舞台『私立探偵 濱マイク-罠- THE TRAP』が2月28日(土)サンシャイン劇場から公演が始まった。 初日開幕前に取材会とゲネプロが行われた。
林海象監督の人気映画「私立探偵 濱マイク」シリーズの映画公開30周年を記念して、2021年に朗読劇、舞台作品を2022年に第1弾、2025年2月に第2弾を上演。今回が第3弾にして映画版舞台化の完結編となる。3部作を通じて主演をつとめるのはマイクを当たり役として高い評価を得る佐藤流司。さらに矢部昌暉 ,小泉萌香,七木奏音が3作、なだぎ武が2作wを続投、 福井巴也(UNiFY)川上千尋 上田堪大 大沢健 野々花ひまりが今作より初参加となる。

七木 矢部 福井 大沢 佐藤 野乃花 上田 川上 小泉 なだぎ
【取材会】

佐藤流司:何年も続いてきたこの作品がようやく終わりを迎えるということで、非常に寂しい気持ちもありますけれども、しっかり有終の美を飾って綺麗に終われたらいいなと今思っております。
今回は1弾2弾とは少しテイストが変わり、ミステリー要素やサスペンス要素がだいぶ強く色濃く反映されている作品です。やっぱり我々が理解できなければ、お客さんの理解は非常に難しいと思っておりますので、しっかり自分たちがそれぞれの役割を理解した上で、物語をしっかり噛み砕いて皆様に伝えられるようにと意識していたと思います。
稽古場の雰囲気は、もうかなり殺伐としていて、特段会話もなかった。(他キャストから笑いと否定の声の中、なだぎは「一触即発」の声でさらに声は大きく)そういったひりつきが本番にも表れる。そういった現場だったんだと、それぐらいシリアスだったとみてほしいですね。
(アクションシーンは)多い…多いか…。はい、結構ちょうどいいぐらいで、見やすい量になっていると思います。いつも言わせてもらっていますが、やっぱり舞台上で命を削るといいますか、自分がしんどかったり、死を感じたりする瞬間が1番、自分が生きているなと思う瞬間でもあります。そういった意味で、気持ちも乗りやすいぐらいのアクションシーンの量と言いますか、やっていて気持ちいいなと思います。それがマイクの魅力でもあるのかなと。
大沢健:私は今回から参加させていただいたんですが、とにかく皆さん全員が初めてのキャストで、私も本当に初心に帰ったつもりです。演出の西田さんがよくおっしゃったんですけど、皆さんとにかくセンスがいいと。センスの良さを求めて、このメンバーが揃ったんだなと思って、私も追いつくように必死に頑張っていました。テンポのいい展開、映画の話から舞台としてどうなったのか、そこも楽しみに見ていただけたらなと思います。
福井巴也:僕も今回から参加ですが本当に楽しい現場で、本番で皆様にお届けできるのを楽しみにしております。怪我無く無事に最後まで終えられればと思っています。
矢部 第1弾から参加させていただき、星野くんという役を続けて無事にここまでこられたのはすごくうれしく思っております。完結編ということなので、しっかり頑張っていきたいと思いますが、今作もなかなかハードな内容となっておりますので、チームワーク良く、怪我なく最後まで走り切れたらと思います。
キャストもスタッフもアンサンブルの方も、本当にプロだと実感しています。パネルの転換一つとっても、暗い中でもきれいに転換が行われるので、皆さんにも驚きがあるんじゃないかと思っています。

矢部昌暉:僕も第1弾から参加させていただきまして、この星のくんという役を続けて無事にここまで来られたのはすごく嬉しく思っております。最終章ということなので、しっかり頑張っていきたいと思いますが、今作もなかなかハードな内容となっております。皆さんチームワークよく怪我なく最後まで走りきれたらなと思います。
七木奏音:第1作目の登場人物だったんですけれども、第2作目、そして今回の3作目は舞台オリジナルキャラクターとして今回も参加させていただいて、マイクたちの仲間になって、マイクたちのためにいろいろ自分なりに考えて行動して、いっぱい戦って、少しでも彼女なりの色を添えられたらと思っております。

なだぎ武:前回第2弾からの引き続きで中山刑事役をやらせていただくんですけれども、今回は最終章ということでね、怪しくも楽しい、大団円ぽい感じになっているんで、エンターテインメントとしては素晴らしい終わり方だなと、やりながら思っております。
それでですね、最終章にふさわしく、今回の中山はですね、ちょっとね、悪い刑事ではあるんですけれども、今回は見事なダンスシーンもありますので(まわりから笑い)、こちらの方も注目していただけたらと思います。プロのダンスですね。これが見事な市村正親を彷彿とさせるような意識でやっております。

ゲネプロより舞台写真

小泉萌香:私は舞台の第1弾から参加させていただいているんですけども、本当にこの現場が楽しくて楽しくて、でも集まる方々は尊敬できる方ばかりなので、毎回キャストも違ったりもするので、また新鮮に楽しませていただいております。今回もものすごいものが目の前で繰り広げられるんじゃないかなと思いますので、私も楽しみです。
(昨日が誕生日で)昨日、皆から歌やケーキやいろいろいただきました。ちょっと年を重ねても制服を着たりして、自分からは触れないようにしていたんですけれど、がんばってピチピチ感をだせたらいいなと思っております。
川上千尋:私は今回からの参加なんですが、百合子はお話ができない、声が出ないと役柄でして、私自身すごく初めての挑戦が多い中で、稽古期間が約10日間というすごい短い稽古期間の中で、皆さんに支えられながら百合子が出来上がっていったんじゃないかなと思っています。この作品に花を添えられるように頑張りたいと思います。
稽古が始まってすぐの頃に事務所の先輩のなだぎさんと(「吉本興業なんですよ」となだぎ)通り過ぎるときに「吉本の後輩やったら、なんでもできるやろ」と言われたのですが(爆笑)それが怖ろしかったです。(なだぎが「アドリブもいけるやろ、といったのですが、よく考えたら喋れない役だった」と解説し笑いが起きた)
上田甚大:今回からの参加で、入った時に座組の空気から仲が良いんだろうと感じました。キャストの人柄もそうですが、舞台は1人では作れるものではないですし、スタッフさんの皆さんとキャストの皆と支え合う。この作品は特にセントチェンジとか転換とかがたくさんあったりする中で、ほんとに全員が1つずつシーンを作り上げていっているなっていうのを特に感じるので、そういうのもいろいろ感じてもらいながら観劇してもらえたら幸いです。
野々花ひまり:私も今回初めて参加させていただきます。この作品は、誰かを好きになることの純粋さや危うさを描いていると、私は感じています。演じる水月は一見明るく人に愛されているように見えて、孤独で、もろいものを持っているのではないかと思いながら、お稽古場で水月と向き合ってきたので、千秋楽までそういうところを繊細に演じられるように頑張りたいです。そして皆さんと一丸となって、そしてお客様の一丸となって、この作品をもっと成長させられるように頑張りたいと思います。
最後に佐藤から「言いたいことが3つあります」と前置きして「1つ目は、多彩なエピソードが飛び出すかと思って、私は控えめにしておりましたが、皆おもしろくない!! 2つ目はこういう取材していただく日や初日はむくまないようにと前日は一生懸命努力しているのですけれども、いつもはそういったことを気にせず、塩分過多の生活をしておりますので、逆に体内のナトリウムのバランスが崩れ、よりによって今日ちょっとむくんでいます。3つ目は舞台・エンタメを変えていきたいという思いが私にはあるんですね。やっぱりいいものはいいよねとずっと思いますし、そういったものが残る舞台界隈になっていけばいいなって思います。ほんとに来ていただく皆様には感謝申し上げたいですし、誰々が出ているから見に行くとかではなく、やっぱり作品も面白いと思ってもらえるように頑張っていきたいなと思っておりますので、今回来ていただける皆様には本当に感謝を申し上げております。来られなくても応援しているよとか頑張ってくださいねなんて思ってくださる皆様も感謝申し上げます」との挨拶で会見を終えた。
【ゲネプロ】

濱マイク(佐藤流司)が恋に落ちた。

相手はしゃべることができない百合子(川上千尋)

マイクの相棒は星野(矢部昌暉)


マイクと星野の間はマイクの妹・濱茜(小泉萌香)

王百蘭(ワン・バイラン)を七木奏音

中山刑事役は第2弾から引き続きなだき武。エリート刑事の神津役は福井巴也(UNiFY)

物語の鍵となるミッキー役に上田堪大、女性工員の水月/影男役(2役)に野々花ひまり

教会の神父役は大沢健が演じる。

佐藤のアクションも健在

歌は佐藤だけでなく、劇中の大切なポイントとなって歌われる
舞台『私立探偵濱マイク-罠- THE TRAP』
【東京】 2026年2月28日(土)~3月8日(日) サンシャイン劇場
【大阪】 2026年3月14日(土)~3月15日(日) COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
【愛知】 2026年3月20日(金・祝)COMTEC PORTBASE
原作 林海象映画「-罠- THE TRAP」(「私立探偵 濱マイク」シリーズ)
脚本・演出 西田大輔
音楽 田井モトヨシ
出演
濱マイク 佐藤流司
神津 福井巴也(UNiFY)
百合子 川上千尋
ミッキー 上田堪大
星野 矢部昌暉(DISH//)
濱茜 小泉萌香
王百蘭 七木奏音
中山刑事 なだぎ武
神父 大沢健
水月・影男 野々花ひまり
公式サイト: hamamike-stage.com
主催:【東京・大阪公演】舞台「私立探偵 濱マイク」製作委員会2026
【愛知公演】中京テレビクリエイション
©林海象/舞台「私立探偵 濱マイク」製作委員会2026
















