9~10月のシアタークリエでの公演を皮切りに上演されるミュージカル『民王』の製作発表が7月26日に都内で行われた。歌唱披露とトークの模様をダイジェスト動画でお届けする。

本作は、2010年に刊行された池井戸潤による長編小説を原作に誕生したミュージカル。ひょんなことから内閣総理大臣と大学生の息子の心と体が突然入れ替わり巻き起こる混乱を描いて人気を博し、2015年に初ドラマ化、2024年にはテレビドラマオリジナルストーリーとして「民王R」が放送され、好評を博している。
今回が全世代幅広く、圧倒的な支持を受ける「池井戸潤小説」の初の舞台化となる。
脚本を手がけるのは映画『シャイロックの子供たち』で第47回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞し、日本中に衝撃をあたえた“あの”ツバキミチオ。
楽曲はピアニスト/作曲家の角野隼斗が、本作で初のミュージカルへの楽曲提供を行っている。
楽曲は4曲
1曲目「民衆の愚痴」、2曲目「誠意を見せてみろ」、3曲目「今は何者でもないけれど」、4曲目「民王のテーマ」をメドレーで披露した。

演出・永井誠:今回ミュージカルで東宝演目、舞台化デビューでございます。池井戸先生も舞台化されるのが初めてということはデビュー。角野さんチームもミュージカルに楽曲を作るのも初めて。このデビューチームで全く新しいミュージカルを作っていきたいと思っております。

武藤泰山の息子・翔役 有澤樟太郎:もうすでに稽古始まってますけども、皆さん本当に目がキラキラしていて、僕自身も多分キラキラしてるんだろうなと思いながら、ほんとに楽しく稽古させていただいております。なので、これはもう期待値をガンガン上げていきたいと思います。これで面白くなかったら相当やばいぞと思ってます。それぐらい期待値を上げてやっていきたいと思います。
歌には結構難解な曲が多いんですけども、曲自体がすごくキャッチーで軽やかで。この新作ミュージカルにピッタリな新しい風を楽曲がすごく手助けしてると思ってます。今までにない曲調だけど、すごく耳馴染みもよくてキャッチーで、きっとお客さんも劇場出られた時には口ずさんでくれてるんじゃないかなと思ってます。

翔の父親・武藤泰山役 別所哲也: 息子・武藤翔がキラキラ系、私がギラギラ系で、皆さんに熱く熱く、政治の今と、それから息子になってしまった後のこの武藤泰山の変化、変貌から日本の政治がどう変わるのかをお届けできればなと思っております。

政治家志望の優等生・村野エリカ役 豊原江理佳: 私の役も、登場するキャラクターも、皆さんが本当に濃く、お芝居も歌も、どっちもすごくチャレンジングなことが多い作品ではと思って、今からとても楽しいです。自分がどこまでできるのか、どんどん稽古場で挑戦していけたらと思ってます。

翔の同級生で起業家・南真衣役 林瑠奈(乃木坂46): 新作ということもあっても、みんなで作っていくという意識がすごく強いチームだと感じていて「すごくあったかいな」と思ってます。そして、別所さんが総理を演じられて、どっしり構えてくださってるので、本当に総理に見えてくる瞬間がたくさんあって、安心感に引っ張ってもらいながら私も頑張れていると感じています。
役作りに関しては、真衣ちゃんは、大学生でありながら企業家という役どころで、私も昨年度までは実際に大学に通っていたので、その時の気持ちをちょっと思い出しながら「学生ってどうだったっけな」と考えながら演じています。

泰山の優秀な秘書・貝原茂平役 山崎大輝: 原作もドラマもすごく面白くて、一体ミュージカルになったどうなるのか、と皆さんも思っていただいてると思いますが、僕たちもそう思っています。いろいろチャレンジをして、おふたり(翔と泰山)に振り回されながら、時には僕も振り回していきたいと思っております。

公安の刑事・新田理役 上川一哉: 私は公安の刑事役なので、永井さんから「新田は舞台上では絶対に笑うな」と言われています。稽古場ではいっぱい笑わせてもらって、舞台上では一切笑わず、公安の任務に努めてまいりたいと思います。

泰山のライバルである政治家・蔵本志郎役 福田転球: 展開がすごい早いなと思って、スピード感があるなと本当に思いました。このスピード感が実際に舞台上でやると、あっと言う間に終わったとなるだろうと思います。読んでる段階でも、今、稽古してる段階でも、本当にあっという間に一幕が終わってしまうような気がしていています。

泰山の妻で翔の母・武藤綾役 一路真輝: 1番の衝撃は、別所さんからママと言われるお稽古場での瞬間。面白すぎるんですけれども、立場的には「何を言ってるの!」と怒らなきゃいけない、パワー全開で出てこなくちゃいけないのが若干大変です。長くこの世界にいますけれども、新作ミュージカルは、もしかしたら初めてかも。毎回できてくる曲を聞いて、皆様が歌ってらっしゃるのを聞いて、新しいものを作っていくワクワク感がとても久しぶりで、とっても毎日充実した日々を過ごしてます。

泰山が属する民政党の大物議員・城山和彦役 竹中直人:もう皆さんがエネルギーに道溢れていて、最高の若々しい俳優の方々ばかりの中で、迷惑かけないように一生懸命に頑張らなきゃと思っています。どんな歌を歌うのか、すごく難しいんですよ。音程がめちゃくちゃ取りづらいし、なんとなく不協和音が続いてるような、とんでもない歌なんですよ。本当に命がけで歌おうと思っています。
【池井戸潤コメント】
私にとって初の舞台、そして初のミュージカルとなりました『民王』。
角野隼斗さんら音楽界の俊英によって紡ぎ出された華やかな楽曲に彩られ、素晴らしい舞台になる予感しかありません。
先日は、キャスト、スタッフ、関係者が一同に会する「顔寄せ」というセレモニーにも参加させていただき、皆様の情熱、才能に感服いたしました。あらためて、この作品を取り上げていただいたことを嬉しく思います。
千穐楽(せんしゅうらく) までの長い日々、ひとつひとつの舞台が眩(まぶ) しく輝きますよう、脚本のツバキミチオ共々、祈念してやみません。
池井戸潤
【角野隼斗コメント】
『民王』の音楽を担当することが決まった時、正直、自分に何ができるだろうかと不安な気持ちもありました。ですが作曲を進めていくうちに、一筋縄ではいかないこの作品の、笑い、皮肉、感動、さまざまな表情が音楽の中で少しずつ立ち上がってきて、ワクワクは増していくばかりでした。
ひとつひとつの曲は、キャストの皆さんの声が乗って初めて命が吹き込まれるものです。きっと僕は、この初演を誰よりも楽しみにしている一人です。

ミュージカル『民王』
2026年9月6日(日)~10月6日(火) 東京・シアタークリエ
2026年10月11日(日)~13日(火) 大阪・梅田芸術劇場 シアタードラマシティ
2026年10月17日(土)~19日(月) 福岡・博多座
原作: 池井戸潤「民王」(文春文庫/角川文庫)
脚本: ツバキミチオ
音楽: 角野隼斗
演出: 永井誠
共同音楽 浪岡真太郎(Penthouse)
歌詞 大原拓真(Penthouse) 角野隼斗
共同脚本 笠浦静花
出演:
武藤 翔 有澤樟太郎
武藤泰山 別所哲也
村野エリカ 豊原江理佳
南 真衣 林瑠奈(乃木坂46)
貝原茂平 山崎大輝
新田 理 上川一哉
蔵本 志郎 福田転球
武藤綾 一路真輝
城山和彦 竹中直人
公式ホームページ :http://tohostage.com/tamiou/
主催: 東宝/テレビ朝日
製作: 東宝


















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