津田健次郎、写真集『ささやき』発売記念会見で「すげー恥ずかしい」と大照れ！ささやきボイスのリクエストにもしっかり対応！「一緒に空気を共有しよ」

in RELEASE INFO · 2023/10/14

声優・俳優ほか幅広く活躍する津田健次郎が、10月14日、東京・代官山蔦屋書店にて写真集『ささやき』の発売記念会見に登壇し、写真集の魅力を語った。

自身9年ぶりとなる写真集が発売されたことに、津田は「写真集を久しぶりに出すことになりまして。それが無事に発売されて、感無量でございます。本当に嬉しいです」と、挨拶し「緊張しています。恥ずかしいです」とはにかんだ笑顔を見せた。

写真集は9年ぶりの発売となるが、今回のオファーを受け、「正直、びっくりしました。もう（写真集は）ないと思っていました。お話をいただいたて、このタイミングでいただけますか？と最初は凄くびっくりして戸惑いました。それでも熱烈オファーをいただきましたので、じゃあ、やっていきますか、となって。写真集を作って出すのであれば、是非いいものを作っていきたいなと思いました」と振り返る。

本写真集は津田のやわらかな表情や無邪気な笑顔、そして色香漂う姿のカットが満載なだけでなく、表現者としての顔も感じられるオール撮りおろし、144ページという大ボリュームの豪華写真集となっている。津田自身の思いや意見も詰め込まれている1冊だが、「作りこんだ写真集というよりは、どちらかというとゆる～い、日常的で力の抜けた、観ていただける皆さんと距離感が近いものがいいなと思って。一緒に時間を共有しているような感じで」とコンセプトを吐露。出来上がった写真集は「そこはぶれずにできたと思います」と胸を張る。

MCから「大人だからこそのゆとり、抜け感、色香漂う･･･」と説明されると、多くの取材陣を前にして「なんかこれ、すげー恥ずかしい･･･と思って戸惑っています(笑)」と大照れ。

特に、“ふわ～とした空気感”を大事にしたと話す津田。その中で、衣装や場所にはこだわりも。約16着の衣装を披露しているが、特にお気に入りの衣装は「ちょっと尖った感じのブルーのパンツ」や「古書店で本を見ている茶色のシャツ」を挙げ、「あと、冬っぽいコートを着て、緑の草の上を歩いている写真は、ちょっと旅行に来ているような雰囲気で良かったなと思っています」と微笑み、「今まで着たことのない服もあって、こんなのが似合うんだと、新しい発見もありましたね」と満足気。

また、一緒に旅をしているかのような葉山と京都のロケも遂行されており、「ノーストレスで楽しく撮影できました。遊びに行ったような感覚です」と話し、「特に京都では、観光地を外して撮影したので、個人ではなかなか行かなかったであろうという場所もあって、ガイドブック的にもいいかも」とお勧め。「あぶり餅が美味しいんですよ！こんなに美味しい？っていうくらい(笑)」と楽しそうに話す津田。「自分でも焼いてみたんですけど、なかなか上手くいきませんね(笑)」と無邪気な笑顔を浮かべ、充実した時間を過ごした様子。

ロケにはマイカメラも持参したそうで、「ライカのM３のフィルムカメラです。撮影の合間に風景をパシャパシャと撮りました」と明かす。写真を撮ることが趣味だというが、「もともと趣味が全然なくて･･･、趣味を仕事にしちゃったタイプなので。あるタイミングで写真撮るのは好きだなと。ストリートスナップを取るのが好きなので、どこかに行くより街中を撮るのが好きです」と話す。なお、こちらの写真は12月10日発売の豪華版に掲載されるとのことなので、お楽しみに！

また、『ささやき』というタイトルをつけた理由を問われると、「声優として活動してきたこともあり、あとは“ささやく”という距離感ですね。ささやきが聞こえるくらいの距離感や体温、空気みたいなものが写真集の乗っかればいいなと思って」と答える。すると記者から「ファンに向けてささやきでコメントをお願いします」とリクエストが。

悩みながら「写真集、どうだった？」とささやくも、「あ、もう一度やらせてください」と自らNGを出し、「一緒に空気、共有しよ」と再度ささやき、取材陣からも拍手があがった。記者からの無茶ぶりにも真摯に応える津田だったが、「もう変な汗いっぱいかいてます(笑)」。カメラのポーズでもハートサインを求められると「もう、50歳過ぎてますよ･･･（苦笑）」ととタジタジになっていた。

さらに、「声優仲間に見せたか？」という問いも。津田は「まだ見せていないです」としながら、「男性連中と仲がいいので見せてみます。『こんなの出してみたんだけど』と見せてみます。『へぇ～』って言われると思いますが（笑）。あまり興味を持ってもらえない気がするな。興味を持ってもらえたら嬉しいですけど」と笑っていた。