ピーターパンの誕生秘話を描いたファンタジー超大作『PAN ～ネバーランド、夢のはじまり～』のジャパンプレミアが、10月1日、東京・六本木ヒルズアリーナにて行われ、ネバーランドを牛耳る海賊“黒ひげ”役のヒュー・ジャックマン、主役の少年“ピーター”を演じるリーヴァイ・ミラー、ジョー・ライト監督、そして日本語吹替版の主題歌「永遠のもっと果てまで」を担当した松田聖子が登壇した。
降りしきる雨の中、抽選で選ばれた熱狂的なファン650人と報道陣100人が待つ会場に現れたゲストたち。映画の世界を演出したスモーク・シャボン玉が飛び交う、ファンタジーな雰囲気いっぱいのレッドカーペットを闊歩し、ファンのサインや写真撮影に笑顔で応え、直筆サイン入りTシャツを投げ入れるなど、大いに盛り上がった。
およそ1年４カ月ぶりに来日したヒューは、上機嫌で「コンバンハ！雨の中来てくれてアリガトウゴザイマス。まるでネバーランドにいるようだ。夢心地な気分です」と日本語を交えて挨拶。自身が演じた黒ひげについて、「スキンヘッドはとても楽しかった。俳優にとって悪役を演じるのはいいこと」と振り返り、「ピーターと黒ひげは、敵でもあり友でもある関係。きっと世界中のみなさんが、この少年に恋をすると思います」とリーヴァイの演技を絶賛。
さらに、「実は昨日がリーヴァイの誕生日だったんです！」と言って「ハッピーバースデー トゥーユー♪」と歌いだし･･･、そのまま促されて会場全体で合唱。その後、イベント主催者側もサプライズとしてBGMを用意されていたことを知らされたヒューが「やっちゃった･･･ごめん！」としきりに謝る場面も。しかし、これは逆にファンにとっても嬉しいサプライズ。会場は大いに盛り上がり、リーヴァイも大喜び。
リーヴァイが、「コンニチワ。ボクハ、リーヴァイ・ミラーデス」と日本語で挨拶すると大歓声が上がり、ヒューもファン以上に大喜び。ピーターを演じたことについて「誰もが知るアイコンであるピーターパンを演じることができて、信じられないくらい素晴らしい経験でした。ピーターは母親を探しながらネバーランドを冒険し、自分自身を発見する。それは自分を信じること。映画を見て、そんなメッセージを感じて欲しいです」とファンにアピールした。
映画を観たという松田は、「ストーリーが素晴らしくて、映像もきれい。感動して涙していまいました」とコメント。
ジョー・ライト監督は、「ピーターの存在こそが、物語の命であり魂。この映画で子供たちはスリルを楽しんで、自分を発見する姿に共感できると思う。大人たちには、子どもの時に感じた喜びや驚きを思い出してほしい」と伝えた。
最後にヒューは、「この作品は、少年のハートがあるアドベンチャーアクション。ビジュアルも凄くて、大人は子供に戻れる“薬”になる映画」とPR。ここで、イベントが終了となるはずが、ヒューが松田に「ここでリーヴァイに“ハッピーバースデー”を歌ってくれないかな？」と突然リクエスト。快諾した松田は、アカペラで「ハッピーバースデー」を歌い、その美しい歌声が会場を包み込んだ。ダブルのサプライズに「本当にありがとう」と感激しきりのリーヴァイだった。
『PAN ～ネバーランド、夢のはじまり～』
冒険物語「ピーターパン」を、完全なオリジナルとして実写化。ひとりの少年がピーターパンに･･･なぜ？
＜STORY＞
ロンドンの孤児院に暮らす少年ピーター。母からの手紙をみつけたとき、ネバーランドへの旅が幕を開ける！カラフルで不思議な、夢と希望の世界へ！ 妖精や人魚、心躍るキャラクターたち。実はピーターの仲間だった若き日のフック船長、戦うプリンセス タイガー・リリー。立ちはだかる海賊・黒ひげが、ネバーランドに踏みにじる。やがて明らかになるピーターの出生の秘密とは――彼は母に会うことはできるのか？ネバーランドは一体どうなるのか？いちばんの魔法は、信じる気持ち。
監督：ジョー・ライト 『プライドと偏見』『つぐない』『アンナ・カレーニナ』
出演：ヒュー・ジャックマン、ギャレット・ヘドランド、ルーニー・マーラ、リーヴァイ・ミラー、アマンダ・サイフリッド、カーラ・デルヴィーニュ
配給：ワーナー・ブラザース映画
(C)2015 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
公式サイト：http://wwws.warnerbros.co.jp/pan/
10月31日（土）より3D／2D、字幕版／日本語吹替え版 全国公開
