Open Close

竹内涼真&横浜流星、「今、一緒にやれてよかった!」巡り合わせに感謝! 「熱い人が好き!」という共通点も! 映画『アキラとあきら』大ヒット御礼舞台挨拶

DSC_0525

映画『アキラとあきら』の大ヒット御礼舞台挨拶が9月8日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、W主演の竹内涼真と横浜流星と、三木孝浩監督が登壇した。

対照的な宿命を背負った二人の若者が、情熱と信念を武器に社会に立ち向かう感動巨編として注目を集める池井戸潤の大ベストセラー同名原作が満を持して映画化。WOWOWにて映像化された連続ドラマ版(主演:向井理、齋藤工)は、第34回ATP賞テレビグランプリを受賞し高い評価を得ている。

幼くして過酷な運命に翻弄されてきた山崎瑛<アキラ>を内涼真、大企業の御曹司ながら次期社長の椅子を拒絶し血縁のしがらみに抗い続ける階堂彬<あきら>役横浜流星がW主演で演じ、彬の弟・階堂龍馬を髙橋海人(King & Prince)、瑛の前に立ちはだかる冷徹な上司・不動公二を江口洋介、彬と龍馬の父であり、東海郵船の社長・階堂一磨を石丸幹二、一磨の弟で東海商会の社長であり東海グループを倒産の危機に晒してしまう階堂晋をユースケ・サンタマリアが務める。三木孝浩監督が今回初めて池井戸潤原作の作品でメガホンを取った。

DSC_0457

DSC_0552

公開後の大きな反響に驚きつつも「作品が届いているんだなと思えるので嬉しいです」と笑顔を見せる竹内。横浜も「『今年観た邦画の中でナンバー1』という言葉をいただいたのが一番嬉しいです」と大ヒットを喜ぶ。

DSC_0483

竹内が「人によって色んな感想があると思うのですが、『泣ける映画』という予想外の反応は作り手として嬉しかったですね」と続けると、横浜は「僕らが汗水たらして力を注いだ作品に熱い言葉をもらえると、凄く報われる気持ちになる。嬉しいです」と素直な気持ちを吐露した。

三木監督も「今回、二人主役が良かった。二人でないと壁を乗り越えられない。恋愛ムービーにも通ずるものがある。男二人の友情も同じなんだと私自身も気づきがありました」と感慨深げ。

DSC_0554

DSC_0511

二人で主役をやったことが今回とても大きいと語る竹内と横浜。竹内は「同じ時期に戦隊(特撮)の仕事をしていて存在はお互い知っていたけれど、交わることはなかった。今一緒にやれたことが嬉しかった。流星くんは熱くて真面目な人。僕は熱い人が好きなんです!」と語ると、横浜も「今やれて良かったです」と同調。「年齢を経て、お互い尖ったところも取れて丸くなり・・・あの時戦っていた(戦隊で)二人が今だからこそ(この作品が)できたのだと思う。僕も熱い人が大好きです。志が一緒の人と向かっていけたことが幸せ」と、今回のタイミングと巡り合わせでの共演に意味があることを述べ、竹内との相性の良さにも手応え十分。

DSC_0492

DSC_0475

イベントでは、事前に公式SNSで募集された竹内涼真、横浜流星、三木監督に聞きたいことに対して答える企画も。「それぞれの年月をどのように演じたのか?」という質問に、竹内は「年月はあまり意識していなかった。アキラとあきらのキャッチボール、周りの人とのセッションが大事。渾身のバンカーの髪型にはこだわりましたけど(笑)」と言い、横浜は「30代まで演じたわけですが、(自分は)今25歳なので想像で演じるしかない。その年によって髪型、声のトーン、所作・立ち振る舞いには気をつけましたが、大事なのは会話。生の感情を表現することが大事だと思って臨みました」と、答える。そんな二人の姿に、監督は「お互いの足りないところを補いあい成長していく姿を見てもらえれば」と、年月を経て成長していく“アキラとあきら”をアピールする。

DSC_0469

DSC_0506

また、「決断に迷っているときによりどころにしている物や場所、人は?」という問いに、監督は「矢沢永吉さんの『楽しめ!』という言葉で苦難も乗り越えられる」とし、横浜は「まず、マネージャーに相談します」と言って笑いを誘いつつ、「どちらかを選ぶなら心躍る、楽しいと思えるほうを選びます」と。竹内は「たまに(昔活動していた)サッカーの監督にめちゃくちゃ怒られる夢を見るんです」と告白。「その時って、何かに追い詰められているときなんですよね。そういうことなんだと悟るようになりました」と、明かしていた。

DSC_0538

さらに、ティーチインも実施し、会場の観客からも質問に答えることになり、大いに沸く会場。二人のファンで特にこの日のため横浜が以前ドラマで演じたときのように髪をピンクに染めてきたという観客は、嬉しさのあまり泣き出す場面も。竹内に「どうしてそんなにスタイルがいいんですか?」と尋ねると、「父親が身長182㎝あるので、父の遺伝子が強かったのかと。あとは日々の食事ケア、トレーニングを頑張っています」と。横浜から「ピンクの髪、似合っていますよ」と声をかけられ「ずっとピンクの髪にします」と興奮。

どんな質問にも真摯に答える”アキラとあきら”だった。

メインカット

<ストーリー>
父親の経営する町工場が倒産し、幼くして過酷な運命に翻弄されてきた山崎瑛。
大企業の御曹司ながら次期社長の椅子を拒絶し、血縁のしがらみに抗い続ける階堂彬。

偶然同じ名前を持った二人は、運命に導かれるかのごとく、日本有数のメガバンクに同期入社する。
だが、人を救うバンカー(銀行員)になりたいという熱き理想を持つ山崎と、情を排除して冷静沈着に仕事をこなす階堂は、銀行員としての信念が真っ向から対立する。ライバルとしてしのぎを削る二人だったが、山崎は立ちはだかる<現実>という壁を前に、自らの信念を押し通した結果、左遷される。
一方、順調に出世していた階堂の前にも、親族同士の骨肉の争いという試練が再び立ちはだかる。
階堂は<現実>から眼を背け続け、ついに階堂家のグループは倒産危機に陥る。

グループの全社員とその家族4800人の人生が掛かった危機的状況の中、
山崎と階堂の人生が再び交差する———

乗り越えられない“宿命”などない!
絶望的な状況を前に、【アキラとあきら】の奇跡の逆転劇が始まる!!

映画『アキラとあきら』
■原作:「アキラとあきら」(池井戸潤著/集英社文庫刊)
■出演:竹内涼真、横浜流星
髙橋海人(King & Prince)上白石萌歌 / 児嶋一哉 満島真之介 塚地武雅 宇野祥平
奥田瑛二 石丸幹二 ユースケ・サンタマリア 江口洋介
■監督:三木孝浩
■脚本:池田奈津子
■企画:WOWOW
■制作プロダクション:TOHOスタジオ
■配給:東宝
■コピーライト:ⓒ2022「アキラとあきら」製作委員会
公式サイト:http://akira-to-akira-movie.toho.co.jp/

全国東宝系にて公開中!