韓国ミュージカル「Summer Snow」東京公演が開幕！
2013年4月の初演から1年余り。5月24日、韓国ミュージカル「Summer Snow」が、日本での第5シーズン、80公演目となる舞台の幕を開けた。
初日の主演を飾るのは、昨年につづき2度目の出演となる超新星のソンモ。会見で「感動の時間をプレゼントします」との約束どおり、公演の終盤にはさざなみのように感動が客席を覆い、すすり泣く声が客席にあふれていた。
主人公ジンハは、聴覚に障害を持つ弟ジュン、家事を取り仕切る妹ウンハとの3人家族。一家の大黒柱として自転車修理店を営んでいる。ある日、偶然に出会ったソルヒに一目惚れ。次第に二人は互いに好意を抱くようになる。しかしソルヒは心臓の病を抱えていた…。
ジンハの切ない恋と家族愛を描く感動作、韓国ミュージカル「Summer Sunow」。
初日のキャストは、ジンハ役にソンモ。脇を固めるのは、ジュン役にキム・キボム、ソルヒを愛する主治医ユンジェ役にJewel、ウンハの恋人スヒョン役にフィ（WHEE)という本作初出演陣だ。
初日ならではの期待感が会場を覆う中、客電が落ち、大歓声の中、幕が開いた。
開幕直後からステージにはソンモ。弟妹の世話をやく、口うるさい兄貴としてのジンハを自然体で演じ、観客を作品の世界へと一瞬で引き込んだ。またソルヒに出会ってからは、ちょっと落ち着きのない仕草で恋する男の心持ちを絶妙に表現！俳優ソンモの新たな引出しを見せてもらった気がした。
もちろんファン期待のアドリブやミュージカルならではの自己アピールシーンは更にパワーアップ。歌もソロにデュエットと自在に聞かせ、観客とジンハが1つになって物語が進んでいく。
制服姿となったキム・キボムは、気弱なジュンに大変身。またイケメンドクターのユンジェ役は落ち着いた雰囲気のJewelにぴったりで物語に大きな説得力を与えていた。フィは少年から父親へと成長し姿を変えていく難しいスヒョン役を体当たりで演じている。
女優陣の歌声も伸びやかで素晴らしい。韓国ミュージカル人気の大きな理由のひとつが俳優陣の歌の上手さだと聞くが、まさにそのとおりだと改めて感じた。
映像の使い方や演出もさらに進化し、ラストシーンはますます涙腺を刺激する。客席のあちこちからすすり泣く声が聞こえ、これまでに「Summer Snow」を何度も見てきたAsatage記者も、また泣いてしまった。
終演後、鳴り止まない拍手とソンモコールに押されて、ソンモが再びステージに登場した。客席のファンの顔、ひとりひとりをのぞきこむように見ながら「こんなにたくさんの方が来てくれて、本当にうれしいです！」と感謝を伝えた。「今日はこれから2度目もあるから、僕はもう行くけど、明日もあるし、まだまだ公演はあるので、応援よろしくお願いします！」とキュートにお願いしつつ、最後は「アバヨ！」とかっこよくステージ脇へと消えて行ったソンモだった。
公演タイトル： 韓国ミュージカル「Summer Snow」
公演日時： 2014年5月24日（土）～29日（木） 全11回（予定）
会場： ゆうぽうとホール（東京都品川区西五反田8-4-13 ）
会場 HP：＜ http://www.u-port.jp/hall/ ＞
出演者： ソンモ（超新星）/ジヒョク（超新星）/Jewel /ソンフン/チョウン/アレン・キボム/フィ（WHEE)/他
料金： 全席指定13,000円（税込）
チケット発売情報：チケットぴあ 他プレイガイドにて好評発売中
< http://pia.jp/t/summersnow/ > Ｐコード:436-984
主催・企画・制作： EUNHASU Entertainment
協力： ㈱GMP
オフィシャルHP： http://www.summer-snow.jp
お問い合わせ： サマースノー日本事務局：03-3449-5335 (平日11:00～17:00)
