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ディーン・フジオカ、共演女優たちを骨抜きに! 客席からも「だまして~!」映画『結婚』完成披露試写会

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映画『結婚』の完成披露試写会が6月8日、東京・角川シネマ新宿にて行われ、主演のディーン・フジオカをはじめ、共演の柊子、中村映里子、松本若菜、安藤玉恵、萬田久子、貫地谷しほり、西谷真一監督が登壇した。

本作は直木賞作家・井上荒野の同名小説を実写映画化。完璧なヴィジュアルと知性、そして匂い立つその色気で女性たちを虜にする結婚詐欺師・古海健児(ディーン)と、「結婚」という魔物に騙された女たちの孤独や欲望を描き出す、大人のための愛の物語。

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女性たちを騙す役を演じたディーンは、「犯罪者なのでどうしたものかな・・・って。結婚詐欺は犯罪です」とキッパリ。続けて「でも、そういう生き方を選ばざるを得なかった理由が彼にはあって、そのキャラクターを掘り下げていくなかで、関わりたくないけれど目をそらすことができない、魅力的なキャラクターになればいいなと考えました」と述べると、会場から「だまして~!」と黄色い声が上がる一幕も。

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古海の相棒・るり子役を演じた柊子が「初めまして・・・で、すぐに社交ダンスシーンだったんですが、初対面なのにディーンさんは私が失敗しても優しく声をかけてくださって。結局全部委ねちゃいました」と完璧なエスコートを伝えると、「社交ダンスは男性がリードしなくてはいけないので、信頼していただけてありがたかったです」と、紳士な姿を見せる。

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松本は「意地悪心で仮面を外してやろう、何かないかな、歯に青のりついいてないかなって見ていたのですが、常に完璧! 常に真摯に接してくださって、これは本当に“惚れてまうやろ”っていう感じでした」と絶賛。
過去に騙された女・鳩子役の安藤は「私は過去の女という設定なので、デートのシーンがなかったんです。私もしたかったです」と寂しそう。妻役の貫地谷も「本当に爽やかすぎて、どこか腹黒いところを見たかったんですが、撮影の合間には監督とずっと脚本について話されていました」と非の打ち所が無い様子。

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萬田は「私はディーンが遠くを見ている感じが好き」と明かし、「ディーンが結婚詐欺師だったとしたら、分かっていても騙され続けてあげると思う」と述べると会場からも「同意!」とも言わんばかりの大きな拍手が上がった。さらに、「私、ディーンの弱点をひとつ見つけたの。耳が寒いでしょ?」とディーンの顔をのぞき見る。寒い撮影現場では耳にカイロをつけていたとのことで、ディーンも「そうなんです。基本、寒いのが苦手で。いつもは暖かいところに住んでいるので」と認めていた。

NHK連続テレビ小説「あさが来た」でチーフ演出と担当し、本作で監督を務めた西谷も、「これからの日本映画界を背負っていく可能性のある人」と称える。

また、ディーンはDEAN FUJIOKAの名で作詞・作曲を手がけ、歌っている主題歌「Permanent Vacation」についても自信をのぞかせ、「作品の一部でもあり、かつ楽曲として独立したものになればいいなと思って作りました」とコメント。最後に「この作品を観て、『結婚』とは何かを考えるきっかけになれば」とメッセージを伝え、爽やかな笑顔を振りまきながら会場をあとにした。

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映画『結婚』

<あらすじ>
結婚しよう──それが、彼の別れの言葉。
完璧なヴィジュアルに知性的な会話、何よりも匂い立つその色気で女性たちを虜にする男がいる。彼の名は古海健児(うるみけんじ)、結婚詐欺師だ。ある時は小説家、またある時は空間コーディネーターと、次々と姿を変え、結婚詐欺を行っていく。騙された女たちは、ついに古海の相棒・千石るり子にたどり着くのだが……。「結婚」という魔物に騙された女たちと、騙した男にうごめく秘密と哀しみ―。
彼らが持つ孤独と欲望の行き着く先とは⁉そして古海の本当の目的とは⁉スタイリッシュな映像で描き出す、大人のための愛の物語。

出演:ディーン・フジオカ 柊子 中村映里子 松本若菜 安藤玉恵 古舘寛治 萬田久子 貫地谷しほり
原作:井上荒野「結婚」(角川文庫刊)
監督:西谷真一
脚本:尾崎将也
主題歌:DEAN FUJIOKA「Permanent Vacation」(A-Sketch)
製作:「結婚」製作委員会
配給:KADOKAWA
©2017「結婚」製作委員会
映画公式サイト:http://kekkon-movie.jp

6月24日(土)ロードショー