本日5月7日(水)より明治座にて、文豪チャールズ・ディケンズ不朽の名作を原作にしたミュージカル『二都物語』が開幕する。初日に先立ち行われた、出演する井上芳雄・浦井健治・潤花が登壇しての囲み取材と、ゲネプロの模様を写真とダイジェスト動画でお届けする。
『二都物語』はフランス革命期の激動の中、イギリスとフランスの二国間で起こる美しく壮大なロマンス物語。2013年夏に、帝国劇場にて井上芳雄、浦井健治出演で日本初上演され、感動の涙を誘った作品が12年ぶりに再演となった。
実力ある俳優陣が勢揃い。見ごたえ聞きごたえ満載。さらに、新曲も加わり、ストーリーを知っていても、押し寄せる感動には抗えない!
井上芳雄が演じるのは、人生に希望を感じることができず、飲んだくれている弁護士シドニー・カートン(右)。
浦井健治が演じるのは、フランスの悪政、叔父の非道を許せず、イギリスに亡命してきた貴族チャールズ・ダーニー。物語上、ふたりは瓜二つという設定ではあるのですが、それは気にせずとも大丈夫です!(この点については、囲み取材でも触れています)
2人から想いを寄せられるルーシーを演じるのは、宝塚歌劇団宙組の元トップ娘役で、退団後初のミュージカル出演となる潤花。
美しく心優しいルーシーに恋し、自らの人生への心持ちの変化までも感じたカートンだったが
ダーニーとルーシーが結婚を誓ったことを知り、カートンは身を引く。
ダーニーとルーシー、そして二人を見守るカートン。幸せな暮らしが続くように思えたのだが…
フランス革命の嵐は、ダーニーを巻き込み、死の淵へと追い込んでいく。
カートンとダニーという、似ていて非なるふたりの運命と選択を、フランス革命という激動の歴史の中で鮮やかに描き上げる。
1幕90分、休憩30分、2幕75分。
登場人物には、悪い奴も、素敵な人もわんさか登場。個性的な人物が己なりに精一杯、生きている姿も見どころです。
CAST
シドニー・カートン:井上芳雄
チャールズ・ダーニー:浦井健治
ルーシー・マネット:潤 花
マダム・ドファルジュ:未来優希
サン・テヴレモンド侯爵:岡 幸二郎
バーサッド:福井貴一
ジェリー・クランチャー:宮川 浩
ドファルジュ:橋本さとし
ドクター・マネット:福井晶一
STAFF
脚本・作詞・作曲:ジル・サントリエロ
追加音楽:フランク・ワイルドホーン
原作:チャールズ・ディケンズ(『オリバー・ツイスト』『クリスマス・キャロル』)
翻訳・演出:鵜山 仁
東京公演 5月7日(水)~31日(土) 明治座
公式ホームページ:https://www.tohostage.com/ataleoftwocities/
大阪公演:6月7日(土)~12日(木)梅田芸術劇場メインホール
名古屋公演:6月21日(土)~29日(日)御園座
福岡公演:7月5日(土)~13日(日)博多座
製作:東宝
公式ホームページ:https://www.tohostage.com/ataleoftwocities/
囲み取材
ゲネプロ