごく共通点が多くて、運命的なものを感じました。僕の前に、山田裕貴をはじめ、超一線級の俳優と共演して、夢のように楽しかったです。彼らの芝居を一番の特等席で見られるし、セッションできるというのが本当に楽しくて。
山田裕貴も「二朗さんの心の奥底を非常に興味深く見つめたいなと思っていました。人間としても俳優としても恐ろしい存在だなと思わされました」と称えた。

・松村北斗『ファーストキス 1ST KISS』
多重構造のようになる作品だったので、現場でみんなで確認し合うという作業がすごく新鮮でした。そのおかげで常に緊張感が保てました。29歳と45歳を演じ分けることに、松たか子からアドバイスも受け、松さんが『そんなに変わらないよ』と言ってくれたことで解き放たれて、追いつけた部分もたくさんありました。たくさんの方に支えられました。
松たか子も「松村くんが演じたことでリズムができました。一緒にできて良かったです」と感謝した。

・横浜流星『国宝』
まず歌舞伎役者として生きることが非常に難易度が高くて、どうしようかと。体に馴染ませるしかなくて、歌舞伎指導の谷口先生や鴈治郎さんに指導いただいて、歌舞伎とは、女形とはを追求し続けました。あとはスタッフの方々に支えられて、歌舞伎役者として生きることができたので。僕がやったことは、踊りを、あとは芝居を覚えることでした。
吉沢との共演に、10年ぶりの親友役。運命的なものを感じました。切磋琢磨しながら、言葉を交わさずとも理解し合えるような関係になれたのは非常に財産になりました。これからもお互い経験を重ねて、お芝居ができれば嬉しいなと思っています。

吉沢も「ずっと一緒にやっていて。やはり一つの役にそれだけの時間を使うというのは結構苦しくなる瞬間も多かったんですが、ずっと横で流星が、爪先から髪の毛一本まで歌舞伎役者になろうとしている気概みたいなものをずっと隣で見させてもらっていたので、そういうものに僕自身もものすごく刺激をもらったし、流星が隣にいたから僕自身もやれたなという思いです」と感慨。

・渡辺謙『国宝』
とにかく若い二人が、本当に心血を注いでやっているのを、稽古の時からずっと見させてもらいました。俳優が俳優を演じるのはすごく難しいと思うんですよ。しかも歌舞伎という非常に特殊な世界なので、とにかく身を浸してやっていた感じですね。非常に厳しく鍛えたのは子役の方なんです。だから子役の二人に「ごめんなさい」と言いたいと思います。

・田中泯『国宝』
巻き込まれました。僕は言ってみれば、自分勝手な踊りをずっと踊り続けてきたので、まさかまさかの伝統の表現の中に引きずり込まれるとは思っていませんでした。
吉沢くんと横浜くんの稽古を近くで見て、「やばい、間に合わないかもしれない!」と思いました(笑)。

★「第49回 日本アカデミー賞 授賞式」実施概要
実施日:2025年3月13日(金)
会場:グランドプリンスホテル新高輪 国際館パミール
司会:羽鳥慎一、河合優実
副賞協力:TASAKI
※高級宝飾ブランドTASAKIが、第48回の授賞式に副賞協力として参加。受賞者の栄誉を称え、最優秀ブロンズと共に受賞者に贈られる。

©日本アカデミー賞協会

公式サイト:https://japan-academy-prize.jp/