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ダイアモンド☆ユカイ、ロックな「ミス・サイゴン」に! 初出演に意欲! 映画『ミス・サイゴン:25周年記念公演 inロンドン』日本最速プレミア上映トークショー!

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映画『ミス・サイゴン:25周年記念公演 inロンドン』日本最速プレミア上映会が、10月2日、東京・スカラ座にて開催され、同月19日より開幕される「ミス・サイゴン」帝国劇場公演に出演するダイアモンド☆ユカイ、キム・スハ、中野加奈子がトークショーに登壇した。

1989年にロンドン・ウエストエンドで初演され、今なお世界中の観客を魅了し続けている、ミュージカル界の金字塔「ミス・サイゴン」。本作は、2014年9月、ロンドンのプリンス・エドワード・シアターで上演された25周年記念公演を最新の技術を駆使して撮影し、圧倒的な迫力と臨場感あふれる映像で映画化したもの。また、映像の最後には25周年記念スペシャル・フィナーレとして、特別ゲストにオリジナルキャストであるジョナサン・プライス、レア・サロンガ、サイモン・ボウマンらサイゴン・ファミリーが集結し、新旧キャストの夢の共演が実現! 今秋より世界32カ国で上映され、日本では2017年3月よりTOHOシネマズ 日劇にて公開(全国順次公開)される。

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同ミュージカルでエンジニア役として出演するダイアモンド☆ユカイは、今年の帝劇劇場公演が本格ミュージカル初挑戦となる。先に映画を観たユカイは「25年以上の歴史がある作品。自分も出演するにあたり色々研究しました。初演のジョナサン・プライス、日本では市村(正親)さん、本田美奈子さんのイメージが強いけれど、本作を観て『ミス・サイゴン』は時代とともに進化していると感じました」と感想を述べ、「ロックバンドで言うと、ローリングストーンズみたいにね」と、ロックンローラーの顔もチラリ。「その進化の姿を見て、俺も生きてるんだな!と感じる映画でした」と絶賛した。

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キム・スハと中野はロンドン公演に出演し、映画の収録にも参加している。
30回以上キム役としてウエストエンドの舞台に立ったというキム・スハは、「私は2016年に出演しましたが、永遠に記録として残る映画に参加できてとても光栄に思っています」とニッコリ。「実は、この映画は3日間の収録で午前中から夜公演の直前まで撮影したのですが、その時にキム役の役者が全員風邪をひいてしまい、その3日間の公演では全て私がキム役を演じたんです。映画撮影のあとにまた舞台に立ち本当に大変でした」とエピソードも披露。「メインはアンサンブルでしたが、舞台に立つたびに新しい気持ちになり、毎回とても幸せでした」と嬉しそうに振り返った。

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一方、ジジ役の中野は「2004年版から、セカンドカバーとしてジジ役で舞台に立つようになりました。メインの方の調子が悪く、第一カバーの方も舞台に出られない時に私が出演するのですが、(その時は)もう私しかいないので、私が調子が悪くても舞台に立たないといけないという立場でした」と明かし、「映画の撮影では、オリジナルのキャストも集まり同窓会のようで盛り上がっていました。とてもエキサイティングな1日でした」と語り、興奮を隠せない様子。

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ジョン・ジョン・ブリオネスをリスペクトしているというユカイは、「彼を見て、『これは新しい!』と思った。これまでのイメージを塗り替えるパワーと実力。こんなことをやってもいいの?って。勇気づけられましたね」と意気揚々。「『ミス・サイゴン』をずっと観てきた人の中には(自分を見て)『なんだ、あいつは!』と思う方もいるかもしれないが、ジョン・ジョンのように新しい風を吹かすくらいの新しいことをやってみようと、前向きな気持ちになりました」と意欲を見せた。

キム・スハも「ジョン・ジョンさんは、眼差しが力強くてエネルギーに溢れた方。実際には私より背が低いのですが、舞台ではとても大きく見えるんです」と同調。さらに「ユカイさんも新しいエンジニアが凄く魅力的なので楽しみです。ユカイさんのエンジニアを見ないとみなさん後悔しますよ」と、チャーミングな笑顔でアピール。ユカイは「ありがとう~!」と、ちょっぴり恥ずかしそうに微笑んだ。

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10月19日(15日~18日プレビュー公演)から始まる日本公演についてユカイは「このベトナム戦争の時代に影響を受けたロックが一番好き。それも含めて自分の人生の全てをここにぶつけていこうと思っている。ロックの全てを賭けてエンジニアを演じたい」とし、今回の公演で初めて帝劇の舞台に立つキム・スハと中野も「緊張していますが、日本で演じられる事を光栄に思います。このチャンスに感謝して一生懸命頑張ります!」と声を揃えた。

あらためてミュージカル「ミス・サイゴン」の魅力について「『レ・ミゼラブル』と並ぶ2大ミュージカルだけど、この作品はベトナム戦争の時代で、自分が小学生だった時の話なのでリアリティーを感じる。音楽もすごくて、『プログレか!』と思うほど。美しいメロディーもあれば、ぶっ飛んだ音楽もある。音楽の力を感じさせるね!」と伝えたユカイ。最後は「ウエルカム・トゥ・ドリームランド!」と叫んでイベントを締めくくった。

「ミス・サイゴン」とは-
初演は1989年9月20日、ロンドン・ウエストエンド。作詞・作曲は「レ・ミゼラブル」の作詞・作曲も手掛けたアラン・ブーブリルとクロード・ミッシェル・シェーンベルクのコンビである。ベトナム戦争末期のサイゴンのナイトクラブで働く少女キムと、アメリカン大使館軍属の運転手クリスとの悲恋が描かれる。

<ストーリー>
1970年代のベトナム戦争末期、爆撃で故郷の村と両親を失ったキムは、サイゴンでナイトクラブを営むエンジニアに拾われる。戸惑いながらも店に出たキムの初めての客は、長引く戦争に対する疑問と虚無感にさいなまれるアメリカ兵クリスだった。互いの心に救いを見出した2人は急速に惹かれあい、永遠の愛を誓いあう。だがサイゴン陥落の中、轟音と共に最後のアメリカ兵救出用のヘリコプターが到着し、クリスはキムを残しベトナムを去っていった。
クリスはアメリカに帰還後、過去をふりはらうように結婚し、新しい人生を歩み始めるが、毎晩悪夢にうなされる日々が続いていた。一方、キムはエンジニアと共に国境を越えてバンコクに逃れ、クリスとの間に生まれた息子を育てながら、懸命に生きていた。
そんな中、息子の存在を知ったクリスは、妻と共にバンコクを訪れ、キムと再会する決心をする。しかし2人の再会の前に、キムはクリスに妻が存在することを知ってしまう。そして愛する息子を前にある悲壮な決意を固めるのであった。

『ミス・サイゴン:25周年記念公演 inロンドン』
出演:エンジニア役:ジョン・ジョン・ブリオネス、キム役:エバ・ノブルザダ、クリス役:アリスタ・ブラマー
<25周年スペシャル・フィナーレ ゲスト出演>
ジョナサン・プライス、レア・サロンガ、サイモン・ボウマン
製作:キャメロン・マッキントッシュ
脚本:アラン・ブーブリル/クロード=ミッシェル・シェーンベルク
監督:ブレット・サリヴァン
オフィシャルホームページ:http://miss-saigon-movie-25.jp/index.html
コピーライト:© 2016 CML

2017年3月より TOHOシネマズ日劇にて公開
(全国順次公開)

帝国劇場 ミュージカル『ミス・サイゴン』
2016年10月19日(水)~11月23日(水・祝)
プレビュー公演:10月15日(土)~18日(火)
http://www.tohostage.com/miss_saigon/