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『アフター・ザ・クエイク』現実と幻想、孤独や希望が交差する本予告&新場面写真12点解禁!

《第27回上海国際映画祭 Asia Now 部門正式出品》
原作:村上春樹『神の子どもたちはみな踊る』
連続テレビ小説「あまちゃん」、『その街のこども 劇場版』
井上剛監督最新作

タイトル

“東京を壊滅から救ってほしい―”
岡田将生、鳴海唯、渡辺大知、佐藤浩市らが
かえるくんに導かれ、時空を超えた 4 人の物語が未来へつながっていく――
現実と幻想、孤独や希望が交差する本予告&新場面写真12点解禁!!

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原作・村上春樹、主演に岡田将生、鳴海唯、渡辺大知、佐藤浩市を迎えた井上剛監督最新作、映画『アフター・ザ・クエイク』が 10月3日(金)よりテアトル新宿、シネスイッチ銀座ほかにて全国公開する。
この度、本予告と新場面写真12点が解禁された。

原作は、2000 年に刊行され、25 年経った今も世界中で愛読されている村上春樹の傑作短編連作『神の子どもたちはみな踊る』(新潮文庫刊)。同著に収録されている 4編をベースに一部時代設定を変更、1995年から2025年の30年にわたる物語として新たに生まれ変わった。誰もが抱く孤独をマジックリアリズムを交え描き出し、別々の時代・場所に生きる 4 人の物語が時空を超えて未来へ繋がってゆく。先の見えない現代を生きる私たちが、今見るべき希望の物語が誕生した。

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このたび解禁される本予告は、謎めいたシルエットと、東京の地下通路を歩く二人の姿から始まる。「巨大な蛙の姿 をしたかえるくんがいて、こう言うんだ――“東京を壊滅から救ってほしい”」という言葉とともに、時代を越えて交差する物語が静かに動き出す。

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描かれるのは、1995年、2011年、2020年、2025年――30年間に点在する人々の姿だ。
小村(岡田将生)は、小さな荷物を釧路へ運ぼうとし、順子(鳴海唯)は過去を背負ったまま焚き火のそばに座っている。善也(渡辺大知)は「君は選ばれた子ども」と告げられ、片桐(佐藤浩市)は謎の男・クシロに「本当に僕のことを覚えていないんですか」と問われる。
橋本愛、唐田えりか、黒崎煌代、黒川想矢、渋川清彦、井川遥、錦戸亮、堤真一らの姿も映し出され、それぞれの時代で交わされる言葉が、見えない痛みや迷い、孤独や不安といった内面を静かにあぶり出していく。

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後半では、「ぼくたちの物語は 30 年前の、あの大きな地震のあとから続いている」という言葉とともに、大友良英による音楽にも変化が。「なんで俺だけ生きとんやろ」「私ってからっぽなんだよ」「何が起こるかなんて、わからないんだからさ」といったセリフとともに、さまざまな想いが交錯していく――。そんな中、突然巨大なかえるくんが片桐の前に現れ、「再び僕を助けてください」と語りかけるのだ。
ラストは、「過去から現在へ、4 つの時代が時空を超えてつながるとき――照らされる、明日への希望」というナレーションと共に、それぞれの時代に光が差し込むようなシーンで締めくくられる。

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併せて解禁となる新たな場面写真では、それぞれの時代の印象的な瞬間が切り取られている。
1995年は、小村と橋本愛演じる妻・未名がソファに並ぶ姿や、TV をじっと見つめる未名の姿などが収められている。
2011年では、順子が堤真一演じる関西弁の男・三宅とコンビニで対峙するシーンに加え、黒崎煌代演じる恋人・啓介と自宅で向き合う場面も。
2020年は、渡辺大知と黒川想矢がそれぞれ演じる善也が、渋川清彦演じる宗教団体の指導者・田端と向き合う場面や、井川遥演じる母の戸惑いの表情を捉えたカットが登場。
2025年では、片桐が、のんが声を演じるかえるくんや、錦戸亮演じる謎の男・クシロと対話する姿が切り取られている。

喪失感を抱えた主人公たちが様々な人と対峙する 12 枚の新場面写真からは、笑いや戸惑い、怒りなど様々な心情が垣間見える。目に見えない想像力を使って、かえるくんはどんな未来へ私たちを導いてくれるのだろうか――。時代や場所、現実と幻想、様々な境界を越えて展開される物語の続報に、ぜひご期待ください!

◆本予告

『アフター・ザ・クエイク』ビジュアル

<STORY>
1995 年、妻が姿を消し、失意の中訪れた釧路で UFO の不思議な話を聞く小村。2011 年、焚き火が趣味の男と交流を重ねる家出少女・順子。2020 年、“神の子ども”として育てられ、不在の父の存在に疑問を抱く善也。2025年、漫画喫茶で暮らしながら東京でゴミ拾いを続ける警備員・片桐。世界が大きく変わった 30 年、人々の悲しみや不幸を食べ続けたみみずくんが再び地中で蠢きだした時、人類を救うため“かえるくん”が現代に帰ってくる―。

『アフター・ザ・クエイク』
岡⽥将⽣ 鳴海唯 渡辺⼤知/佐藤浩市
橋本愛 唐⽥えりか 吹越満 ⿊崎煌代 ⿊川想⽮ 津⽥寛治
井川遥 渋川清彦 のん 錦⼾亮/堤真⼀
監督:井上 剛
脚本:⼤江崇允 ⾳楽:⼤友良英
プロデューサー:⼭本晃久 訓覇圭
アソシエイトプロデューサー:京⽥光広 中川聡⼦
原作:村上春樹『神の⼦どもたちはみな踊る』(新潮⽂庫刊)より
製作:株式会社キアロスクロ、NHK、株式会社 NHK エンタープライズ
制作会社:株式会社キアロスクロ
配給・宣伝:ビターズ・エンド
©2025 Chiaroscuro / NHK / NHK エンタープライズ
公式 X:@ATQ_movie #アフター・ザ・クエイク
https://www.bitters.co.jp/ATQ/

10月3日より、テアトル新宿、シネスイッチ銀座ほかにて全国公開