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越岡裕貴、「ふぉ~ゆ~もジャニーズ事務所に推されたい!」 ふんどしでは驚かない!次は全裸で!? 映画『まくをおろすな!』初日舞台挨拶

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映画『まくをおろすな!』の公開初日舞台挨拶が、1月20日、東京・TOHOシネマズ 日比谷にて行われ、主演の越岡裕貴(ふぉ~ゆ~)をはじめ、共演の工藤美桜、寺西拓人、原 嘉孝、室 龍太、LiLiCoと、清水順二監督が登壇した。

本作は、江戸の街を舞台に、歴史に残る大事件を新解釈で描く、歌やダンス、殺陣、大胆なアクション、そして涙あり笑いありの超デラックスミュージカル時代活劇。

監督は、演劇ユニット30-DELUXの主宰・清水順二が務め、同劇団で20年に上演した舞台を原案に映画化。弱い者を助けるために詐欺師稼業に勤しむブン太こと紀伊国屋文左衛門を映画初出演にして初主演を飾った越岡裕貴(ふぉ~ゆ~)、ブン太のバディとなるモン太こと近松門左衛門を工藤美桜が演じ、堀部安兵衛を寺西拓人、大岡越前守忠相を原嘉孝、寺坂吉右衛門を高田翔、犬屋敷郎府を室龍太など、舞台を中心に活躍しているジャニーズたちが顔を揃え、さらには、竹中直人、岸谷五朗の豪華俳優陣が作品に迫力と厚みとユーモアをもたらしている。

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舞台挨拶の冒頭には、この日参加することができなかった高田翔のメッセージがスクリーンに映し出され、会場を和ませる。

そしてこの日、誰よりの煌びやかな衣装で登場したのは清水監督。舞台をそのまま映画館で観るような本作だが、「舞台のような映画にしました」と、映画と舞台の融合を強調し、「(キャストたちが)みんな、舞台のことを分かっているんで」とキャスト陣との信頼をのぞかせた。

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ゲスト登壇者として登場したLiLiCoも、本作について「舞台としても観て良い。舞台はなかなか観に行けないという人にも映画だったら行きやすい。(舞台を)初めて観てみようかなという方にも、凄くいいアイディア。色々(他の作品で)パクられるんじゃないかな(笑)」と、映画コメンテーターの視線でコメント。

また、本作のテーマ曲「The Breakthrough My Century」にちなみ、「今年こそ突破したい、挑戦したいことは?」という問いに、LiLiCoは「去年膝を怪我してしまって走れないので、今年は走れるようになりたい。そしてプロレスラーとしてまたリングに上がりたい」と目標を掲げ、「あと、主人に”行ってきます””行ってらっしゃい”のチューをすること」と笑顔をこぼした。

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越岡は「『ふぉ~ゆ~』というグループはジャニーズ事務所に公式に推されていないグループなんで、2023年は公式で推されたいという思いです。この前もテレビ番組で二宮くんに言われたんですよ。『ふぉ~ゆ~は公式に推してないから(笑)』って。非公式を突破したい!」とジョークを交えながらも、グループとしての更なる飛躍に意欲を見せる。

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室は「ゴルフのベストスコア―を突破したい」と答えるも、すぐに「冗談です・・・」と却下し、「このアクリル板を突破したい」と言い直すも、越岡から「(それは)危ない!」と言われる始末。

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原は「去年も挙げた目標でできなかったんですけど、ベンチプレス100キロを今年こそは達成できるように頑張ります」と宣言。

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寺西は「釣りに行きたい、魚を捌きたい、相撲も観に行きたいし、ぬか漬けとカレーもスパイスから作りたい・・・」とマイペースに話す。「あ、あと舞台と映画が融合したエンターテイメントを作りたい」とボケると、すかさず「出てる!出てるんだよ!」とツッコミが入る一幕も。

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工藤は「手相を見てもらったら、『海外に縁があります』と言われたので、英語を習いたいです」とニッコリ。

さらに、映画製作の発表から約1年、越岡とバディとして共演した工藤に越岡の印象を聞くと、「本当に人として尊敬できる。お芝居もそうですが、歌やダンス、殺陣にも挑戦して、舞台の経験もほぼなかったので、どうしていいか分からなかった。越岡さんはいろんなことを教えてくださって、傍で助けてくださいました。親身になって聞いてくれて話してくれて凄く優しい。全部受け止めてくださるので安心して私もお芝居に向き合うことができた。本当にバディが越岡さんで良かったと心から思いました」とべた褒めし、越岡への感謝の気持ちを口にした。

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その言葉に、越岡は「褒められるの慣れてないから・・・」と照れながら笑顔。「逆に、嫌だなと思ったことある?」と聞くと、工藤は「絵が下手だった(笑)。待ち時間に”コアラ”を描いたんだけど・・・」と告白。「驚異的に下手だったという・・・」と自ら認めた越岡だった。

さらに越岡は「ふんどしのシーンをけっこう撮ったんですけど、ちょっとしか映っていなくて」と明かし、「“ふぉ~ゆ~”がふんどしになってもビックリしない。山田涼介くんとかがふんどしになったら“わ~”ってなるけど。だから次は全裸だね。そのくらいじゃないとみんな驚かない」と嘆げいていた。

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最後に監督が「観客動員の数を突破して続編をやりたい。ぜひ応援してほしい。越岡くんを男にしたい!」と意気込むと、越岡は「本当に皆さまに助けてもらいながらここまで来ることができました。この作品は自分の人生を自分で幕を下ろすなという意味もありますが、凄くポジティブな作品です。生きるエネルギーだったり、ポジティブなエネルギーが皆さんに届けばと!」と思いの丈を語り、舞台挨拶を締めくくった。

映画『まくをおろすな!』
<あらすじ>
ブン太こと紀伊国屋文左衛門(越岡裕貴)は、モン太こと近松門左衛門(工藤美桜)とバディを組み、「人生の幕は自分でおろすな」と、心中希望のカップルに芝居を打たせ助けている。
溜まり場「どっぐかふぇ」で、芸人·犬屋敷郎府(室龍太)などと交流を深めている時、アルバイトに来たヤスベーこと堀部安兵衛(寺西拓人)が赤穂浪士で、吉良上野介義央(岸谷五朗)への仇討ちを目論んでいることを知る。寺坂吉右衛門(高田翔)ら赤穂浪士が江戸に集結する中、ブン太はモン太と共に一計を案じる。
しかし、討ち入りの裏には、10年前に南町奉行の大岡越前守忠相(原嘉孝)と、諸国を巡って情報収集していた松尾芭蕉(竹中直人)が戦った反乱軍による企みがあった。しかも、それによってブン太の秘密も明らかに···。

監督:清水順二
脚本:竹内清人
音楽:杉山正明
出演:越岡裕貴(ふお~ゆ~)工藤美桜/寺西拓人 原嘉孝 高田翔 室龍太/竹中直人 岸谷五朗
2022年/日本/カラー/シネマスコープ/5.1ch/113分
配給:ショウゲート
公式HP:.makuoro.com
©「まくをおろすな!」製作委員会

2023年1月20日(金)TOHOシネマズ 日比谷 ほか全国公開

◆予告編