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劇団山田ジャパン最新作、原嘉孝主演舞台『ドラマプランニング』開幕! ゲネプロ&取材会

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2025年9月26日(金)より東京・本多劇場にて、劇団山田ジャパン最新作、原嘉孝主演による舞台『ドラマプランニング』が開幕した。初日に先立ち、会見とゲネプロが行われた。公演は、10月5日(日)まで本多劇場にて上演。上演時間は、1幕約2時間15分。

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 清水麻璃亜 松田大輔 山田能龍 原嘉孝 いとうあさこ 永山たかし

2008年に山田能龍、いとうあさこ、羽鳥由記らを筆頭に旗揚げされた劇団「山田ジャパン」。主宰の山田能龍は、現在放送中のTBS系金曜ドラマ『イグナイト-法の無法者-』など、これまで数々のドラマ脚本を手掛けてきた。そんな山田が最新作の舞台として選んだのが、ドラマの制作現場。ドラマ制作の裏側には、視聴者に知られていない人間ドラマがある。数々のドラマ制作に携わってきた山田だからこそ作れる、リアリティ溢れる生々しい物語を、舞台に乗せた。

【取材会】

主演を務めるのは、今年2月に話題となったオーディション企画「timelesz project」で晴れて新メンバー入りを果たし、今最も勢いのあるアーティストグループとして活躍するtimeleszの原 嘉孝。山田ジャパンには昨年の「愛称 別称」以来、2度目の出演。

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原嘉孝:去年の「愛称 別称」で山田ジャパンさんと初めてご一緒させていただいてから、山田さんが「来年のここ、スケジュール上げてくれ」と早々にお話をいただいてから1年半ぐらい経ちましたよね。僕としてもこのカンパニーとしてもすごく温めていたというか、ここに照準を合わせてきたので、やっとこの作品を皆さんにお届けできる日が来たなという、もう気合バチバチでございます。

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老若男女問わずお茶の間で人気の女性タレントいとうあさこ。山田ジャパン旗揚げからのメンバー。

いとうあさこ;始まるなというワクワクはもちろんありつつ、ヤマダジャパン的に申しますと、この隣の楽園というちっちゃい小屋から旗揚げをしてきたもので。いつか本多劇場でやりたいなと見上げてた劇場がここ(本多劇場)で、3年半前には実はやったんですけど、その時はコロナ禍で一席空けの客席だったので、初めて皆さんが揃といるこちらからの風景を見られるかと思うとほんとに痺れて、まだ何もやってないのに泣いてもいいぐらいちょっと興奮してます。なので頑張ります。

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昨年の「愛称 別称」、山田脚本の『イグナイト-法の無法者-』にも出演した松田大輔(東京ダイナマイト)。

松田大輔:僕も「愛称 別称」で一緒にやらせていただいて、私はもうtimelesz大好きでございました。決まった当日10時からね、Netflix生配信、僕は仕を事休みにしたんですよ。呼ばれないのかなと思ってと興奮しちゃって。その後、山田さんの脚本のtbsドラマ「イグナイト-法の無法者―」でご一緒にさせていただいて、その時はずっとtimeleszの話をさせていただきました。うちの妻が結構つぎ込んでますんで、その分を回収したいと思っています。初日に向けてはね、焼肉奢ってもらったので、そういうとこで帳尻を合わせようと思います。

(役作りのモデルは)ドラマの現場ではないんですけど、東京FMの大橋さんがモデルです。だから役作りはすごく簡単でした。そのままやってます。(笑)その感じのテンションで。多分(本人も)観に来るとは思うんですけども、「たぶん俺だな」とショックを受けて帰られると思います。(笑)

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本作では脚本家を演じる永山たかし。

永山たかし:人気脚本家ということで、毎日が第2校、第3校みたいな感じで繋がってきて、やっと今日完成校という形ですかね。皆さんにお届けできるの楽しみにしています。個人的には山田ジャパンさんは、ずっと見てきた劇団さんで、念願叶ってやっとこう出演できることになりましたので、その気持ちも乗せてやっていけたらなと思っております。

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山田ジャパン3度目の出演となる清水麻璃亜。

清水麻璃亜:すごくすごく緊張してるんですけど、ほんと大好きな山田ジャパンの皆様と、そしてほんとに尊敬できる、憧れるような俳優の皆様と一緒に本多劇場に立てるのがドキドキして仕方ないんですけど、1ヶ月皆さんと一緒に頑張ときたので、楽しんで舞台に立と作品をお届けできたらなと思います。

私はアシスタントプロデューサー(AP)役ですけど、ドラマの現場に行くと、役者さんと現場をつないでくださるのがAPさんだったりするので、身近には感じていたんですけど、やっぱり現場の中でのAPさんしか知らないので、その現場に入るまでのAPさんのお仕事などを今回すごく教えていただいたり考えたりして、大変なんだなと思ったので、この稽古期間中に撮影に行った時のAPさんへの接し方が私自身すごく変わりました。大変だな。お疲れさまです。その気持ちが100倍ぐらいになりました。

脚本・演出を手掛けた山田

山田能龍:(題材にドラマ制作を選んだ理由)僕が普段主なお仕事としてドラマの脚本だとか、配信ドラマとか映画とかの脚本を書かせてもらってるんですけども、ほんとになんかその間中ものすごくドラマチックなんです。大人がすごく泣いてたり、すごく怒ってたり、もうやりきれない気持ちがたくさんあったりっていう、そういうものを普段僕は仕事する中でこんなにいっぱいいろんな感情になるなと温めてたネタなんですね。で、この温めてたネタを、もう1回原くんとやれるぞということが早々に決まってたんで。そして僕らカンパニーとしての、この本多劇場という場所で初めてちゃんとやれるというとこで、この温めたカードを、然るべきメンツで、然るべき題材で今回勝負させてもらいたいなという気持ちでこの題材にしました。

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(原の魅力とは)シンプルに言うと、まず芝居がめちゃくちゃいいんですよね。他の人が出せない存在感というのを出してくれるし、あと、お芝居のセンターを背負といただくに値する、ちょっと気持ち悪いかしら(原:いやい、嬉しいです。なるべく褒めてください)(笑)本当にかっこいいやつなんですよ。もちろん服どうこうとかということもあるんだけど、本当に人間的な分厚さみたいのがやっぱ舞台に出ます。先ほどから申してる通り、僕は温めていた企画を温めてた場所で、そこを任せられる男だということが大きいと思います。
(出演依頼した時には、timeleszメンバーではなくて、オーディションに入る前でしたよね)そうなんですよ。すごくラッキーだなと。(爆笑)はい、まさかのです。嬉しかったです。
―timeleszの原として舞台に立つ。変わったところは?

原:舞台のお仕事を始めて7年とか経ったのかな。舞台で育ててもらったと思っているので、舞台の良さを僕がきっかけにもっと世の中に広まったらいいなという思いはずっとあったんです。今回timeleszに加入したことによって、その分母が少しでも増えたという事実はもちろんあるので、これを皮切りに「舞台の世界って面白いんだな」という人が少しでも増えたらいいなという思いはもっともっと増してきました。

やっぱり僕だけの人生じゃなく、メンバーとファンの方のも背負ってるので、ここでいかに面白い作品を客席に届けるか、皆さんに楽しんで劇場を後にしてもらうかということがいかに大事にっていくかというのはもう重々承知なので、それだけやっぱり気合も入りますし、頑張りたいです。

【ゲネプロ】

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原が演じるのは、ドラマのプログラム・青野。映画監督として嘱望されながらプロデューサーへ転身。今回が初のドラマプロデュース。

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いとうあさこはそのドラマの主演俳優の名物マネージャー。青野へ次々とリクエストを出す。

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青野を支えるアシスタントプロデューサー。多岐にわたる仕事を黙々と担う。

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脚本を担うメンバーと。順調に進んでいると思いきや…。

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原作・脚本・出演者、それぞれの主張をくみ取り、予算の範囲でまとめるのがプロデューサーなのだが…

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次々起こる難題に、どう対処していくのか?!

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ドラマの裏側の人間模様を描いていく。予想外の展開と笑いにあふれたノンストップのた2時間15分!

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VISUAL S (1)

山田ジャパン2025年9月公演 『ドラマプランニング』
2025年9月26日(金)〜10月5日(日)本多劇場
脚本・演出 山田能龍
出演 原 嘉孝  いとうあさこ
松田大輔(東京ダイナマイト) 永山たかし 清水麻璃亜
横内亜弓 羽鳥由記 二葉要 二葉勇 布施勇弥
長江愛実 佐藤宙輝 高島麻利央 金子美紗 ほか
企画・製作・主催 らでん

公式サイト  http://yamadajapan.com/stage/drama-planning/