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窪田正孝、原作者・石田スイからのイラストプレゼントに大感激! 映画『東京喰種』ジャパンプレミア

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映画『東京喰種 トーキョーグール』のジャパンプレミアが、7月10日、東京・丸の内ピカデリーにて行われ、主演の窪田正孝をはじめ、共演の蒼井優、鈴木伸之(劇団EXILE)、桜田ひより、大泉洋、小笠原海(超特急)、白石隼也、相田翔子、柳俊太郎、前野朋哉と、萩原健太郎監督が登壇した。

累計発行部数2200万部を誇る石田スイの人気コミックを実写映画化した本作は、人を喰らう怪人“喰種(グール)”がはびこる東京を舞台に、半喰種になってしまったごく普通の大学生・カネキが人間と喰種の狭間でもがき苦しみながら戦いに挑んでいく姿を描くダークファンタジー。主人公カネキを窪田正孝が演じる。

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舞台挨拶の前に行なわれたレッドカーペットイベントでは、観客の大歓声に迎えられ、キャストたちが全員黒色の衣装でエスカレーターに乗って登場。最後に窪田正孝と蒼井優の姿が洗われるとより大きな歓声が会場に響きわたった。
窪田は「いよいよ『東京喰種』が日本で上映となります。すごくメッセージ性がある作品。自分で生きているつもりでも、実は人に生かされていたり、周りの人への感謝などのメッセージが込められています。エンターテインメントとしても楽しめるし、ヒューマンドラマでもあると思います」と力強く作品をアピールした。

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劇場に場を移しての舞台挨拶でも、観客の興奮は変わらない。ジャパンプレミアの前に、アメリカ・ロサンゼルスにて開催されたワールドプレミアに出席した窪田は「LAの熱が凄かったです。その熱が日本にも届けばいいなと思います」とニッコリ。「カネキが40人くらいいました」と、LAでもコスプレをした熱いファンが多く集まり、会場の盛り上がりぶりに驚いた様子。

また、自身が演じた主人公・カネキの魅力について「彼は、読書が好きで冴えない男の子。でも、真っ白で何もなく染まっていないところ。だから何者にもなれるんです」と語った。

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カネキが半喰種のきっかけになる、喰種・リゼ役を演じた蒼井は「(リゼは)漆黒のように黒いです」とキャラクターを説明し、「カネキくんがすぐ私の罠に喰い付いてくれるので、演じてて楽しかったですね(笑)」と窪田を見ながらいたずらな笑顔を見せる。CCG捜査官の亜門鋼太朗役の鈴木は、役作りのため、体作りにも苦労したよう。「亜門はマンガの中で腹筋が180個ぐらいに割れているんですよ・・・。頑張っても8つにしか割れなくて、どうしようと思っていました」と苦笑い。

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カネキの親友・ヒデ役の小笠原は、「カネキとヒデは小学校からの幼馴染。何があってもカネキの味方でいたいという気持ちや、人間と喰種の間で心を迷わせるカネキの、人間としての精神的な支えになりたいという気持ちで演じました」とコメント。
カネキたちの先輩である西尾錦役の白石は、「錦はカネキを一番最初に本気にさせる相手。前半の盛り上がりを頑張らなければと思いました」と目を輝かせる。

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喰種と敵対する捜査官・真戸呉緒役の大泉は、白髪ロン毛スタイルでこの役に臨んだのだが、「今までやってきた役は、お調子者でいい加減で働かなくて髪がチリチリでした。今回はちょっと悪い役だったので楽しみだった。それに、『捜査官』という響きにグッときて(笑)。すぐに『やる!』と引き受けました」と明かした。
しかし、実際マンガのビジュアルを見て「まぁ、“まどくれ”の見てくれが酷い! 相当ですよ。石田先生も、もう少し実写化することをイメージして描いてもらわないと」と嘆き節。「あれをやります!という人はなかなかいませんよ」と力説。
ビジュアル公開時に「真戸のまんまだ!」という声があがったことについても触れ、「ピッタリじゃない。あの顔には寄せようがない!」と不満げな大泉。それでも「ハマっていると言われるのは嬉しい」と嬉しそうに笑っていた。

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イベント終盤には、原作者の石田が、窪田をモデルに描き下ろしたカネキのイラストを窪田にサプライズプレゼントする場面も。窪田自身の興奮はもちろんのこと、イラストを見たキャスト陣は「すげーっ!」と声を上げて驚き、羨ましそう。「僕はホクロが多いんですけど、ホクロも同じ位置に描いてくれて・・・。本当に心からお礼を言わせていただきたいです」と感激しきり。司会者から、「今後石田先生が他のキャストの方たちのイラストも描いてくださるそうです」と伝えると、キャスト陣はもちろん、会場からも大歓声が上がった。

『東京喰種 トーキョーグール』
■ストーリー
人の姿をしながらも人を喰らう怪人【喰種(グール)】。水とコーヒー以外で摂取できるのは「人体」のみという正体不明の怪物たちが、人間と同じように暮らしている街、東京。ごく普通のさえない大学生の金木研(カネキ)は、ある日、事故に遭い重傷を負ってしまう。病院に運び込まれたカネキは、事故の時一緒にいた喰種の女性・リゼの臓器を移植されたことで、半喰種となってしまう。自分が喰種化したことで苦悩するカネキは、以前から通い詰めていた喫茶店あんていくで働き始め、そこでアルバイトをしている女子高生・霧嶋董香(トーカ)と出会う。あんていくは喰種が集まる店で、トーカもまた喰種なのだった。トーカはぶっきらぼうな態度を取りつつもカネキを助ける存在となっていく。喰種たちのことを深く知ることで、カネキは大切な仲間や友人とどう向き合うか葛藤する。そんな中、喰種を駆逐しようとする人間側の捜査官・CCGとの熾烈な戦いに巻き込まれていくのだった…。

原作:石田スイ 「東京喰種 トーキョーグール」 集英社「週刊ヤングジャンプ」連載
出演:窪田正孝 清水富美加 鈴木伸之 蒼井優 大泉洋
監督:萩原健太郎
脚本:楠野一郎
配給:松竹
公式サイト:http://tokyoghoul.jp
公式twitter:https://twitter.com/tkg_movie
©表記:©2017「東京喰種」製作委員会

7月29日(土)全国公開