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大森南朋、AKIRAの若い写真に衝撃! 「あの頃に知り合わなくて良かった・・・(笑)」 映画『この道』公開記念舞台挨拶

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映画『この道』の公開記念舞台挨拶が、1月12日、東京・TOHOシネマズ日比谷にて行われ、W主演の大森南朋、AKIRAをはじめ、共演の貫地谷しほり、松本若菜、小島藤子、羽田美智子、柳沢慎吾、松重豊と佐々部清監督が登壇した。

稀代の天才詩人・北原白秋の半生と、秀才音楽家・山田耕筰との友情を描いた本作。それまで、ドイツ民謡に日本語の歌詞を乗せた童謡しかなかった時代に、日本人のよる日本人のための新しい「歌」を誕生させた二人。大森が北原白秋、AKIRAが山田耕筰を演じ、佐々部清監督の手で、笑いと感動の物語に仕上げた。

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今作がこの春台湾でも公開されることが発表され、新春早々お祝いムードいっぱいとなった会場で、大森は「まずは日本公開を迎えて非常にうれしいです。台湾にも観に行ったりしてね」と笑顔を見せると、貫地谷も「私も台湾行きたい!」とニッコリ。AKIRAは「ちょうど1年前の今頃撮影をしていて・・・」と振り返り、「台湾公演も・・・、あ、公演じゃない。つい最近までライブを行っていたので間違えました(笑)」と苦笑い。「台湾上映も楽しみです」と言い直し満面の笑みを浮かべた。

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撮影中のエピソードについて、白秋の3番目の妻を演じた貫地谷が「白秋さんと耕筰さんが争うシーンがあるんですが、その前に二人が「こうしましょう、ああしましょう」と紳士的に打ち合わせをしているのが可笑しかったです。とても可愛らしいケンカのシーンです」と明かすと、1番目の妻・俊子役を演じた松本も「ほんと、(大森)南朋さんが可愛かった」と“可愛い”を連発される大森は大照れ。

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実は、松重より1歳年上だという柳沢。「しげちゃん」と松重を呼び、この日のトークも絶好調。「撮影では監督に『あまり早口にならないように』と言われました。監督に全部捧げました」とし、「撮影が終わると、いつも監督が『慎吾ちゃん、アバヨ!』と言ってくれて」と嬉しそう。松重と羽田はそんな柳沢の姿に「撮影時は彼から身を守ることが大事でした。終始、自分の芝居に集中するかが大変だった」と撮影時にも柳沢の自由っぷりに苦労させられたことを吐露。

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また、成人の日が真近ということで、キャストらの20歳のころの写真を紹介。そこでAKIRAの19歳のころの写真がスクリーンに映し出されると会場は騒然に。「この頃、写メもなかったし・・・あまりいい写真がなくて」としどろもどろになるAKIRA。「この頃はまだ自分の“この道”がまだ見つかっていなかったですね」と苦笑い。大森は「(AKIRAに)あのころに会わなくて心底良かった。大人になってから出会って良かったです」と笑った。

 

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映画『この道』
<ストーリー>
九州柳川から文学を志し上京した北原白秋。隣家の美人妻・俊子に気もそぞろ。逢瀬を俊子の夫に見つかり姦通罪で入獄。白秋の才能を眠らすまいと与謝野夫妻が奔走し釈放されるが、恩も顧みずのうのうと俊子と結婚。その刹那、俊子は家出、白秋は入水自殺を図るが蟹に足を噛まれ断念。そんなおバカな白秋と洋行帰りの音楽家・山田耕作に鈴木三重吉は童謡創作の白羽の矢を立てる。才能がぶつかり反目する二人だが、関東大震災の惨状を前に打ちひしがれた子供たちを元気づけるため、手を取り合い数々の童謡を世に出す。しかし、戦争の暗雲が垂れ込める中、子供たちを戦場に送り出す軍歌を創るよう命ぜられた二人は苦悩の淵に・・・。

◆監督:佐々部清(『陽はまた昇る』、『半落ち』、『八重子のハミング』)
◆脚本:坂口理子(『マッサン』、『かぐや姫の物語』、『メアリと魔女の花』)
◆出演:大森南朋、AKIRA ・ 貫地谷しほり、松本若菜 ・ 柳沢慎吾、羽田美智子、松重豊
◆配給:HIGH BROW CINEMA
◆公式HP/http://konomichi-movie.jp
◆©映画「この道」製作委員会

2019年1月11日(金)全国公開