Open Close

松坂桃李、映画『マエストロ!』初日舞台挨拶! サプライズプレゼントに感激!!

笑いと涙の本格的音楽エンターテインメント、映画『マエストロ!』が、1月31日、初日公開を迎え、東京・丸の内ピカデリーにて舞台挨拶が行われ、主演の松坂桃李をはじめ、共演の西田敏行、miwa、古舘寛治、大石吾朗、河井青葉、池田鉄洋、モロ師岡、村杉蝉之介、小林且弥、中村倫也、嶋田久作、総勢12名の主要キャストと小林聖太郎監督が登壇した。

DSC_7162

DSC_7102

劇中のオーケストラコンサートと同じく全員正装で登場すると、客席から大きな拍手と歓声が! 「正装をさせられたので、いきなり演奏をさせられるのかとビクビクしていました(笑)」と会場を沸かすも、「巣立つひな鳥を見守る親鳥の心境。うれしいようなさみしいような・・・」と初日を迎え感慨深げな松坂。miwaは、「今日、舞台挨拶に立って『あ、私、映画に出たんだな』と実感しました」と初の映画出演を喜んでいた。

DSC_7152

DSC_7215

約1年8カ月をかけて制作された本作。謎の指揮者を演じた西田は、「映画作りは交響曲を奏でるようなものです」と語り、「松坂君は片時もヴァイオリンを離さず、絶えず練習していた。すばらしい努力と情熱で臨む姿に胸が締め付けられるようでした。この映画のコンサートマスターは松坂桃李でした。彼はいま26歳ですが、人間の気力と体力のピークと言われる37歳まであと10年あります。キャリアをいっぱい積んで、日本映画界を牽引するビッグな俳優として成長を続けてほしいです」と、サプライズで松坂にエールが送られた。松坂は「まさか西田さんからお言葉を頂けるとは・・・。すごく嬉しいです。頑張ります!」と尊敬する大先輩からの言葉に感激しきり。

DSC_7296

DSC_7316

さらに、原作者のさそうあきら氏もサプライズ登場し、松坂に似顔絵をプレゼント。周りのキャストたちに羨ましがられ、松坂も大喜び。さそうが、「私一人のペン先から出たインクのシミのようなものが、大きな木になり、たくさん果物をつけました。プロフェッショナルな方々に、このような作品に仕上げていただき感動しています」と感謝の気持ちを述べると、キャスト陣も満面の笑み。

DSC_7267

DSC_7260

これだけのキャストが顔を揃えたのもこの日が初めてだという。撮影時の休憩時間には、miwaの「ヒカリヘ」という曲をエアーでセッションしてスマホで動画を撮ってみたり、大石のプラットホームでの撮影では、終電をねらっていたのに始発の時間になってしまい通勤客が来はじめてしまったことなど、エピソードトークが飛び交い、舞台上はまるで同窓会のような盛り上がりを見せていた。

DSC_7337

DSC_7361

最後に松坂は、「音楽は人間の作りあげた最高の栄養剤だと思います。ときには刺激を与えて奮起させ、ときには背中を撫でるように癒しを与え、元気の源でありエネルギーを与えてくれます。そんな栄養がたくさん詰まった純度100%の映画です。ここまで、私たち制作陣が温めてきた作品を、最後は観客のみなさんの言葉で(宣伝していただき)完成させていただけたら幸いです」と力強くメッセージを伝え、舞台挨拶を終了した。

DSC_7370

映画『マエストロ!』
<STORY
若きヴァイオリニスト香坂のもとに舞い込んだ、解散した名門オーケストラ再結成の報。だが、練習場は廃工場、集まったのは再就職先も決まらない「負け組」楽団員たちとアマチュアフルート奏者のあまね。合わせた音はとてもプロとは言えず、不安が募る。
そこに現れた謎の指揮者、天道。再結成を企画した張本人だが、経歴も素性も不明、指揮棒の代わりに大工道具を振り回す。自分勝手な進め方に楽団員たちは猛反発するが、次第に、天道が導く音の深さに皆引き込まれていく。だが、香坂だけは天道の隠された過去を知り、反発を強めてしまう。そして迎えた復活コンサート当日、楽団員たち全員が知らなかった、天道が仕掛けた本当の秘密が明らかになる――。

監督:小林聖太郎(『毎日かあさん』)
脚本:奥寺佐渡子(『八日目の蝉』)
原作:さそうあきら「マエストロ」(双葉社刊)漫画アクション
出演:松坂桃李、miwa/西田敏行ほか
配給:松竹/アスミック・エース
(c)2015『マエストロ!』製作委員会
公式サイト: http://maestro-movie.com/

全国にて公開中!!