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窪田正孝&本田翼、放射線技師の卵たちを応援!「まずは自分の健康を大切に」 窪田の独特なセリフ覚えも披露!『劇場版 ラジエーションハウス』公開直前イベント

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『劇場版 ラジエーションハウス』公開直前「「放射線技師の卵限定試写会」が、4月19日、東京・恵比寿のThe Garden Roomにて行われ、主演の窪田正孝と共演の本田翼、本作の医療監修を務めた五月女康作氏がイベントに登壇した。

集英社「グランドジャンプ」にて連載中の人気原作を2019年4月期、2021年10月期にフジテレビ月曜日夜9時枠でドラマ化。本作は診療放射線技師と放射線科医という「1枚の写真から見えない病を見つけ出すエキスパート」たちが下りますヒューマンドラマで、裏方の活躍に焦点をあてた新たな医療エンタテイメントとなっている。
主人公の天才放射線技師・五十嵐唯織(いがらし・いおり)役を窪田正孝、医師の甘春杏(あまかす・あん)役を本田翼、五十嵐と同僚の放射線技師・広瀬裕乃(ひろせ・ひろの)を広瀬アリスをはじめ、山口紗弥加、遠藤憲一、浜野謙太、矢野聖人、八嶋智人ほか、鈴木伸之、和久井映見とお馴染みの面々が再登場。監督は鈴木雅之監督が務める。

この日は、今、診療放射線技師を目指して勉強している約100名の学生を招待し、ティーチインイベントを開催した。

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学生たちを前に窪田は「本物ですものね。ぼくらはニセモノですからね・・・」と恐縮しきり。それでも、当初から放射線技師の話を世に広めたいと思っていたという五月女先生は、漫画からドラマ化、そして映画化へと進んだ本シリーズに「夢のようなステップで、今でも泣きそうです」と感慨深げ。

窪田が「長セリフが多くて、専門用語も多いのでそれを馴染ませるのが大変。それに、レントゲンを見るのが、まあ分からなくて・・・(笑)」と苦労を語ると、本田も「この病名ってなんですか?というところから入りましたから。(レントゲンを見ても)いまだに脳腫瘍が分からないです」と苦笑い。

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コロナ禍の撮影で苦労もあったようだが、「放射線技師という立場は、制作の現場でも通じるものがありました。暑い日に重いお茶のセットを必死に運んでいるスタッフの方もいて、日の当たらない地味な作業を一生懸命やっている。色々な方にこの作品を観て“勇気をもらいました”という声を聞いてやってよかったと思いましたね」としみじみ語る窪田。

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本田も「本来、本当は(放射線の)お医者さんと患者さんが接することはないので、“ありがとう”という声を直接聞くことはないんですよね」とその立場について言及。五月女先生は「それでも、皆さんよく調べてくださって、理解してくださった」とスタッフ、キャストらに感謝の気持ちを口にする。

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ここで、窪田たちが直接学生たちの悩みや質問に答えることに。「壁にぶつかった時にどう対処されていますか?」という質問に、「究極な質問ですね・・・」と戸惑いつつも、窪田は「開き直ることかな」と回答。「僕も自分が一生懸命やっているときに、周りから冷たい目で見られたときがあったけれど、誰にどう思われようと自分がやりたければやればいいと思う。周りの人は関係ない。結果はどうなっても自分と向き合ったことには違いはない」と力強く語る。本田は「無理に(壁を)超えようとしなくてもいいかも。気が付くと壁が低くなっていたり超えていることもある。見方を変えることもいいかもしれません」と。五月女先生は「高すぎるハードルは超える必要はない。それはくぐってしまえばいい。先に行くことが大事」と伝えた。

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また、技師や医師としての技術的な作業で好きなものは?と問われると、窪田は「MRI」と答え、「広瀬アリスさん演じる裕乃にMRIのことについて説明するシーンで、長セリフを一晩で覚えさせられたんです。でもできなくて」と苦い思い出を語りつつ、とても印象に残っていると話す。本田は「私はIVRしかやってないから(笑)。とても勉強になりましたし、何回もやったので印象に残っています」と述べていた。

「難しいセリフをどのように覚えているのですか?」と聞かれると、窪田は「僕は台本を写真のようにして覚えます。目で覚えるんです」と独特な方法を明かすと、本田は「私はひたすら読んで書いて、理解して覚える原始的な方法ですね」と笑った。

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最後に窪田は「皆さんがこれからたくさんの方を助けていくと思いますが、まずはご自身の健康を考えて、食べる物、睡眠、心を緩ませられるポイントを作ってほしい。それを何よりも大切にしてほしいです」と未来の放射線技師の健康を気遣い、エールを送りイベントを終了した。

『劇場版ラジエーションハウス』新ポスタービジュアル(WEB用)

<ストーリー>
72時間―。それは、人の生死を分ける時間。

甘春総合病院の放射線技師・五十嵐唯織(窪田正孝)は落ち込んでいた。大好きな甘春杏(本田翼)が、放射線科医としての腕を磨くため、ワシントン医大へ留学することが決まったからだ。

「72時間を切ってしまいました」

お別れまでのカウントダウンを胸に刻む唯織のことを、ラジエーションハウスのメンバーは元気付けようとするが、唯織への秘めた想いを抱える広瀬裕乃(広瀬アリス)だけは、自らの進むべき道について悩んでいた。

そんな中、杏の父親・正一が危篤との連絡が入る。無医島だった離島に渡り小さな診療所で島民を診てきた正一だが、杏が父のもとに着いてほどなく「病気ではなく、人を見る医者になりなさい」との言葉を残し息を引き取る。

生前、父が気に掛けていた患者のことが気になり、島に一日残ることにする杏。

そこに大型台風、土砂崩れ、そして未知の感染症が襲いかかる。
遠く離れた地で杏が孤軍奮闘していることを知った唯織は、大切な仲間を守るため、苦しむ島民を救うため、ある決心をする。

8人の技師たちが選んだ未来とは。
「別れ」の時刻が近づいている―

『劇場版ラジエーションハウス』
原作:「ラジエーションハウス」(原作:横幕智裕 漫画:モリタイシ グランドジャンプ/集英社)
キャスト: 窪田正孝 本田翼 広瀬アリス 浜野謙太 丸山智己 矢野聖人
鈴木伸之 佐戸井けん太 浅見姫香  山口紗弥加 遠藤憲一
山崎育三郎・若月佑美 渋谷謙人・原日出子・高橋克実・キムラ緑子
八嶋智人・髙嶋政宏 浅野和之・和久井映見
原作:『ラジエーションハウス』(原作:横幕智裕 漫画:モリタイシ/集英社)
脚本:大北はるか(ドラマ『ナイト・ドクター』『好きな人がいること』)
音楽:服部隆之
監督:鈴木雅之(『マスカレード・ナイト』『HERO』シリーズ)
主題歌:MAN WITH A MISSION『More Than Words』(ソニー・ミュージックレコーズ)
配給: 東宝
映画のマルシー:©2022横幕智裕・モリタイシ/集英社・映画「ラジエーションハウス」製作委員会

公式HP:https://radiationhouse-movie.jp/
公式Twitter:radiation2_2021
公式インスタグラム:radiha_radiha

4月29日(金・祝)全国東宝系にて公開