『ある閉ざされた雪の山荘で』＜事件が始まる＞ビギニングイベントが10月19日に都内にて行われ、主演の重岡大毅(WEST．)、間宮祥太朗、中条あやみが登壇した。なお、イベント映像は池袋の街頭ビジョンに中継された。
著作の国内累計発行部数が1億部を突破した東野圭吾の長編小説『ある閉ざされた雪の山荘で』を実写映画化。本作は、登場人物が全員役者であり、彼らが挑む新作舞台の主役の座をかけて闘う姿を描き出す。オーディションの最終選考が、“大雪で外部との接触が断たれた山荘”という架空の密室空間で行われる設定で、トリックや人物描写の複雑さから不可能と長年思われており、東野自身も「（実写映像化を）想像もしていなかった」と語っていたが、試写での鑑賞後、「それは全く杞憂でした」と言い切り、映画の完成度の高さを絶賛。原作者も「見事」と唸るサスペンス・エンターテインメントが誕生した。
主人公・久我和幸を演じるのは重岡大毅。数多くの映画やドラマに出演し、確かな演技力を発揮。映画単独初主演となる本作では、オーディションに参加する俳優の 7 人の中で唯一、異なる劇団から参加した“部外者”である久我を熱演。原作からはキャラクター性が異なる主人公を、“重岡ならでは”の表現に落とし込み、見事に演じ切った。さらに、共演には、中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、間宮祥太朗ら同世代の今をときめく人気俳優たちが大集結。そして、2012 年の監督・脚本作『荒川アンダーザブリッジ』で注目を集めて以降、『ステップ』(20)、『ヒノマルソウル～舞台裏の英雄たち～』(21)など様々なジャンルの話題作を手掛けてきた飯塚健がメガホンをとり、密室内で仕掛けられた複雑なトリック、疑心暗鬼に陥っていく登場人物たちの心情、後半にかけて怒涛の展開を見せる本作を高いクオリティで描き切った。
今回のイベントについて、以前よりすこしずつ匂わせをしていたものの、当日直前に正式に告知され、多くの人が街頭ビジョンの前に集まった。
重岡が「集まった皆さーん！ありがとうございまーす！」と声をかけると大きな拍手とともに大きく手を振るファンたちが映し出される。公開を3か月後に控え、「もうワクワクしていて、もう、はよ観てほしくて仕方がないです。1月12の公開まで盛り上げていきたいです」と意気揚々。笑顔を見せたと思えば変顔をしたり、ビジョンのファンを前に大はしゃぎ！
間宮は「この（イベント）の前からシゲが『このあと楽しみやな～』とずっと言ってて(笑)」と重岡の興奮を明かす。
中条は「原作者の東野さんと私の誕生日が2月4日で同じなんです。そこまで何回も観てほしいです」と呼びかける。
本作の見どころを聞かれた重岡は「同世代の役者が８人集まって、役者を演じるというユニークさがあり、本当に個性豊かなキャラクターがたくさん出てきて、山荘で起きているのは演技なのか、本当の連続殺人なのか･･･2重3重のトリックが散りばめられていて、衝撃のラストが待っています。全員役者、全員容疑者です」と力を込めてアピール。
間宮は、撮影を振りながら「最初から最後まで苦労の連続でした。ベールに包まれた作品なので、普通だったら台本通りに演じるところを、1枚かませてサスペンスとして演じる部分、役の設定が役者なので、役者としてもう1枚かませて演じるみたいな。どこでミスリードするのかなど、監督と話しあいながら作っていきました」と役作りをしていった様子を述懐した。
中条は完成作品を観て、「やっぱり面白いなと思いました。もしかしたら1回だけじゃわからない方もいるかもしれないので、何回も観ていろいろ回収していく楽しみ方もあると思います。新年早々スカッとしていただきたいです」と語ると、すかさず重岡が「こういうのは人が人を呼ぶから～！」とビジョンに向かって大きな声で呼びかける。
また、この日はこの場で本作の予告映像が限定公開され、3人も初めて（本予告を）観ることに。画面を食い入るように観ていた重岡は「面白かったです！」とニコニコ。「これも伏線？というのもありましたね」と言うと、間宮も「みんなで井戸を覗き込んでいるところとか、誰かに襲われていたりね。もうすでに考察ができるんじゃないかっていうくらい」と、驚きを隠せない。
中条は「キャラクターもそれぞれ凄く濃くて。色とりどりな感じが出ていてよかったなと。あと、WEST．さんの主題歌「FICTION」も凄くこの映画に合っていて素敵でした！」と絶賛。重岡も映像を見ながらに流れる曲を口ずさむ場面も。重岡も「歌詞もよく聞いていただいて、映画を観る前から高めていただければ。この映画にピッタリな曲なので」とPR。
ここで、重岡から「このロング予告は明日朝7時にWEBでも公開されることが発表され、合わせて僕たちからのある招待状もご用意しました」と発表が。「朝7時で早いんですが、“目指せトレンド入り！”で。面白そうだと思った方はぜひバンバンポストしていただいたら嬉しいです」と呼びかけていた。
映画『ある閉ざされた雪の山荘で』
＜物語＞
劇団に所属する役者 7 人に届いた、４日間の合宿で行われる最終オーディションへの招待状。
新作舞台の主演を争う最終選考で彼らが“演じる”シナリオは、【大雪で閉ざされた山荘】という架空のシチュエーションで起こる連続殺人事件。
出口のない密室で一人、また一人と消えていくメンバーたち。
果たしてこれは、フィクションか？ それとも本当の連続殺人か？彼らを待ち受ける衝撃の結末とは―
重岡大毅
中条あやみ 岡山天音 西野七瀬
堀田真由 戸塚純貴 森川葵
間宮祥太朗
原作：東野圭吾「ある閉ざされた雪の山荘で」（講談社文庫）
監督：飯塚健
脚本：加藤良太 飯塚健
音楽：海田庄吾
製作幹事・配給：ハピネットファントム・スタジオ
制作プロダクション：ファインエンターテイメント
©2024 映画『ある閉ざされた雪の山荘で』製作委員会 ©東野圭吾／講談社
公式サイト：https://happinet-phantom.com/tozayuki/
X／Instagram／TikTok ＠tozayuki_movie
＃ある閉ざされた雪の山荘で ＃閉ざ雪 ＃事件が始まる
2024年1月12日（金） TOHO シネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
