映画『マイ・エレメント』の公開後舞台挨拶が、8月15日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、日本語版声優を務めた川口春奈と玉森裕太が登壇した。
ディズニー＆ピクサーが贈る最新作、火・水・土・風のエレメントたちが暮らす世界を描く『マイ・エレメント』。アツくなりやすくて家族思いの女の子・火のエレメント・エンバー役を川口春奈、涙もろくて優しい自由な心をもつ“水”の青年・ウェイド役を玉森裕太（Kis-My-Ft2）が日本語版の声を務める。
8月4日に公開し、週末動員ランキング第3位で洋画 No,1 のスター トを記録。いち早く鑑賞した観客からは、色鮮やかなエレメントたちの世界を描いた作品 に、SNS などで映像の美しさやロマンティックなストーリーに多くの賛美の声が上がっている。
公開から2週間経ち、周囲の反響も多く受けている中、玉森は「メンバー（Kis-My-Ft2）の横尾さんが観に行ってくれて写真付きで連絡くれて『とてもとても良かった』って言ってくれました」と報告。「身近な人に観てもらえるのは嬉しいですね」と笑顔をこぼれさせた。
川口も「私も劇場に観に行かせていただいて、リアルタイムでお客様の反応、温度感を肌で感じることができて嬉しかったです」とニッコリ。
エレメントシティにはたくさんのエレメントがいるが、「お互い、それぞれどのエレメントに近いという印象を持ったか？」と問われると、玉森は川口について「やっぱり火のエレメントだと思います」ときっぱり。「一緒にプロモーションさせていただいている中で、熱いものを持っている方なんだなと感じました。アクティブなんです。ちょっとエンバーと重なる」と説明する。
一方の川口は、玉森を「“水”ってずっと思ってきたし、そう言っていたんですが、実は“隠れ火”だと思います」と明かす。「ワーッ！とは出さないけど、中はメラメラしてるんじゃないかなと思っています。外見は水なんですけど」と、一つ踏み込んだ玉森の側面を吐露。
その言葉に玉森も「そうなんですよ！ 自分でもいうくらい、ちゃんと熱いものは持っているんです。でもそれが伝わっていない。今ここで川口さんがそう言ってくださることが一番皆さんに響くんじゃないかな。僕は熱いものを持っているんだけど、なんか“元気なさそう”とか“眠そう”とかよく言われるので。代弁していただけてとてもありがたいです！」と、大喜びに。
また、エンディングソングに合わせ、「最近優しい気持ちになった出来事」を聞かれ、玉森は「キスマイの現場に来てくださるケータリングの方のご飯に愛情を感じるんです。あったかいだけじゃなくて真心が伝わってくる。そのご飯を食べると凄く優しい気持ちになります」と、メンバーもお気に入りのケータリングの話で会場もほっこり。
川口は「最近母とサウナに行って、お風呂から上がったら母が私の髪を何も言わず乾かしてくれて。いつもそうなんですが、危うく泣きそうになっちゃって。ありがとうと思って」と母親の優しさに触れたエピソードを披露。
イベントでは、会場の観客たちから事前に集めた質問に二人が直接答えるコーナーも。「この夏に始めたこと、もしくは始めてみたいことは？」という質問に、玉森は「スパルタンレースに出てみたい」と答え、「自分の限界に挑戦してみたいと思って。自分の壁はどこなのかを知りたい」と、過酷で知られるレースへの挑戦を希望。川口は「ぬか床にまた挑戦してみたいですね。何度かやってるんですが挫折しているので」とほのぼのとした答えが返ってきた。
「この夏一番楽しかったことは？」という問いに、玉森は「やっぱりこの作品に出合えたことですね。忘れられない思い出になると思います」と目を輝かせ、川口も「この作品で初めて声優をやらせていただいて、玉森さんとも地方（にも行って）のプロモーションも含め、凄く楽しかったです。思い出の強い夏になりました」と充実感を滲ませた。
ここで、そんな日本での PR を長きに渡り頑張った川口、玉森に向けてピーター・ソーン監督からのサプライズメッセー映像&イラストのプレゼントが届き、驚きを隠せない二人。それぞれ1点ずつしかない貴重なイラストを手に「これ、ヤバくないですか。家の玄関に飾ります！」と玉森。川口も「一番目立つところに置く！ 車のダッシュボードとか！」と大興奮だった。
最後に玉森は「観終わったあと、清々しい気持ちになります。色々な教訓も得られる作品。ぜひ大事な方と何度でも観ていただけたら」と声をかけ、川口は「たくさんの方に観ていただけて本当に嬉しく思います。この映画を観ていただけたらきっと優しい気持ちになると思います。勇気を持ってもらえるような、温かい作品でも。何度でも大切な方を観てください」とメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくった。
■監督：ピーター・ソーン（『アーロと少年』）
■プロデューサー：デニス・リーム（『カーズ２』、『スター・ウォーズ エピソード 3／シスの復讐』）
■日本版声優： 川口春奈（エンバー）、玉森裕太（ウェイド）
■配給：ウォルト・ディズニー・ジャパン
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