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直木賞作家・山田詠美が描いた衝撃の復讐劇をドラマ化! 「連続ドラマW 賢者の愛」映像化決定!!

初恋の人を奪った親友の息子を、20年かけ調教する女。 その復讐の行く末は…。驚愕の結末が待っている。

kenjya

株式会社WOWOWは、直木賞受賞作家・山田詠美の 著作「賢者の愛」を初めて映像化する。1985年「ベッドタイムアイズ」で文藝賞を受賞し、衝撃的な作家デビューを飾った恋愛小説の名手、山田詠美。1987年には 「ソウル・ミュージックラバーズ・オンリー」で直木賞を受賞するなど数々の賞に輝いている。 そんな山田が、谷崎潤一郎の「痴人の愛」をモチーフに、主人公の女性が、初恋の人と親友の間に生まれた息子を、20年の歳 月をかけて“自分好みの男”に調教していく話題作、「賢者の愛」を初めて映像化する。 初恋の人を一瞬で奪い去った親友とその周りの人々への“復讐”が生きる糧となってしまった悲しき主人公の、背筋の凍るような心理戦を軸に、20年にわたる“愛”と“憎”を鮮烈に描いていく今作。この夏、むせ返るほど濃厚な人間ドラマに、豪華キャス ト陣を迎えてお届けします。

【STORY】
東京近郊の高級住宅街にたたずむ古い洋館で、13歳の高中真由子は編集者の父、母、そして真由子が恋心を抱く、離れに住む作家志望の青年・澤村諒一と幸せに暮らしていた。ある日、隣の豪邸に真由子と同じ年頃の朝倉百合が家族で越してくる。 すぐに仲良くなった真由子と百合だが、控えめな真由子は自由奔放で真由子のものをすべて欲しがる百合に振り回されるように。やがて社会人となったある冬、百合が突然、諒一の子どもができたと告白し、百合と諒一は結婚。百合の出産に立ち会った真由子は、息子に名前を付けてほしいと百合にせがまれ、ある想いから 「直巳(ナオミ)」と名付ける。それから20年。今や文芸誌の編集者となった真由子は、百合や諒一に内緒で直巳と逢瀬を重ねていた。直巳は真由子に依存し彼女を求め続けてしまう。それこそが、真由子の20年に及ぶ”復讐”だった―。

<放送情報>
■番組名:WOWOW「連続ドラマW 賢者の愛」(全4話)
■放送日:2016年8月20日予定
■スタッフ
原作:山田詠美「賢者の愛」(中央公論新社刊)