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★スーパー≪アラフォー女子≫アイドル・グループ=ピンカートン “Sex and the City”の様なきらびやかな衣装で再集結!映画『ピンカートンに会いにいく』公開初日舞台挨拶

“こじらせ系アラフォー女子たちが、20年の時を経てまさかのアイドル再結成!?”
シニカル&オフ・ビートなユーモアのブレンドが絶妙な旨味(感動)を抽出する、“イタい”のになぜか胸が熱くなる?
珠玉の新感覚エンターテインメント・ヒューマン・コメディ!日本映画界期待の俊英・坂下雄一郎監督待望の最新作‼

『ピンカートンに会いにいく』

“もう一度、アイドルやっちゃう!?”
“崖っぷちアラフォー女子の再起をかけた大勝負!”遂に祝!公開‼

★スーパー≪アラフォー女子≫アイドル・グループ=ピンカートン
“Sex and the City”の様なきらびやかな衣装で=再集結!

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≪エルンスト・ルビッチ×ウディ・アレン≫とも言うべき、そのしなやかかつ強固な作家性とONE&ONLY感満載の煌めく才能が既に各方面を“ざわつかせ”始めている日本映画界期待の俊英・坂下雄一郎監督待望の最新作『ピンカートンに会いにいく』。
シャープかつオフ・ビートな“一度見たら癖になる”独特のユーモア・センスと“イタい”のになぜか胸が熱くなる?優れたエンターテインメント性にハマった、マスコミの皆様からも作品への絶賛の声が多く寄せられている本作が、1月20日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開した。

誰もが一度は感じたことがあるだろう「こんなはずじゃなかった」という思い。目を背けたいみっともない自分。過去のわだかまり…。“こじらせ系アラフォー女子たちが、20年の時を経てまさかのアイドル再結成!?”不完全燃焼のまま過ぎていった日々からの返り咲きに挑む、“イタいけど愛すべき、”崖っぷちアラフォー女子たちの大勝負”を描いた新感覚エンターテインメント・ヒューマン・コメディ!その絶妙な旨味&香りに是非ご注目下さい!

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『東京ウィンドオーケストラ』、『エキストランド』(17)、本作『ピンカートンに会いにいく』と、僅か1年余りの間に全てが監督自身によるオリジナル脚本となる3本の新作が立て続けに公開されその才能に高い評価と注目が集まる坂下雄一郎監督。本作でも今や日本映画界では貴重な存在となった、オリジナル脚本で良質なエンターテインメントを生み出せる逸材としてその実力を遺憾なく発揮。一見只の“イタい人”になってしまうアクの強い登場人物を、オフビートでちょっとブラックな笑いと、緻密な人間描写で、どこか憎めない愛おしい存在に描き出し、心のトゲをじんわり溶かすような爽やかで不思議な感動が作品全体を包み込む!
主演は元アイドルのプライドにすがりながら口を開けば悪態をつく“こじらせ女子”を怪演し、本作が映画初主演となる、舞台を中心に活動し、TV「ハロー張りネズミ」(17)や映画『恋人たち』(15)、『下衆の愛』(15)などでも個性的な存在感を披露している実力派・内田慈。
共演にも、『愚行録』(17)、『結婚』(17)、TV「コウノドリ」(17)にも出演する松本若菜が再結成のカギを握る葵役を演じているほか、NHK連続テレビ小説「花子とアン」(14)や『アズミ・ハルコは行方不明』(16)、『島々清しゃ』(17)など話題作の続く山田真歩、『東京ウィンドオーケストラ』(16)の水野小論、『恋人たち』(15)の岩野未知がピンカートンの元メンバーを好演し、さらに、再結成のキッカケを作る愛すべきキャラクター=松本役には、数々の舞台に出演し、TV「女囚セブン」(17)、映画『銀の匙 Silver Spoon』(14)、『恋とさよならとハワイ』(17)の田村健太郎と実力派が集結。そして、ピンカートンの現役時代を演じたのは、小川あん岡本夏美、柴田杏花、芋生 悠、鈴木まはなといった、いま注目の若手女優陣。

そして、1月20日、待望の公開を迎えた本作の≪初日舞台挨拶≫を華々しく、かつ新年に相応しく賑々しく!実施!
登壇者は、坂下雄一郎監督と“伝説の5人組アイドル=ピンカートン”の再結成時を演じた女性主演陣5人【内田慈さん/松本若菜さん/山田真歩さん/水野小論さん/岩野未知さん】!!
実年齢に近い設定で、“20年の時を経て再結成に挑む元アイドル”という役柄を演じたそれぞれの役柄に対する熱い思い入れや、撮影時のエピソードなどを熱く語り、場内を大いに沸かせた!まさに、作品キャッチ通り≪もう一度アイドルやっちゃう!≫な盛り上がりを見せた舞台挨拶となった。

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■登壇者コメント抜粋

●今日の初日を迎えて

内田慈さん
『土曜の午後、大切な時間、劇場にお越し下さってありがとうございます!
今日は5人、ワクワクした気持ちで、こうやってオシャレをして劇場に向かいました!私たち、まるで、ドラマの“Sex and the City”
みたいだなと(笑)5人が集まると、まるで部活の様なノリで、なんなら、今日ここでもう一度劇中のLIVEをやってもいいかなと、
そんな気持ちです!(場内拍手) 作品で皆が一つになれるという稀有な素晴らしい企画=松竹ブロードキャスティングさんのオリジナ
ル映画プロジェクトが私は大好きで、今回も参加させて頂けて光栄でした。映画というのは、観た皆さんに育てて頂くものだと思って
いますので、是非感想を皆さん、SNS等で拡めて頂ければ嬉しいです!』

松本若菜さん
『こうやって5人が揃うとまるで女子学生の様でワクワクし、そして脳内がセンチメンタルになります(笑)5人でいるとこんなに
素晴らしい気持ちになれるのかと。素晴らしい役者さん達をキャスティング頂き、そして共演出来て幸せでした!』

山田真歩さん
『撮影の最初の頃から高校も中学も違うのに、まるで同窓会のようでした。今日はそんな皆と公開初日を迎えられて良かったです!』

水野小論さん
『随分前に撮影した作品ですが、鮮度を保ったまま公開を迎えることが出来て嬉しいです!そして、今日お越し下さったお客様、
心から感謝します。』

岩野未知さん
『雪が降るという予報の日に集まって頂き、ありがとうございます!短い時間ですが、舞台挨拶、楽しんで下さい!』

坂下雄一郎監督
『結構頑張って作った作品なので(場内笑)、完成したのはだいぶ前ですが(笑)、漸く公開出来てホッとしてます。』

●役作りについて それぞれ個性的なキャラクターですがどういう風に役作りされましたか? ご自分と重なるところはありましたか?

内田さん
『素の自分は、演じた優子の様な毒づく言葉を想い付かないので、先ず、台詞を考えた監督は凄いなと(笑)膨大な台詞を完璧に
入れる/覚えることから、今回役作りをスタートしました。実は元アイドル役が凄く多いんです、こう見えて(笑)多分、5~6作。
ちょっと旬を過ぎた感じがそのキャスティングの理由かと(笑)
演じた優子と素の私が被るというのは、ご覧になった皆さんの印象が作り上げてるんじゃないでしょうか?(笑)』

岩野さん
『実の私は怒るとどんどん冷静になり、最後は居なくなるというタイプなので(笑)、演じたキャラクターの様には、あんなに激しくは
怒りませんね。だから、自分としてはかなりの怒りの演技が出来たと思ったのに、監督から“もっと怒って下さい”とサラッと言われた
時は焦りました(笑)』

山田さん
『でも、未知さん(岩野さん)が怒れば怒る程、面白くなるんですよ(笑)なぜ、怒りの演技をあそこまで面白く出来るんだろうと、
皆で話してました(笑)私が演じたキャラクターの、“面白いものには巻かれよう”という部分は自分と被ると思います。
ただ、劇中で沢山の子供の母親という状況は、現実では今ひとつ理解出来ない…。』

内田さん
『でも、子供を手なずける?のが一番上手いのが、真歩さん(山田さん)。そして、いつも一石を投じる様な話題を振ってくれるのも。』

水野さん
『(内田さん、松本さん、岩野さんをそれぞれ指さしながら)、キツイ、キツイ、キツイ と、5人中3人がタイプは違うけれど、キツイ、
キャラクター、バランスがおかしいんですよ(笑)だから、自分は元アイドル、グループとして、SWEETな方向に行かないとバランスが
取れないなと、そこだけ、意識してました。』

松本さん
『私が演じた葵というキャラクターの、プライドの高さは、面白いなと思います。ただ、私は再結成のパズルの最後のピース的
キャラクターで皆と再会するのは作品後半部分なので、出来上がった作品を見て、他の4人が共演してるシーンは、ほんと
楽しそうだなと、羨ましかったです(笑)普段の5人も、映画の中の5人の様にキャラクターはバラバラなんです。
でも、化学変化の様に共演して実際にも仲良くなった、そこは作品中と被ると思います。』

●坂下監督について

水野さん
『(『東京ウィンド・オーケストラ』に続いて2回目の坂下監督作品出演) 今回は機嫌が良かったです(笑)』
松本さん
『そうそう、監督は余り表情が変わらない方なので、2回目の出演の水野さんに“いつもこうなんですか?”と聞いたら。
“今回は調子良い”と言ってました(笑)』

水野さん
『ただ、私、スタッフの方に聞いたんですけど、クライマックスの再結成のLIVEシーンの撮影の時、モニターを見ていた監督が
爆笑していたらしいです!』
内田さん/松本さん/山田さん/岩野さん
『なんで、笑うんですか!(笑)』
坂下監督
『そりゃー、笑いますよ(笑)子供ピンカートンのLIVEシーンは笑いませんでしたけど(笑)』

●映画では20年の時を経て無事に?再結成というシーンがありましたが、20年前の自分に今の自分からかけたい言葉は?

内田さん
『もっと馬鹿で良いからと言いたい。それと、人生で一番モテた時期で、沢山告白され調子に乗っていたので(笑)、
モテたのはその時だけだぞ!とも』
松本さん
『内弁慶で、人前で話したりするタイプではなかったので、今日の様に沢山のお客様の前で挨拶するようになるんだから、
言葉を勉強しておけ!と言いたいです。』
山田さん
『何かやってみたいことがあれば、仲間を作ってやってみなよ、と言いたい。そして、もし仲間が見つからなくても、一人で
やり始めれば仲間が見つかるよ、とも。』
水野さん
『そのままでいいから、と。20年後の自分に今言われたい言葉として考えました。そのままでいい、自分が全部回収して
あげるから、と。自分にだけは、自分を応援して欲しい。』
岩野さん
『20年前は20歳、バブルが崩壊して経済がボロボロだった頃ですね(笑)待っても経済は良くならないから、
と言いたい(笑) です。』
坂下監督
『(20年前は)12歳ですね。20年後の自分はそんなに悪くないよ、と。』(場内笑)

【STORY】
かつて、ブレイク寸前で突然解散してしまった伝説の5人組アイドル「ピンカートン」。20年が過ぎ、リーダーだった優子は今も売れない女優を続けていた。ある日、優子の元にレコード会社の松本と名乗る男からかかってきた電話。それは「ピンカートン再結成」の誘いだったのだ。所属事務所もクビになり、気づけば人生も半ば。崖っぷちに追い込まれた優子は、再起をかけ松本と一緒に元メンバーに会いに行くが、メンバーのうち3人はすでに芸能界を去り、返事はつれない。
さらに一番人気だった葵の行方がわからず、彼女を知る人たちを訪ねて回るのだが…。プライドだけが肥大した“こじらせ女子”まっしぐらの優子は、過去と向き合い、20年分のわだかまりを乗り越え、「ピンカートン」を再結成させることができるのか!?

◆製作:松竹ブロードキャスティング
◆制作プロダクション:松竹撮影所/ランプ
◆配給:松竹ブロードキャスティング/アーク・フィルムズ
<2017年/日本/ビスタ/5.1ch/86分> ©松竹ブロードキャスティング
■公式ホームページ:www.pinkerton-movie.com
■監督・脚本:坂下雄一郎  ■音楽:池永正二(あらかじめ決められた恋人たちへ)
■出演:内田 慈、松本若菜、山田真歩、水野小論、岩野未知、田村健太郎 小川あん、岡本夏美、柴田杏花、芋生 悠、鈴木まはな

1月20日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開!!