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阿久津慶人、初映画主演に「嬉しくて発狂して失神しそうになった」長妻怜央は夏休みの思い出で”蚊”嫌いに? 映画 『ラストサマーウォーズ』先行公開記念舞台挨拶

映画『ラストサマーウォーズ』

阿久津慶人、井上小百合、長妻怜央、
櫻井淳子、デビット伊東、 宮岡太郎監督登壇

<先行公開記念舞台挨拶>

埼玉県入間市が全面協力した映画『ラストサマーウォーズ』が、ユナイテッド・シネマ入間にて先行公開中で、7月1日(金)から全国公開する。6月25日、先行公開を記念して、埼玉のユナイテッド・シネマ入間 シアター9にて舞台挨拶が開催され、阿久津慶人、井上小百合、長妻怜央(7ORDER)、櫻井淳子、デビット伊東、そして宮岡太郎監督が登壇した。

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左から 監督、小山さん、松浦さん、デビットさん、長妻さん、阿久津さん、井上さん、飯尾さん、羽鳥さん、上田さん、櫻井さん

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後ろ左から:松浦さん、上田さん、羽鳥さん、飯尾さん、阿久津さん、小山さん、井上さん、櫻井さん
前左から:長妻さん、デビットさん、監督

本作は、狭山茶の主産地として有名な埼玉県入間市を舞台に、小学 6 年生の映画好きな男の子が、想いを寄せる女の子の引越しが決まったことをきっかけに、彼女をヒロインにした自主映画作りをスタートさせようと奮闘する青春ジュブナイル映画となっている。

主人公の宮竹陽太役を演じる阿久津は、オーディションで主演が決定した際の様子を聞かれると「今まで主役とかやっていなかったので“やりたいなあ”と思っていて、このオーディションを主役で受けて、家に帰って『合格しました』って言われたときは、初めての主役で、しかも映画ということでめっちゃ嬉しくて、叫び回って発狂して失神しそうになりました」と打ち明けて観客を笑わせ、本作の内容と同様に、もし自分が映画を撮るならどんな作品を撮りたいか質問されると「大人でも怖がるようなめっちゃ怖いホラー映画を撮ってみたいです」と意外な答えをして驚かせた。

また、地元•埼玉県出身の土方先生役を演じる井上、陽太の父•宮竹宏役を演じる伊東、陽太の母•宮竹晴子役を演じる櫻井の 3 人は、出演オファーを受けた際の心境を尋ねられると、井上は「めちゃめちゃ嬉しかったです。地元に貢献できるというのと、出身が同じ方々と一緒にお仕事ができるというのが嬉しかったです」と声を弾ませ、伊東は「ふたつ返事ですぐ答えました。ただ内容を見て“ちょっと違うんじゃない!?”って。お父さん役なんだと思って…」と少し不満げ!?な様子。櫻井は「もちろん嬉しかったんですけど、私は鶴ヶ島市出身なので、“入間市出身じゃないのに大丈夫かな”とは思いました。でも呼んでいただけてありがとうございました」と笑顔を見せた。

そして、陽太の兄•宮竹匠役を演じる長妻は「映画というものにほとんど携わってこなかったんですけど、埼玉の作品ということで、茨城代表として来させていただきました」とコメントし、伊東から「それは別に言わなくていいと思うよ」と突っ込まれたが、長妻は「すごく温かい方ばかりで、茨城代表としては…(笑)。ありがたく歓迎していただきました」とボケを重ねて笑いを誘った。

さらに、撮影時の思い出を聞かれると、井上は「阿久津くんは最初、人見知りなのかなと思ったんですよ。リハのときから寡黙で、“小学生なのに大人っぽくてしっかりしているな”と思ったんですけど、意外とロケバスの中とかでゲームの話で盛り上がっていたり、『これあげる』って言って『はい、ゴミ!』みたいなことをしてきて、“ちゃんと子どもなんだ!”って思いました。一緒にお弁当を食べたりした時間が楽しかったです」と目を輝かせ、伊東が「先生のこと、ちょっと下に見てたでしょ」と声を掛けられた阿久津は「ちょっとしたいたずら心です」と答えた。

同じ質問に、長妻は「家族団欒のシーンがあったんですけど、僕は大人になってから 1 人暮らしをしているので、久々の団欒で嬉しかったんですよね。お芝居されているデビットさんと櫻井さんがあまりにも自然すぎて、本当に家族のような気持ちになってちょっと嬉し涙が出そうでしたね」と感慨深げに語ったが、櫻井は「(家族みんな)よく喋っていましたね。ただ 3 人がよく仲良く喋っていて、私だけ 1 人ぼっちなイメージがあります」と口をとがらせた。

本作の内容にちなみ、夏休みの思い出や、子どもの頃の自分に声をかけられるならどんな声をかけたいか質問されると、井上は「私は男兄弟で育ったので、とにかく夏休みが大好きで、ずっと外で遊んでいたんです。なので『もっと勉強頑張れ!』って言いたいです(笑)。もうちょっとやっておけばよかったなと思います」と苦笑。

長妻は「上半身裸で遊んでいたんですけど、蚊に背中を冗談抜きに 100 か所くらい刺されて、そこから蚊がどうしても嫌いで、蚊を見たら絶対に倒そうという気持ちなんですけど、それがなかったらもうちょっと心優しくいられたのかなと思います」とエピソードを明かし、撮影中に阿久津ら子役たちと虫取りをして遊んでいたそうで「カマキリとかをみんなで捕まえましたね。僕も田舎っ子だったので、そういう遊びをしていました」とニッコリ。伊東から「カマキリは大丈夫なの?」と声をかけられると、長妻は「カマキリは大丈夫ですけど、蚊はちょっと…」と眉をしかめ、伊東は「思い出させちゃったね。ごめんなさい」と謝罪した。

最後に、締めのコメントを求められた阿久津は「僕たちが頑張って 9 月の猛暑に作ったので、この舞台挨拶を機に SNS などで拡散していただいて、いろんな人に知ってもらえたら嬉しいです」とお願いし、井上は「この映画は子どもたちが夢を追いかけて頑張る姿が素敵なんですけど、映画を撮影している子どもたちと、役の子どもたちがリンクしていて、今日、撮影ぶりに再会したんですけど、みんな身長が伸びていて、成長していて、担任の先生の気持ちで “みんなが夢に向かって現実世界でもお仕事して頑張っているんだ”と思うとグッとくるものがありました。皆さんにとってもこの映画でちょっとでも心にグッとくるものがあって、“頑張ろうかな”と思ってくださったら嬉しいです」とアピールした。

『ラストサマーウオーズ』
<あらすじ>
ボクのヒロインになってください!
小学 6 年生の内気な映画好き男子•陽太は、同級生の女子•明日香にひそかに想いを寄せていた。
そんな明日香が急に引っ越すことが決まり、動揺を隠せない。
「そうだ、彼女をヒロインにした映画を作ろう!」
思い立ったものの、インキャな彼をサポートしてくれる友達はいない。
映画好きな担任の土方や陽太の兄が相談にのってくれて、気づけば、ちょっとキャラ強めではあるけれど、愉快で才能に溢れた同級生5名が仲間になっていた。
つまずきながらも、スマホアプリや SNS など令和テクノロジーを駆使して撮影はすすんでいく。しかし子供だけでの撮影は危ないと親たちの妨害や事故が発生してしまい•••。映画を完成させて、初恋の明日香を笑顔にすることはできるのだろうか?

阿久津慶人 飯尾夢奏 羽鳥心彩 松浦理仁 小山春朋 上田帆乃佳 井上小百合 長妻怜央(7ORDER) / デビット伊東 櫻井淳子
監督・企画・編集:宮岡太郎
脚本:奥山雄太
音楽:中村巴奈重
主題歌「ラストサマーフィルム」はたゆりこ
協力:埼玉県入間市 入間市教育委員会 入間市文化創造ネットワーク
制作:映画「ラストサマーウォーズ」製作委員会(啓和運輸 住協 入間さんま祭り実行委員会 徳竹正彦 コスモ・スペース M×2films 吉沢建設 司産業 水村雅啓 テレ玉)
後援:入間市観光協会 入間市商工会 入間青年会議所 入間ロータリークラブ 入間南ロータリークラブ 入間ライオンズクラブ 入間市工業会
協賛:エヌエスティ・グローバリスト 徳竹茂男
配給:「ラストサマーウオーズ」製作委員会
©「ラストサマーウオーズ」製作委員会

<公式 HP>http://lastsummerwars.com/
<公式 Twitter> @ iruma_mov

6月24日(金)よりユナイテッド・シネマ入間先行公開中
7月1日(金)より新宿武蔵野館、シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開