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佐藤大樹、橋本環奈のビンタに「こんなにやるとは聞いてなかった!」とクレームも完成度に満足!? 映画『小説の神様』公開直前舞台挨拶

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映画『小説の神様 君としか描(えが)けない物語』の公開直前舞台挨拶が、9月28日、東京・ユナイテッドシネマ・豊洲にて行われ、W主演の佐藤大樹と橋本環奈をはじめ、共演の佐藤流司、杏花、莉子、坂口涼太郎、片岡愛之助、久保茂昭監督が登壇した。

「このミステリーがすごい!2020年版」「2020本格ミステリー・ベスト10」「2019ベストブック」「2019 SRミステリーの会ベスト10」「第20回本格ミステリー大賞」の5冠を受賞、さらに「2020本屋大賞」「第41回吉川英治文学新人賞」へもノミネートされた人気作家・相沢沙呼による感動小説「小説の神様」を、「HiGH&LOW」シリーズやこれまで500本以上のMVを手掛けてきた久保茂昭監督の手で実写映画化。

本作は、ナイーブで売れない小説家・千谷一也(佐藤大樹)と、秘密を抱えたドSな小説家・小余綾詩凪(橋本環奈)の何もかもが真逆の2人が、”一緒に大ベストセラーを生み出す”という共作ミッションを課せられ、時に激しく反発し合いながらも“2人”で物語を作り始める、青春ストーリーだ。

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当初、5月に公開を予定していた本作だが、コロナ禍の影響で10月に延期となった。10月2日に公開を迎え、佐藤(大樹)は、「やっと公開が決まったときは、まず監督に『おめでとうございます!』と伝えました。スタッフ、キャストともに僕もなみなみならぬ気持ちで挑んだ作品なので、(公開を迎え)本当に嬉しかったです」と感慨深げ。

久保監督も「昔から知っている大樹に演じてもらいと思っていた。口説いて2年くらいたって制作となり、環奈ちゃんというステキなヒロインも迎えることができました」と、本作への想いと公開を喜んだ。

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橋本も「作品によってはDVDになったり、おうちで観るような状況になったものもある中、映画館で観たいと思っていただける作品なので、公開が決まって本当に嬉しかったです」と笑顔を見せた。

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今回、初共演となる佐藤大樹と橋本環奈。お互いの印象について、佐藤は「環奈ちゃんは、他の作品でツンツンしていたり怒鳴ったりしていたので、どんな方なんだろうと思っていたら、台本の読み合わせの時に、コンビニ袋1枚で来てサラッと帰って行って。こういう飾らない人柄が、国民の皆さんに愛されるんだなと思いました」と称える。

一方の橋本は、佐藤大樹について「EXILEなどのパフォーマンスを見て凄いなと思う反面、撮影現場では年齢関係なく誰とでも仲良くなっていました。コミュニケーション能力の高い人だと思いました」と吐露。

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そんな二人が劇中で所属する文芸部の4人、佐藤大樹、橋本、佐藤流司、杏花は撮影初日からご飯を一緒に食べに出かけるほど仲が良かったそう。部長役の佐藤流司は、そのチームワークに「部長として鼻が高いです」とニッコリ。「役作り云々というより、現場づくりが大切だと思って。部室で作りだす仲の良さだからね」と続ける。すると、佐藤大樹が「実は初日に、流司くんが4人のグループLINEを作ってくれたんです。それですぐに仲良くなったので、翌日監督が『何かあったの?』って驚いていました」と明かす場面も。

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また、一也の父親役を演じた片岡は「今日はオネエではなく、ちゃんと大樹くんの父親役です」と挨拶し、会場を沸かす。そんな片岡について佐藤大樹は「今日はオネエじゃなくて良かったです(笑)。いろんな番組に出ていらっしゃいますが、表情だけで演じられる方はなかなかいらっしゃらない。本当に素晴らしい俳優さん」と語り、尊敬の眼差しを送る。

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また、佐藤から久保監督に「以前、他の作品でも岩田剛典さんからビンタされるシーンがあって、それを前もって聞いてなかったことがあったんですが、今回も環奈ちゃんからあんなに殴られるとは聞いていなかったんです!」とクレームを。それでも橋本は「全然大丈夫だから・・・と言われたので思いっきりやらせていただきました」と、ニンマリ。結果、とてもいいシーンが撮れたそうで、佐藤も監督も大満足だったそうだ。

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終盤では、佐藤大樹と橋本環奈にお互いを「〇〇の神様とすると?」というお題が出され、フリップに書いて回答。佐藤は橋本を「コミュ力の神様」とし、橋本は佐藤を「令和のマルチ」と回答。橋本は「大樹くんは『オレは令和の〇〇だ』っといつも言っていたんですよ(笑)」と暴露。佐藤は「なんか、”令和”って言葉の響きが好きだったんですよ」と苦笑いしていた。

小説の神様画像

映画『小説の神様 君としか描けない物語』
【ストーリー】
中学生で作家デビューしたが、作品はSNSで酷評され、自分を見失った売れない高校生小説家・千谷一也。一方、同じクラスの人気者でドSな性格の上、ヒット作を連発する高校生小説家・小余綾詩凪。底辺作家と人気作家、性格もクラスでの立ち位置も、すべてが真逆の2人に、編集者から下されたミッション――それは、2人で協力し、大ベストセラーを生み出すことだった!
ダメな男子とキラキラ女子、一見正反対な2人が、反発しながらも足りないものを補い合い、物語を一緒に作るうちに、一也は、詩凪の誰にも言えない大きな秘密を知ってしまう――。友情を超えて近付く2人の距離。悩み傷つきながらも、好きなことをあきらめずに挑戦し続けた先で、2人が生み出す<物語>の行方は――?ラスト、胸があつくなる。共感と感動No.1のファンタスティック青春ストーリー!

出演:佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS) 橋本環奈 佐藤流司 杏花 莉子 坂口涼太郎
山本未來 片岡愛之助 和久井映見
原作:相沢沙呼『小説の神様』(講談社タイガ刊)
主題歌:『Call Me Sick』 伶(Sony Music Labels Inc.)
監督:久保茂昭
脚本:鎌田哲生
配給:HIGH BROW CINEMA
クレジット:©2020映画「小説の神様」製作委員会
公式ツイッター: @shoukami_movie
公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/shokami-movie/

10月2日公開!