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草彅剛、囲碁を知らずも名演技!? 自身の名場面を忘れて会場大爆笑! 映画『碁盤斬り』初日舞台挨拶

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映画『碁盤斬り』の公開初日舞台挨拶が、5月17日、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われ、主演の草彅剛をはじめ、共演の清原果耶、中川大志、市村正親、國村隼と、白石和彌監督が登壇した。

古典落語の演目を基に、『ミッドナイトスワン』で第44回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した草彅剛を主演に迎え、『孤狼の血』をはじめとした作品で高い評価を受け、本作が自身初の時代劇となる白石和彌監督がタッグを組んだ映画『碁盤斬り』。
本作は、ある冤罪事件によって娘と引き裂かれた男が、武士としての誇りを賭け仇討ちに挑むリベンジ・エンタテイメント。冤罪に貶められた浪人・柳田格之進を草彅剛、その娘・絹を清原果耶が演じ、さらに中川大志、奥野瑛太、音尾真、市村正親、斎藤工、小泉今日子、國村隼と錚々たる顔ぶれが集結した。

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朝早い時間の上映にも関わらず満席の会場を見渡し、草彅は「皆さん、ありがとうございます!」と満面の笑みを浮かべ、「時代劇は若い方が映画館から足が遠のくとか、得意じゃないという方もいらっしゃる中、いま皆さんにこの作品をお届けすることに意味がある。一つひとつの言葉に重みがあってしっかりした重厚感のある作品に出演できたことを幸せに思っています」と胸を張る。

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MCが「時代劇が苦手な方も草彅さんが出ていらっしゃるということで観られる方も多いと思います」と言うと、「そうですね」と草彅。続けて「大志くんや清原さんの若いグルーブもあって。若い方から年配の方まで楽しんでいただけると思います」とコメント。すかさず、國村と市川をちらりと見て、「大先輩方・・・(が出演されている)」と苦笑い。「國村さんとのラブストーリーもありますから。“おっさんずラブ”でもあるので。いろんな感情がある作品です!」と笑顔を見せた。

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國村と草彅は本作のモチーフにもなっている“囲碁”を打つライバルでもあるが、草彅は「僕、囲碁のこと全然わからないんです」と暴露。それでも「お客さんと同じ気持ちで・・・と役作りしました(笑)。囲碁のわからない方も楽しんでいただけると思います!」と自信たっぷりに語ると、國村も「僕も囲碁は知らないんです(笑)」と言って、まさかの囲碁を知らない二人の真剣勝負のシーンとなっていることがわかり、会場は大爆笑。

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一方で、しっかり囲碁を勉強したという清原と中川。スマホにアプリをダウンロードし撮影の合間にも楽しんでいたそうで、清原は「中川さんが凄く強いんです」と明かすと、中川は「(囲碁を)知ると本当に面白いんですよ」と声を弾ませる。そんな二人を時々草彅が覗きにきていたという。
ちなみに、冒頭に登場する碁盤は江戸時代のものを使用したということだ。

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また、格之進の娘役を演じた清原が、格之進の切腹を必死に止めるシーンについて話が及ぶと、「なんとしても止めないと!という思いでした」と清原。「叫び過ぎて声が枯れてしまい、ご迷惑をおかけしました」と草彅に頭を下げると、草彅は「この細い肉体から発するエネルギーを感じて、僕も演じることができました。感謝しています」と返す。

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念願の白石組に初参加した市村は「白石監督作品はグロいというか・・・、足を斬られたり腕を斬られたりするので、今回はどこを斬られるのかと思っていました(笑)。でも本当に衣装を着たらすぐその気になっちゃって」とニッコリ。監督から「イキイキしてましてね」と言われ「あ、ばれちゃいましたか?」と嬉しそう。

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劇中で、格之進が「忘れてはおらんな!」という印象的なセリフがあるが、当の草彅は「1回目?2回目の?」と頭を傾げ、中川が「草彅さんは忘れておるようです」と指摘し、会場を沸かす。そこから中川が細かく説明するも「そんなとこあったっけ?」とぶっちゃけ「もう一度観ます」と肩をすぼめる草彅。続けて、中川が「あの橋は実はスタジオで撮影されたものなんです。ある意味日本で一番の(セット)」とプチ情報を披露し、観客を驚かせると、草彅が「おいしいところをいただいて光栄です」と。登壇者から「忘れてるくせに!」と総ツッコミを受けていた。

「碁石のように白黒させたいことは?」または、清廉潔白の格之進のように「譲れないものは?」と問われると、草彅は「世の中には白と黒だけじゃなくて、グレーがあるんです。そういう意味ではこの映画は観たことのない世界が描かれていると思います」と力を込める。

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監督は「映画って楽しいよ!という気持ちは誰にも譲れない」ときっぱり。國村が「僕はいつも譲りっぱなしです」と謙遜すると、草彅は「國村さんは長台詞を流れるように言うんですよ。本当に凄いんです」と絶賛。市村は「納豆を100回混ぜること」と言い、中川は「写真。今カメラにハマっていて、皆さんの衣装を着た写真を撮らせていただきました。白黒で撮るとカッコいいんです」と目を輝かす。清原は「撮影の時期が春だったんですが、鼻がムズムズして。あれは花粉症だったのか、黄砂だったのか、白黒させたいです」と不思議がっていた。

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本ビジュアル

映画『碁盤斬り』
<あらすじ>

浪人・柳田格之進は身に覚えのない罪をきせられた上に妻も喪い、故郷の彦根藩を追われ、娘の絹とふたり、江戸の貧乏長屋で暮らしている。しかし、かねてから嗜む囲碁にもその実直な人柄が表れ、嘘偽りない勝負を心掛けている。ある日、旧知の藩士により、悲劇の冤罪事件の真相を知らされた格之進と絹は、復讐を決意する。絹は仇討ち決行のために、自らが犠牲になる道を選び……。父と娘の、誇りをかけた闘いが始まる!

史に刻まれた古典落語の名作を完全映画化!
【柳田格之進】古典落語の演目。別名に柳田の堪忍袋もしくは碁盤割。「柳田角之進」とも書く。誇り高い武士の生きざまを描いた人情噺。

草彅剛
清原果耶 中川大志 奥野瑛太 音尾琢真 / 市村正親
立川談慶 中村優子
斎藤工 小泉今日子 / 國村隼

監督 白石和彌
脚本 加藤正人
音楽 阿部海太郎
小説 「碁盤斬り 柳田格之進異聞」加藤正人 著(文春文庫)
製作:木下グループ CULEN
企画:フラミンゴ
制作プロダクション:ドラゴンフライエンタテインメント
配給:キノフィルムズ
©2024「碁盤斬り」製作委員会

公式HP:https://gobangiri-movie.com
公式X:https://twitter.com/gobangiri_movie

5月17日(金)TOHOシネマズ 日比谷他全国ロードショー