映画『交換ウソ日記』の完成披露試写会が、5月29日、東京・丸の内ピカデリーにて行われ、主演の高橋文哉と、共演の桜田ひより、茅島みずき、曽田陵介、齊藤なぎさ、板垣瑞生、そして竹村謙太郎監督が舞台挨拶に登壇した。
櫻いいよの大ヒット青春小説 「交換ウソ日記」を実写映画化した本作は、ヒミツの交換日記からはじまる、最高に”すれ違い“ラブストーリー。
学校イチのモテ男子で、思ったことをすぐ口にするド直球な性格の瀬戸山潤役を高橋文哉、瀬戸山とは真逆 に、つい空気を読みすぎてしまう不器用な女子高生・黒田希美役を桜田ひよりが演じ、2人を取り巻く共演者には茅島みずき、曽田陵介、齊藤なぎさ、板垣瑞生というネクストブレイク俳優が顔を揃えた。
ステージ上には、さわやか胸キュンな世界観をイメージしたバルーンを使った豪華演出が施され、大きな拍手に迎えられキャストたちが登場！
本作が恋愛映画初主演となる高橋は、あらためて撮影を振り返り「本当に楽しかったです。キュンシーンや、細かく散りばめられているシーン１つ1つを観ても、本当にいい映画ができたなと思います。この作品で恋愛映画初主演を務めさせていただいてとても光栄でした」と感慨。
続けて、「1つの胸キュンシーンを作るのにも、キャスト・監督含めスタッフの皆さん総出で、どの形が一番キュンとするのか、どうしたらひよりちゃんが可愛く、どうしたら高橋文哉がカッコよく見えるのかを研究してくださった。初めてこういう空気を感じたので、難しくもありましたが達成感がありましたね。現場の空気が凄く好きでした」と充実感を滲ませながら、熱い現場に感謝した。
桜田も「いろんな方の壮大な気持ちとお仕事ぶりに凄く助けられました。全員が可愛く、カッコ良く映っているので、ぜひ楽しみにしていてください」とアピール。自身も恋愛映画のヒロインは初挑戦。中でも1番キュンとしたお勧めシーンを聞かれると、「瀬戸山くんがメガネをかけているシーンがあるんですが、女性は誰しも共感していただけるんじゃないかなと」と、高橋のメガネ姿を挙げる。「普段メガネをかけていない、気になる男の子が至近距離でこちらを見ていたら、もうこんなに胸を打たれることはないだろうと。それをこの大スクリーンで高橋文哉さまのお顔がカメラ目線で自分を見ている。これは本当に絶対に楽しみにしていただきたいポイントで見どころ。その一瞬を逃さず胸に受け止めてください！」と力を込める。
齊藤と茅島は「それを見てキュンキュンしているひよりも可愛い！」とコメント。板垣は何度も共演経験のある桜田とは息もピッタリ。それでも「今回の役は新鮮でした」と笑顔。同い年の高橋とは初対面で意気投合したという。
高橋について、監督は「若いんですけど、みんなをまとめる座長としてとてもしっかりしていました」と座長としての高橋を称えつつ、「なんか、いい匂いがしてくるんです。いい香りがしてくるので、みんながそれに釣られて楽しい気持ちになってくるんです。不思議な感覚でしたね」と髙橋の魅力を伝える。
その言葉に、高橋は「初めて言われました。芝居からいい匂いがする。こんなに嬉しい誉め言葉はあるんですか？ありがとうございます。おかげさまです」と照れまくり。
また、同年代のキャストが集まったことで、撮影時から仲良く和気あいあいとした現場だったそうだが、茅島は「遊園地のシーンが印象に残っていて。女子が凄く盛り上がっている中で、曽田さんと高橋さんはどうもジェットコースターが苦手みたいで、（順番を）並んでいる間もずっと“はぁ～”という感じでした。大丈夫かなと心配だったんですが、2回ものってかわいそうでしたね(笑)」とエピソードを披露。曽田は「とんでもないですよね」と本音を吐くと、高橋は「いや、楽しかったですよね･･･」と強がってみせ、会場の笑いを誘う一幕も。
曽田は「瀬戸山キュンはね･･･」と話し出す。どうやら現場でも高橋を“瀬戸山キュン”と呼んでいたそうだが、「瀬戸山キュンはスクリーンでもイケメンですが、裏でもイケメンなんです。遊園地のロケがめちゃくちゃ寒くてみんなで凍っていたら、瀬戸山キュンが『これ、よかったら飲んでください』って、みんなにスープを買ってきてくれて。ホントにイケメンだよね。俺もう惚れちゃうかと思ったもん！」と思いやりのある高橋の優しい一面を吐露。
齊藤は、球技大会について言及し、「男子はサッカー、女子はバスケをやらせていただいたんですが、私は本当に運動神経が悪くて･･･。皆さんも感じてなかったですか？」と確認する場面も。高橋と桜田は渋々と「･･･感じ･･･ました」と認めて苦笑い。それでも「でも、上達スピードが速くて、適応能力が高いんだなと思いました」と桜田に言われ、齊藤は「嬉しいです」と胸をなでおろしていた。
さらに、イベントでは、劇中に出てくる“突然の告白”にちなみ、「○○が好きだ！」とフリップに書いて告白することに。高橋は「遊園地」、桜田は「動物」、茅島は「ゲーム」、「曽田は「アニメ」、齊藤は「音楽」、監督は「高橋文哉」と挙げる。しかし、この中には1人だけウソを書いているキャストが。一体だれがウソをついているのか戦々恐々とするなか、皆は曽田を予想していたが、実は高橋がウソをついており、すっかり皆を騙すことができた高橋は満足そうに笑みを浮かべていた。
最後に桜田は「こんな貴重な経験をさせていただいて感謝しかないです。こうやって1つの作品を皆で作り上げることができて本当に嬉しく思います。胸キュンシーンも必見ですが、友情だったり熱い部活だったり、人間関係など、皆さんの共感できる部分もたくさんあると思うので、ぜひ大スクリーンでお楽しみください」と声をかけ、高橋は「僕がこの映画を初めて観た瞬間に、今日という日を本当に待ちわびていました。素敵な映画が出来上がったので、早く皆さんに届けて、この映画からメッセージを受け取ってほしいと思っています」と思いの丈を語った。
また、フォトセッションのラストでは高橋の掛け声に合わせ、「この夏は、『交換ウソ日記』」と登壇者と観客が叫ぶと、ピンクのハートテープが放たれ会場を舞った。実は、その中には約1万分の１の確率でキャストの手書きメッセージやサインが書かれた銀色のハートが紛れてるというサプライズもあり、最後まで大興奮の舞台挨拶となった。
※写真を追加しました。⇓⇓⇓
『交換ウソ日記』
＜STORY＞
高校二年生の希美は、ある日移動教室の机の中で、「好きだ。」ただひと言、そう書かれた手紙を見つける。
送り主は、学校イチのモテ男子・瀬戸山。イタズラかなと戸惑いつつも、返事を靴箱に入れたところから、
ふたりのヒミツの交換日記が始まる。そんな中、実はその手紙や交換日記が親友宛てのものだったことが判明。
勘違いから始まった交換日記だったが、本当のことが言い出せないまま、ついやり取りを続けてしまう。
いつも空気を読みすぎてしまう、話し下手な希美は、自分とは真逆の思ったことをはっきりと口にする、ド直球な瀬戸山を
最初は苦手に思っていたが、彼を知るうちに惹かれていく。
その一方で、打ち明けるきっかけをどんどん失っていき事態は思わぬ方向へ…
ウソから始まった、切ない片想いの行方は―！？
原作：櫻いいよ「交換ウソ日記」（スターツ出版文庫）
出演：高橋文哉、桜田ひより、
茅島みずき、曽田陵介、齊藤なぎさ／板垣瑞生
監督：竹村謙太郎
脚本：吉川菜美
製作：「交換ウソ日記」製作委員会
配給：松竹株式会社
公開：2023年7月7日（金）
クレジット：©2023「交換ウソ日記」製作委員会
公式HP：https://movies.shochiku.co.jp/koukan-usonikki/
公式Twitter：@koukan_usonikki
公式Instagram：@koukan_usonikki
公式TikTok：@koukan_usonikki
