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波瑠主演 映画『ホテルローヤル』桜木紫乃 書き下ろしエッセイ期間限定で無料公開決定!

累計発行部数90万部超え、桜木紫乃の直木賞受賞作が待望の映画化

タイトル

映画公開記念!!
直木賞作家・桜木紫乃の書き下ろしエッセイ
「もうひとつのホテルローヤル」
期間限定の無料公開が決定!!!

『ホテルローヤル』メイン

映画『ホテルローヤル』が11月13日より全国公開する。
原作は累計発行部数95万部を超える桜木紫乃の直木賞受賞作。桜木の実家だったラブホテルを舞台にした七編の連作小説を、現代と過去を交錯させ一つの物語へ大胆に映像化。メガホンをとるのは、『百円の恋』や『嘘八百』、昨年のNetflix国内視聴ランキング1位を獲得した「全裸監督」など精力的な活動を続ける武正晴。脚本は、連続テレビ小説「エール」を手がけた清水友佳子。主人公であるホテル経営者の一人娘の雅代には、映画やドラマで圧倒的な演技力と存在感を示す波瑠。桜木自身を投影した役を、繊細さの中に意志の強さを感じさせて好演。共演には松山ケンイチ、安田顕、余貴美子、原扶貴子、夏川結衣、伊藤沙莉、岡山天音ら実力派俳優陣が名を連ねる。誰にも言えない秘密や孤独を抱えた人々が訪れる場所、ホテルローヤル。そんなホテルと共に人生を歩む雅代が見つめてきた、切ない人間模様と人生の哀歓。誰しもに訪れる人生の一瞬の煌めきを切り取り、観る者の心に温かな余韻と感動をもたらす。

この度、映画の公開を記念して原作者である桜木紫乃の書き下ろしエッセイ「もうひとつのホテルローヤル」が無料公開されることが決定した!10月31日付けの北海道新聞に掲載された本エッセイ、全国からの読みたい!という声に応える形で、映画公式サイトにて12月31日までの期間限定で公開する。

「ホテルローヤル」という小説が、桜木氏自身のホテルローヤルで働いていた体験がベースになって書かれていることは広く知られているが、今回は小説にも映画にも登場していないばかりか、桜木氏の両親にも話したことがなかったという新たなエピソードが披露されている。「桜木さんと訪れる人々の“一瞬”が数多く通り過ぎたホテルローヤルだけが知っているお話を、もう一つだけ聞かせてほしい」というオファーを、桜木氏が快諾し、実現した。書かれているのは、16歳の夏休み、家業を手伝う日々を過ごしていた桜木氏と、清掃パートの求人に応募してきたエイコさんとのエピソード。身も心も裸になって解放されるラブホテルという場所だからこそ語ることができる本音があるのは、訪れる人だけではない。文字になっていない部分もエイコさんの人生に思いを馳せ、幸せを願わずにはいられない切なさが詰まった1本。映画、小説、そして今回のエッセイとそれぞれに異なる「ホテルローヤル」の魅力を堪能していただきたい。

「もうひとつのホテルローヤル」 が読めるリンクはこちら⇓
https://www.phantom-film.com/hotelroyal/essay/

『ホテルローヤル』ポスタービジュアル

【ストーリー】
北海道、釧路湿原を背に建つラブホテル、ホテルローヤル。雅代は美大受験に失敗し、居心地の悪さを感じながら、家業であるホテルの仕事を手伝うことになる。アダルトグッズ会社の営業、宮川に淡い恋心を抱くも、何も言いだせずに黙々と仕事をこなす日々。しかしホテルには今日も、閉塞感を逃れ”非日常”を求めて様々な人々が訪れる。投稿ヌード写真の撮影をするカップル、子育てと姑の介護に疲れささやかな高揚を求める夫婦、行き場を失くした女子高生と妻に裏切られた高校教師。そんな中、ホテルの一室で心中事件が起こり、雅代たちはマスコミの標的に。さらに父・大吉が病に倒れ、家業を継ぐことになってしまった雅代は、初めて「自分の人生」に向き合う決意をする…。

出演:波 瑠
松山ケンイチ
余 貴美子 原 扶貴子 伊藤沙莉 岡山天音
正名僕蔵 内田 慈 冨手麻妙 丞 威 稲葉 友
斎藤 歩 友 近 / 夏川結衣
安田 顕

原作:桜木紫乃「ホテルローヤル」(集英社文庫刊)
監督:武 正晴
脚本:清水友佳子
製作幹事:メ~テレ ファトム・フィルム
製作プロダクション:ダブ
配給・宣伝:ファントム・フィルム
©桜木紫乃/集英社 ©2020映画「ホテルローヤル」製作委員会
公式サイト:https://www.phantom-film.com/hotelroyal/

11月13日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー