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「シーモアの素質はお互いもともと持っている!?」“Wヒロキ”が挑むミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』合同取材会レポート

「リトルマーメイド」や「アラジン」の音楽を手掛けたことで知られるハワード・アシュマンとアラン・メンケン。そんな二人が1960年公開の同名映画をミュージカル化し、それ以降、日本のみならず世界中で愛されている『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』が、8年ぶりに日本で上演されることとなった。
主役のシーモアを、2.5次元舞台で人気を博し、それぞれ活躍の場を広げている、鈴木拡樹と三浦宏規の“Wヒロキ”が務める。
それを受け、2人が意気込みを語る合同取材会が、2019年11月27日に帝国ホテルにて行われた。

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鈴木拡樹      三浦宏規

初演以来日本で何度も公演が重ねられている今作。
長く愛されている魅力について聞かれると、

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鈴木拡樹は「タイトルに“ホラー”と付いているので、怖い作品なのかな、と最初は感じるのですが、うまく裏切られる。そういうところが魅力なのではないかなと思います。またシーモアの純粋な人柄に惹かれている人も多いんじゃないかなと思います」

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三浦宏規は、「普段なかなか一回見ただけでは曲を覚えられないんですが、耳に残る曲や、気づいたら口ずさんでいる曲がたくさんあって、楽曲が本当に素敵だなと思います。他にも登場人物それぞれの個性が強いので、それが何回見ても飽きない理由かな、と思いました」とそれぞれ答えた。

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また、今まで数々の2.5次元舞台に出演し、華やかな役どころを演じてきた二人。対して今回演じるシーモアは自分に自信がなくて冴えないメガネの青年。そんなシーモアという役について聞かれると、「僕は今までクール属性の役をやったことがないんです。シーモアのような役をやるのも珍しいですが、かっこよくきめなくてもいいので気は楽です」と鈴木拡樹、「普段はキメキメの俺様や、物忘れが激しくてほんわかした役をやっているので、頼りがいがなくて情けない青年というのは初めての役です。でも普段はキメキメではないので、どちらかといえばシーモアは僕自身に近いです。なので僕も鈴木さんと同じように常にかっこよくいなくてはいけない、というわけではないので気が楽です。新しい役どころなので、新しい自分を発見できるように頑張りたいと思います」と三浦宏規がそれぞれ役について語った。

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また、シーモアと自分自身の共通点について尋ねられた鈴木は「シーモアは周りに振り回されることが多くあると思うのですが、僕も人のいうことをすぐ受け入れてしまうタイプなので、オードーリーⅡのようなタイプにそそのかされたら、シーモアと同じ結末をたどってしまうのが容易に想像できます。シーモアの素質はお互い持っているかもしれません」と答え笑いを誘った。入場してきたときは緊張の面持ちだった二人も、質疑応答を繰り返すうちにリラックスした様子になり、笑顔も多くみられた。
過去に『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』でシーモアを演じていた人とも面識があるという鈴木と三浦。「出演することが発表された後に、(『映画 刀剣乱舞』で共演した)山本耕史さんに声をかけてもらえてとても嬉しかったです。この作品は、先輩にもやり切りました、と言えるような作品にしなければと思います」と鈴木裕樹が意気込んだ。三浦宏規は、山本耕史と同じく過去にシーモアを演じた相葉裕樹と面識があり、今回の出演にあたって様々なことを質問したという。二人とも笑顔で先輩俳優の話をする姿が印象的だった。

今日がほぼ初対面だという鈴木と三浦だが、“Wヒロキ”として稽古期間や本番を迎えてからもわからないことは聞き合って切磋琢磨していきたい、とすでに“Wヒロキ”が定着しているようだった。

最後に「まだ本番は少し先ですが、初めてシアタークリエに立てて、W主演でやらせてもらうということで、僕自身も覚悟を決めて挑まなければならないな、と思いますし、この素敵な作品に携われることが何より幸せなので、楽しんで素敵な作品を皆さんに届けられるように頑張っていきたいと思っております。よろしくお願いします」と三浦宏規、「とてもたくさんのファンがついている作品だと思っております。また、以前の作品を見ている方は、今からどういう作品になるのかなと思っている方も多いと思います。そういう方に興味を持っていただいて、見ていただいて、どう感じていただけるのか、というのを僕自身も興味深く思っております。また、僕自身がこの作品に出させていただくことで、ミュージカルに触れたことがない方や、敷居が高そうで踏み出せないという方に、僕と一緒に踏み出してみませんか、とご提案したいです。『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』は楽しい作品ですので、そういう気持ちを持って届けたいと思っています。劇場でお待ちしています」と鈴木拡樹がそれぞれ締めくくった。

ミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』は2020年3月13日より、日比谷シアタークリエで上演され、4月11日からは全国ツアーが行われる。

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ミュージカル『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』
脚本・歌詞:ハワード・アシュマン
音楽:アラン・メンケン
翻訳・訳詞・演出:上田一豪
キャスト
シーモア:鈴木拡樹 / 三浦宏規
オードリー:妃海風 / 井上小百合(乃木坂46)

ムシュニク:岸祐二
オリン:石井一孝
オードリーII(声):デーモン閣下

まりゑ、清水彩花、塚本直

【東京公演】2020年3月13日(金)~4月1日(水) シアタークリエ
【山形公演】2020年4月11日(土)~4月12日(日) 山形市民会館
【愛知公演】2020年4月14日(火)~4月16日(木) 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
【静岡公演】2020年4月18日(土) 清水市文化会館マリナート
【大阪公演】2020年4月20日(月)~4月27日(月) 新歌舞伎座

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