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映画『真夜中の五分前』 10/21(火)中国公開直前・上海記者会見オフィシャルレポート

行定監督 アジア全域にむけて大仕掛け

監督:行定勲 主演:三浦春馬 出演:リウ・シーシー、チャン・シャオチュアン

『真夜中の五分前』

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上海で、僕は美しい双子の姉に恋をした。でも、“彼女”は消えた。一年後、思いも寄らぬ姿で、再び“彼女”は僕の前に現れたー。名匠・行定勲監督、初の海外オールロケによる話題作が遂に完成。主演は『永遠の0』やドラマ「僕のいた時間」で人気・実力を兼ね備えたスターとしてその輝きを増し、注目の話題作『進撃の巨人』の主演としての期待も高まる三浦春馬。共演に中国の国民的ドラマ「宮廷女官 若曦(ジャクギ)」のヒロインとして若手トップスターに登り詰めるリウ・シーシー(劉詩詩)、台湾で年間視聴率一位を獲得した「最後はキミを好きになる!」の主演や映画『GF*BF』で日本での人気も高まるチャン・シャオチュアン(張孝全)。過去を生きる男と、過去を亡くした女が迷い込んだ、愛の迷路。今日と明日をつなぐ五分間に隠された、切なくもロマンティックな愛のミステリー。
日本・中国・台湾の注目スターが集結して製作される本作は、本年度の釜山国際映画祭でのワールドプレミアを皮切りに、中国では10月23日より日本映画としては最大規模で公開、その他台湾などアジア各地での公開が決定している。

10月21日(火)インターコンチネンタルホテルにて、三浦春馬、リウ・シーシー、チャン・シャオチュアンのキャスト3名による記者会見が行われた。(行定勲監督はスケジュールの都合上欠席)
三浦春馬は、撮影以来初めて戻ってきた上海のマスコミとファンの皆さんに、「こんにちは。みなさん、三浦春馬です。お会いできて光栄です。今日はよろしくお願いします。上海は今回2回目で、また戻ってこれて嬉しいです。」と、本当に流暢に挨拶をすると、会場から暖かい拍手で迎えられた。

上海の会見は、北京とはまた違い、日本の会見と似ていてサプライズ演出はありつつも静かに見守る雰囲気。
そして、ここ撮影地でもあるため、三浦へのサプライズ第1段は、劇中何度も登場してくる三浦春馬演じる良(リョウ)が愛用していた思い出の電動バイクが登場。使用していたものとは別のものだそう。そして、さらに第2弾は、三浦のクランクインの直前まで中国語のセリフをサポートしていた、中国語の王(ワン)先生が登場。驚きと嬉しさとで照れながらも、三浦が感謝を示すと、会場は温かい雰囲気に包まれた記者会見となった。
また、共演のリウ・シーシーとチャン・シャオチュアンも、撮影で長く過ごした場所ということもあってか、今までよりもとてもリラックスした表情で、特に三浦とチャン・シャオチュアンは舞台挨拶中に笑い合うなど和気あいあいとしていた。

尚、本日夜、行定監督が上海入りをし、上海のプレミア上映の後、映画のタイトルにちなんで、23:55=『真夜中の五分前』からカウントダウンイベントに監督・キャスト全員が参加予定。引き続き、広州・杭州と2地区に取材と舞台挨拶を予定しており、中国公開の成功へ向けキャンペーンを行っていく。

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上海・インターコンチネンタルホテルでおこなわれた記者会見のコメントはこちら・・・
MC:今日は皆さんと春馬さんに一つご紹介したものがあるんです。それはこの映画の中で非常に重要なアイテムなんですが、さて、それはなんでしょうか??

(三浦:前に何かが運ばれ、照れながら見守る。)

MC:「あーー、春馬さんはうすうすわかっているんじゃないかと思いますが… さて、春馬さん、ぜひあけてみてください。」

三浦:(布をめくる)

MC:「はい、そうなんです。電動バイクですね。みなさん、この電動バンク、この映画の中ではとてもとても大切なアイテムなんです。この会場にある写真からもわかりますがこの電動バイクが、劇中の春馬さんの役とシーシーの役の「愛の交流」のツールとなってくるんですね。春馬さん、実際この電動バイク、あなたにとってどんな印象ですか?」

三浦:このバイクで、同じようなシーンがあるんですが、それぞれシーンで感情が全部違うんです。そこが、この映画の見所の1つでもありますね。」

****シーン変わって、
MC「三浦さんの3か月の中国語の特訓の成果、ここで見せていただけますか?」

三浦:「上海に来るのは、2回目です。上海に再び戻ってこられてとてもうれしいです。ありがとう!」

会場:「おーーっ」と驚きと共に関心する声が挙がる

MC:「いま、春馬さん「えー」っていましたけど、すごく中国人のネイティブな言葉かと思いました。なるほど、「えー」は世界共通の言葉なんですね」

三浦:(笑顔で照れている)

MC:「さてさて、今日、実は三浦さんに一つサプライズを用意してるんです。さてなんでしょうか??」

三浦:(考えている)

MC:「ご紹介しましょう、彼女は、この映画のクランクイン前に三浦さんに中国語を教えていらっしゃった中国語の先生なんです。ご自身のご紹介をしていただけますか?」

王先生:「こんにちは、私は上海義劇学院でセリフを教えております。今回、この映画を撮るにあたって三浦春馬さんと中国語を学ぶ機会を与えてくださって、本当に光栄におもいます。三浦さんとは撮影前に主に今回の映画の本編を一緒に勉強しました」

MC:「先生は、セリフ指導でとてもすばらしい経歴を持った著名な先生であります。さて、映画の撮影中の三浦さんの中国語に関して、印象に残っていることはありますか?」

王先生:「私は、実は撮影に参加してはいないのですが、その前に彼と一緒にセリフを中心に指導をおこないました。セリフで重要なのは、外国語を使っていかに役を表現するかというところなのですが、勉強しはじめたばかりのころは、中国語の発音「ZH,CH,SH」と「ZI CI SI」の区別など基本的なところがまだ不十分だったんです。でも今日彼の中国を聞いて、ちゃんと発音できてきたところ見ると、私が教えた短い時間の後の彼の頑張りは本当にすばらしかったんだなと感心しました。」

MC:「ありがとうございます。三浦さん、王先生からこんなに絶賛のコメントをいただいて、どうですか?」

三浦:「我也很高兴」(ぼくもとってもうれしいです)

王先生:「彼は日本でもちゃんと勉強してきたんで、基礎はちゃんとできていたんです。だから、私が教えたのはセリフをスムーズにいえること、そしてそこに自然に感情をこめること、その2点でしたね。」

MC:「ありがとうございました」

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アジアの人気キャストが集結

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【ストーリー】
時計修理士のリョウ(三浦春馬)は、ひょんなことからルオラン(リウ・シーシー)という美しい女性と出会う。彼女には女優をしているルーメイ(リウ・シーシー/二役)という一卵性双生児の妹がいた。今、ルーメイにはティエンルン(チャン・シャオチュアン)という婚約者がいて、その婚約祝いには是非ともルーメイが思いもつかないようなプレゼントを贈りたい・・それで出会ったばかりのリョウにプレゼント選びを手伝ってもらうことに。唐突で奇妙な出会いではあったが、リョウは美しいルオランと知り合えたことに胸を躍らせる。しかし親しくなるにつれて、リョウはルオランが抱える心の闇に気づいていく。ルオランは自分の人生の片割れでもあるようなルーメイを深く愛しているのだが、「同じものを好きになってしまう」というこの双子姉妹の性(さが)から、ルオランもティエンルンを愛してしまっており、そのことでルーメイに対する激しい嫉妬を抱えていた。そんなルオランを優しく受け止めてやるリョウ、二人の関係はやがてゆっくりと恋人へと発展していく。

監督 : 行定勲『世界の中心で、愛をさけぶ』『春の雪』『北の零年』『今度は愛妻家』『カメリア』『パレード』『つやのよる』、『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』
脚本:堀泉杏
原作:本多孝好『真夜中の五分前 five minutes to tomorrow side-A/side-B』(新潮文庫刊)
監督:行定勲キャスト / 出演: 三浦春馬、リウ・シーシー(中国)、チャン・シャオチュアン(台湾)
配給:東映
Ⓒ2014 “Five Minutes to Tomorrow” Film Partners
公式サイト:http://mayonaka5.jp/

12月27日(土)全国ロードショー!