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藤原竜也、「ビーバップのころから尊敬する仲村トオルさんの首を・・・」 ネタばれギリギリ! 映画『22年目の告白 ―私が殺人犯です―』初日舞台挨拶

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映画『22年目の告白 ―私が殺人犯です―』の初日舞台挨拶が、6月10日、東京・新宿ピカデリーにて行われ、主演の藤原竜也をはじめ、共演の夏帆、野村周平、石橋杏奈、竜星涼、早乙女太一、仲村トオルと、入江悠監督が登壇した。

本作は、2012年に韓国で映画化された「殺人の告白」をモチーフに、突然現れ世間から注目を受ける、22 年前に起きた連続殺人事件の殺人犯・曾根崎雅人(藤原)と、その事件で全てを失った牧村刑事(伊藤)が繰り広げる新感覚サスペンスミステリー。

様々な複線や衝撃的な結末が待ち構えている内容のため、ネタバレ厳禁の本作。ただ、この日は上映後の舞台挨拶ということで、ネタバレギリギのトークを展開。登壇者たちは皆ブザーを手に持ち、誰かがネタバレをしそうになったらブザーを鳴らして止めるという念の入れよう。

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まずは本作について藤原が「僕が僕であって僕じゃないような、じゃあ誰なんだ!というような人の原点にたったような映画を入江監督にとっていただきました」とコメント。

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残念ながら、この日の舞台挨拶を欠席した伊藤は、「会場にお越しのみなさま、本日は仕事のためにそちらに伺えず申し訳ありません。共演者のみなさんも本当に申し訳ありません。今日は藤原君が盛り上げてくれるんで、よろしくお願いします」と、ビデオメッセージで登場。あまりにシンプルな挨拶に、野村が「素晴らしい謝罪会見で(笑)。前の日、寝ていないんじゃないかってくらいのメッセージでしたね」とツッコミを入れると、藤原が「実は後でサプライズ登場するんじゃないの?」と続け、さらに仲村も「映画のプロモーションをサボった罪は大きいな」とあおり、会場の笑いを誘った。

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それぞれ演じた役について問われると、藤原は「撮影中、トオルさんにはずーっと誤っていたんです。僕は『ビー・バップ・ハイスクール』や『あぶない刑事』を見ていた世代。尊敬するトオルさんの首を絞めて・・・」と話したところで、ブー!とブザーが。「とにかく、一つの熱い思いを伊藤くんと共有して一つの真実に向かって突き進む役です」と説明。

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仲村は「僕はこれまで撮影現場で『ちょっと休憩させてください』と、一度も言ったことがないんです」としながら、「それでも、『竜也、もう少しだけ力を抜いてくれないか・・・?』と言おうか何度も迷いました」と嘆き、過酷な撮影現場を振り返る。それを受けて藤原が「だって、監督が何も言わないんだもん(笑)」と言い訳するも、入江監督は笑顔で「ベテランの二人なので大丈夫かと(笑)」と澄まし顔。

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被害者家族の夏帆は「私は被害者家族の気持ちを代弁している役。その気持ちを伊藤さんにワーっとぶつけるところを見てほしいです」と伝え、石橋は「首を絞められるシーンは長回しのワンカットで撮ったんです。限界まで自分を出し切ったので、ぜひ注目してください!」と自信をのぞかせた。

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そして、野村にマイクが渡ると「『またこいつ何か言うんじゃねーだろーなぁ~』という雰囲気ですね」と笑いながら、「僕は過去を演じています。そして、僕が藤原○○なんです」話すと、藤原が「俺は△△なんだよ」と続け、なんとかギリギリセーフ。「過去のバートも懐かしい音楽なども出てくるので楽しんでください」とアピールした。

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竜星は「最近刑事役が多いんですが(笑)、目力を強くするために眉毛を少し抜きました」と自分なりの役作りにこだわりを見せ、早乙女は「ピアスの穴をいくつ開けているか注目して!」と語り、話せる範囲で自身が演じるキャラクターの特徴を明かしていた。

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最後に藤原は「伊藤くん来ず……」とまたもや伊藤の不在をいじりつつ、「ここにいるメンバー全員で入江監督のもと作った作品です。これから映画が一人歩きして、多くの人に観ていただけたらいいなと思っています」とメッセージを伝え、舞台挨拶を締めくくった。

『22年目の告白 ―私が殺人犯です―』
【STORY】
時効を迎えた連続殺人事件。 その男は、突然現れた―。「はじめまして、私が殺人犯です」
阪神大震災、地下鉄サリン事件…混沌とした1995 年に起きた5 件の連続殺人事件。被害者に近しい者に殺人の瞬間を見せつけ目撃者をあえて殺さずに犯行をメディアに証言させる
―その残忍な犯行は世間の注目を浴びた。事件を担当する刑事の牧村は、あと一歩のところまで犯人を追い詰めるものの、事件は未解決のまま時効を迎えてしまうのだった。そして22年後のある日。一冊の本が日本中を震撼させる。その本のタイトルは、「私が殺人犯です。」それは、95 年のあの事件の犯人と名乗る男が書き綴った殺人手記。出版記念会見に現れたのは、曾根崎と名乗る妖艶な男だった。過熱するマスコミ報道、SNS により時の人になっていく殺人犯。しかしその告白は、新たな事件の始まりに過ぎなかった…

◆監督:入江悠 脚本:平田研也、入江悠
◆出演:藤原竜也、伊藤英明、夏帆、野村周平、石橋杏奈、竜星涼、早乙女太一、平田満、岩松了、岩城滉一、仲村トオル
◆Based on the film “Confession of Murder” ※日本語表記とする場合は⇒原作:「私が殺人犯です」
◆配給:ワーナー・ブラザース映画
◆(C)2017 映画「22 年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会
◆公式サイト:http://www.22-kokuhaku.jp
◆Twitter:#22 年目の告白

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