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詩森ろばの『アンネの日』2024年1月に再演

チラシビジュアル表s1

serial number10『アンネの日』(作・演出 詩森ろば)の上演が、2024年1月に決定した。

今回の作品は、女性開発者たちが女性にとっての必須アイテムである生理用品の開発のために奮闘する物語。実際の開発現場等に取材しながら、初潮から始まり閉経まで、女性ならではの辛さ、喜びを、全員女性という出演者たちで描く。

初演時(2017年)に大変好評を得て、詩森ろばは芸術選奨文部科学大臣新人賞(2018年)を受賞した詩森ろばの代表作とも言われる作品を、さらにブラッシュアップしてお届けする。

詩森ろばよりのメッセージ
代表作は自分で決めるものではないと思うのですが、世間的にはよくそう言っていただきます。でも書いたときにはこの作品が自分の代表作になるなんて、まったく思っていませんでした。男性ばかりのアイスホッケーのお芝居をやってすぐにこの作品の稽古に入ることが決まっていて、なら女性ばかりがいいのではないか、と思って軽い気持ちで企画したのがはじまりです。開発者の話というのは決めていましたが、開発するものは、女性ならではないものにしようとまずは思い、次にどうして女性ならではではいけないのか、と考えました。そして、どうせならド真ん中直球でいってやれ、と生理用品の開発の話に決めたのです。そしてわたしは筆を執り、まずはこんなキャッチコピーを書きました。
「初潮から閉経まで 生理に泣いて 生理に笑う おんなのこころを せきららかつチャーミングに描きます」
そして出来上がった物語は、客席も混然一体となり、女性も男性も老いも若きも、まさに、生理に泣いて、生理に笑う物語となりました。再演を決めたのは、これは再演すべき作品だと背中を押してくれた俳優たちの言葉も大きかったですが、忘れられないあの客席にまた会いたいという思いも大きいです。初演のほうがよかったよ、と言われないよう懸命に創って参ります。ぜひ会いにいらしてください。

チラシビジュアル裏s1

serial number10『アンネの日』
【作・演出】詩森ろば
日程:2024年1月12日(金)~1月21日(日)
会場:ザ・スズナリ (東京都世田谷区北沢1-45-15)
出演(50音順)
伊藤弘子(流山児★事務所)
葛木英
真田玲臣
ザンヨウコ
橘未佐子
林田麻里
瑞生桜子
李 千鶴

チケット:全席指定・前売・当日共
一5,0000円/障害3,000円/U25 3,000円(一日10枚限定)
※障害者、U25は劇団のみの取扱い。当日受付にて障害チケットの方は障害者手帳を、U25の方は年齢を証明できる身分証をご提示ください。
一般発売開始 2023年11月12日(日)10:00
チケット取扱い(詳細後日)CoRichチケット チケットぴあ

公式HP https://serialnumber.jp/