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共演者陣が役者・山崎まさよしを絶賛! 弟役・北村匠海「まさよしさんは“良いお兄ちゃん”です!」 映画『影踏み』プレミア上映会

「真実を盗み出せ。」異色の犯罪ミステリーが誕生

タイトル

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「64-ロクヨン-」「クライマーズ・ハイ」などで知られるミステリー界の巨匠・横山秀夫の「影踏み」(「祥伝社文庫」)。警察小説の旗手である横山作品の中でも犯罪者側を主人公にした異色の犯罪ミステリーが、ついに映画化!監督に『花戦さ』の篠原哲雄、主演に山崎まさよしを迎え11月8日(金)群馬県先行/11月15日(金)全国公開される。

本作では、深夜に寝静まった民家を狙い現金を盗み出す忍び込みのプロ<ノビ師>という、孤高の泥棒を山崎まさよしが演じる。証拠も残さず決して口を割らない、その高く強固な壁を思わすしたたかさから、名前をもじって“ノビカベ”とあだ名される凄腕の泥棒。そんな主人公・真壁修一(山崎まさよし)は、ある日忍び込んだ先で偶然遭遇した事件をきっかけに逮捕されてしまう。2年後、刑期を終え出所した修一は、まだ自分が逮捕された事と、あの時遭遇した事件に対しての疑惑を抱えていた。何故あの日の侵入がバレていたのか?そして、あの時侵入した家の寝室で夫を殺そうとしていた女(中村ゆり)の行方…。幼馴染みで恋仲の久子(尾野真千子)の制止を聞かずに、修一は相棒であり弟の啓二(北村匠海)と共に事件の真相を求め行動を開始する。しだいに事件と女の裏に潜むいくつもの影が浮かび上がっていく。ただ、事件の謎が解き明かされていくにつれ、修一自身が封印した20年前の悲劇もよみがえる…1つの事件が“過去”の事件を呼び醒すとき、修一、啓二、久子の止まったままの運命の歯車も再び動き出す!真実は、いったいどこにあるのか!?

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この度、山崎まさよしが14年ぶりに主演を務める映画『影踏み』のプレミア先行上映会がテアトル新宿にて開催され、主演の山崎まさよし、尾野真千子、北村匠海、中村ゆり、滝藤賢一、鶴見辰吾、大竹しのぶ、そして篠原哲雄監督が登壇しました。
日本を代表する豪華キャスト陣が勢揃いする場ということもあり、その姿を一目見ようと集まったファンによってプレミア先行上映会のチケットは即完売!更には立見席まで満席状態になる大盛況の中キャスト陣、篠原監督が舞台に登壇すると割れんばかりの拍手が湧き起こりイベントはスタートしました。

まず初めに本作の中で兄弟役を演じたことについて山崎は「14年ぶりに映画に出るということで、これまで多くの作品に出演しているわけでもなかったので匠海くんには非常に良い空気を作ってもらいましたし、居心地も良かったです。」と北村へ賛辞を送り、それに対して北村は「僕はこの中で一番年齢も下で後輩でしたけど、真っ先にまさよしさんが温かく迎えてくれましたし、凄く良い雰囲気の中で撮影をすることができました。」と温かい雰囲気を作ってくれた山崎に感謝を述べました。続いて久しぶりとなる映画の主演を務めた気持ちを聞かれると山崎は「大役をやらせてもらいましたけど、凄い共演者ばかりで、出来るだけ失礼のないように心がけました。皆さん優しくて鶴見さんとも久しぶりに共演することが出来て本当に感動しました。」と『月とキャベツ』(1996)以来の共演となる鶴見との再会を喜びました。すると鶴見も「山崎さんは変わってないところもあるけれど、ミュージシャンとしての道を歩んできた貫禄もあるし、こうして久しぶりに共演できたので長く俳優をやっていると、このような素晴らしい瞬間もあるので感慨深いです。」とコメントしました。

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次に“山崎まさよし“主演映画への出演オファーを受けた気持ちを聞かれた尾野は「山崎さんとは一度共演したいと思っていましたから即決めでした。」と本作へのオファーは二つ返事で受けたことを明かすと、中村は「中学生の時に地元の親友が山崎さんの「One more time,One more chance」をお勧めされ聴いていた思い出があるので、出演が決まった時にはその友達にすぐ連絡をしたくらい嬉しくて、この映画に出演できるなんて贅沢だなって思います。」と中学生時代のエピソードを披露しました。

大竹は「まさよしさんと電話している時に、ちょうど篠原監督が映画を作るかもって話しを聞いて、すぐに私が“やって!やって!そして私もちょっとだけ出演させて”ってお願いをして、今回実現しました。」と大竹が本作に出演するに至った裏話を披露しました。そして、本作がミステリー界の巨匠・横山秀夫原作でもあることに触れられると横山作品に『影踏み』を含めて3度目の出演となる滝藤は「横山作品の魅力はキャラクターそれぞれにドラマがあって、細かく描かれていて重厚な物語が作られるところです。それで、いつ私は横山作品の主演をやれますかね(笑) それまでは俳優として頑張りたいと思います。」と横山作品常連ではあるが、主演経験がないことについてコメントし会場を盛り上げました。

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さらに山崎との共演についても「俳優同士のセッションって相手の出方がある程度分かるんですけど、ミュージシャンの方とやるのは初めてで今までにない刺激があり楽しかったです。」と山崎との共演に感謝を述べました。そして、本作のキャッチコピーでもある“真実を盗み出せ”にちなみ《共演者から一番盗みたいもの》を聞かれた鶴見は《大竹さんの演技力・演技に対する情熱を盗みたい!尊敬していますし、大好きな女優なので心を盗みたいです》、大竹は《匠海君の若さ》、北村は《8月にAugustaCampのステージで一緒に「影踏み」を歌わせていただきまして、まさよしさんの真横っていう一番いいところで歌声を聞いてとても痺れたので歌声を盗みたいですね》、尾野も《私も歌うのが好きなので、素晴らしい歌声を持つまさよしさんの歌声です》、中村は《尾野さんの人をリラックスさせ、緊張感を解いてくれる朗らかさを盗みたいです》、滝藤は《中村さんの色気を盗みたいです》、篠原監督は《昔はミュージシャンになりたかったので山崎さんからギターの技術を盗んだら歌手になれるのかなって思ったりしますが、すみません(笑)諦めて映画を作る道を邁進していきます!》とそれぞれが共演者から盗みたいものを発表し会場を盛り上げると、最後に山崎は《滝藤さんの髪型(イベント当日はパーマ風の髪形)を盗みたい、自分も天然パーマで梅雨時期は滝藤さんみたいにくるくるの髪形になってしまうんですが、背が高くない分ブロッコリーのようになってしまうので髪型と併せて身長も盗みたいです》と意外な盗みたいものを発表し会場からは大きな笑いが起こりました。

ここでイベント当日の10月31日から2日後の11月2日、3日、4日と奇跡の三連続で誕生日を迎える滝藤、北村、尾野をサプライズで祝福するため「ハッピーバースデー」のBGMの中、山崎が3人に花束を渡すサプライズ演出がありました!突然のサプライズに驚きながらも滝藤は「もう43歳です、あと40年は俳優をやれると思うので(笑)ここにいるみなさんと新しい作品ができると嬉しいです。」と抱負を語ると、北村は「僕は22歳になるんですが、ロケバスの中でまさよしさんがギターあげるよって言われまして、誕生日を知っていてくれたんだなって思い、良いお兄ちゃんです。」とコメントし、それを受けて尾野は「私は38歳です、嬉しいです!サプライズが大好きです。ありがとうございます!」と感謝を述べました。

最後に篠原監督は「みなさんと映画を作れて良かったなと思います。山崎くんとは長編映画では23年ぶりのタッグでそして『月とキャベツ』の公開当時と同じテアトル新宿で公開することができたことは凄く奇跡的で、ジャンルは違いますけど『月とキャベツ』と『影踏み』には何か縁があると思っています。本作は映画館で見る良さがある映画なので、みなさんにこの映画を広めてもらって、また公開したら見にきて欲しいです。」と本作に対する思いを述べ、山崎は「私自身デビューしてから25周年目に入りまして、今回素晴らしい共演者、そして昔から付き合いのある篠原監督、そして主題歌・劇判も作らせてもらいまして、映画に沿った良い主題歌が書けたと思っています。アニバーサリーで良い作品と関われて感謝していますしとても光栄です。」と本作への感謝を伝えイベントは終了しました。

『影踏み』本ポスタービジュアル

『影踏み』
<あらすじ>

ノビ師(泥棒)の真壁修一は、ある夜、侵入した稲村邸で、寝ている夫に火を放とうとする妻・葉子を目撃する。咄嗟に止めに入ったが、なぜか偶然、その場に居合わせた刑事に現行犯逮捕される。2年後、出所した修一を迎えたのは、弟の啓二と恋人の久子だけ。なぜ稲村邸への侵入がバレたのか? なぜ自分だけが逮捕されたのか? そして放火殺人を謀った葉子の行方は―。謎を解明するため、修一は探偵さながらの行動を開始する。

山崎まさよし 尾野真千子 北村匠海
中村ゆり 竹原ピストル 中尾明慶 藤野涼子 下條アトム 根岸季衣 大石吾朗 高田里穂 真田麻垂美 田中要次 滝藤賢一 鶴見辰吾 / 大竹しのぶ
監督:篠原哲雄
脚本:菅野友恵
原作:横山秀夫(「影踏み」祥伝社文庫)
音楽:山崎将義
主題歌:「影踏み」山崎まさよし(EMI Records)
企画協力:伊参スタジオ映画祭実行委員会 上毛新聞社
製作プロダクション:ドラゴンフライエンタテインメント
エグゼクティブプロデューサー:千村良二 岡本東郎
プロデューサー:松岡周作
配給:東京テアトル
©2019「影踏み」製作委員会
公式サイト:http://Kagefumi-movie.jp

11月8日(金)群馬先行公開/11月15日(金)全国ロードショー