Open Close

菅田将暉、「過去に有村架純と付き合っていた妄想男性がが続出!?」ヒット要因を明かす! Awesome City Clubの生歌唱も感激!映画『花束みたいな恋をした』大ヒット御礼トークイベント

DSC_6286

映画『花束みたいな恋をした』の大ヒット御礼トークイベントが、3月10日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、主演の菅田将暉と土井裕泰監督、本作のインスパイアソングを手掛けたAwesome City Clubが登壇した。

連続ドラマの金字塔を数多く手掛けてきた脚本家・坂元裕二が映画オリジナルのラブストーリーを初めて手掛けた本作は、東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会い、その夜から始まるひとつの恋の5年間の行方と、子供でも大人でもない時期を迷いながら歩んでいく20代の二人の姿を描く、ラブストーリー。監督は『罪の声』『いま、会いにゆきます』『映画 ビリギャル』ほか、多くの大ヒット映画を世に送ってきた土井裕泰、山音麦役を菅田将暉、八谷絹役を有村架純がダブル主演を務めた。

1月29日(金)から公開され、現在観客動員数200万人突破し、見事V6を記録。興行収入も27億円を超える大ヒットとなっている本作。さらに、第45回香港国際映画祭「Fantastic Beats」部門に正式招待されることが決定し、“はな恋”人気は広がり続けている。

DSC_6184

DSC_6199

大ヒットを受けて、菅田は「あまりに大ヒットしていて、本当にこんなことになるとは・・・。ありがたい現象です。」と戸惑いつつも喜びを口にする。周囲からの感想もたくさん届いているようだが、「みんなから『観たよ』という声を聞き、めっちゃ語ってくれるんです。この映画ならではの現象かと」と述べ、「ちょうど今日、OKAMOTO’Sのレイジくんから連絡がきて、『最後のファミレスのシーンで、麦くんと同じタイミングで同じ熱量、同じ量の涙が出た。えぐ~って言って泣いた』とメッセージをもらいました(笑)」と明かした。

続けて、「男性と女性では意見が違うところも面白かったです。女性はにこやかに『あんな恋愛分かるよね』とランランとして話しているのに、男性は昔付き合った女性を思い出して、『あの時、俺もさぁ・・・』って懐かしんでるんですよね。特におじさんの意見が多い(笑)」と分析。

DSC_6178

DSC_6187

一方、土井監督は「公開されて6週経った今も、こういう場でご挨拶させていただけるのはなかなか無いことなので、僕も幸せですが、この映画自体がだと思います。観た人の数だけ感想が生まれて、皆がどこかで語り合っていたり、SNSに感想を投稿したり、どんどん現象が広がっていって今時だなと思います」と感慨深げに語った。

DSC_6196

イベントでは、事前に公式SNSより募集された質問に二人が直接答えるという企画を実施。「麦くんと絹ちゃんは2025年、どう過ごしていると思いますか?」という問いに、菅田は「「どうなっているんでしょうね~」と悩みつつ、「よりを戻すことはないと思うなあ…。会社に勤めつつ、今もカルチャーに触れているか、地元で花火師になっているか、もしくは絹ちゃんと一緒にいるのか、の三択かな」と答え、監督は「坂元さんにそんな話をしたら、『30代は辛いことしかないから、作っても楽しい映画にはならないんじゃない?(笑)』って言われました」と笑った。

また、「幅広い年代にこの映画が刺さったポイントは?」という質問に、監督は「初号試写で泣いていたのはほぼ30代以上の男性でした。一通りの人生を歩んできた人がこの映画を観ると麦と絹の空気感、瞬間を知っているというシーンがたくさんあるのだと思います」とコメント。菅田は「『麦くんに感情移入しすぎて、過去に同じような経験をしたなということが積み重なって、自分が過去に有村架純と付き合っていた・・・と思いこんでしまう』という話をたくさん聞きます(笑)」と、本作の共感度の強さを吐露し、会場を沸かす場面も。

DSC_6275

DSC_6260

さらにイベントではスペシャルゲストとして、本作へ出演し、インスパイアソングも手掛けたAwesome City Clubが駆け付け、大ヒットを祝福。Atagiは「本編に楽曲を使っていただき、ボーカルのPORINが出演したというご縁があって、試写会に参加させていただいたのですが、ものすごく感銘を受けました。涙が溢れ、割り切れない感情が自分の中で渦を巻いて、この感情をどうにか曲に出来ないかなと。もし良ければ作品をテーマに曲を書かせていただけませんか?というご相談からこの曲が生まれました。」と楽曲誕生の経緯を明かした。

DSC_6245

DSC_6255

DSC_6246

そして、Awesome City Clubが「勿忘」のアコースティックバージョンを生披露し、会場を映画の世界にいざなう。彼らのパフォーマンスに菅田は「最高!!久しぶりにライブを観れて感動しました!」と感激しきり。

最後に菅田は「映画と音楽が一緒に広まっていく形は理想的だし、理想や夢がいっぱい詰まった映画でした。大ヒットは皆さまのおかげです。本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを伝え、会場をあとにした。

DSC_6304

DSC_6297

『花束みたいな恋をした』本ポスター

映画『花束みたいな恋をした』
【あらすじ】
この冬誰もが涙する。最高純度のラブストーリー!
東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った大学生の山音麦(やまねむぎ)(菅田将暉)と八谷絹(はちやきぬ)(有村架純)。
好きな音楽や映画が嘘みたいに一緒で、あっという間に恋に落ちた麦と絹は、大学を卒業してフリーターをしながら同棲を始める。
拾った猫に二人で名前をつけて、渋谷パルコが閉店してもスマスマが最終回を迎えても、日々の現状維持を目標に二人は就職活動を続けるが──。
猛スピードで加速する恋の忘れられない〈最高の5年間〉を描く、不滅のラブストーリー誕生!

脚本:坂元裕二
監督:土井裕泰
出演:菅田将暉 有村架純
清原果耶 細田佳央太
韓英恵 中崎敏 小久保寿人 瀧内公美
森優作 古川琴音 篠原悠伸 八木アリサ
押井守 Awesome City Club PORIN/佐藤寛太 岡部たかし
オダギリジョー
戸田恵子 岩松了 小林薫
製作:『花束みたいな恋をした』製作委員会
配給:東京テアトル、リトルモア
©️2021『花束みたいな恋をした』製作委員会
公式サイト:http://hana-koi.jp/

大ヒット公開中!