舞台『懲悪バスターズ』が、5月19日より東京・東京芸術劇場プレイハウスにて開幕し、公演に先がけて、同所にて公開ゲネプロと囲み取材が行われた。
佐野瑞樹と佐野大樹による兄弟演劇ユニット・WBBの第10回公演『懲悪バスターズ』。今回は佐野大樹が演出、脚本を手がけるサイエンス×ホラー×アクション活劇。田村亮一座の座長でもあるロンドンブーツ1号2号の田村亮も出演し、鈴木勝吾、OH-SE（電撃チョモランマ隊）、五十嵐麻朝、有澤樟太郎など個性豊かなキャスト陣が揃い、劇場も内容もスケールアップ。落ちこぼれの悪霊と変わり者の人間がお互いに成長していく様を描く。
科学者・館合を演じる瑞樹は、「実は僕、今年（ジャニーズ）事務所に入って25年なんです。今回、ちょうど25周年ということで、こういう規模で主役をやらせていただき、注目していただいて嬉しくて感謝の気持ちでいっぱいです。初日に向けて最大限のパフォーマンスをしていきたいと、ワクワクとドキドキでいっぱいです」と笑顔で語った。
田村は、「雰囲気はとてもやりやすいですね。出演者のみなさんの気迫がどんどんと伝わってきて、僕もプレッシャーが溜まっていますが、やるしかないという思いでいます。原（金太郎）さんとかもいらっしゃいますが、自分もかなり上のほうで。ゲネが終わって、ちょっとしたミスが僕にあったのを、26歳の鈴木勝吾に、“ゲネで出しちゃったほうがいいっすよ”と言われまして（笑）。今はもう膿みを出したので、本番に向かって大丈夫です」と苦笑いしつつも、本番に向けて意気込んだ。
今回、演出、脚本も手がける大樹は、「今回は、ゲストの亮さんをはじめとして、素敵なみなさんに囲まれ演出をすることができ、本当に嬉しく思っています。あとは観に来てくださるお客様に楽しい時間を与えたい。頑張っていきます！」と目を輝かせる。
今作は、楽しいダンスシーンも見どころ。20年ぶりのダンスを披露する瑞樹は、「20年ぶりに踊るので、25年いて5年しか踊ってなかったのかと自分でも驚いたんですけど（笑）。今回は本当に記念の公演なので、ダンスは頑張ろうと覚悟を決めてきました。ゲネプロでは緊張してドキドキの中で踊っていました」と伝え、「踊るのは、光GENJI、SMAP、Kinki Kidsのバックで踊っていたのでそれ以来かな。練習しているうちに色々なことを思い出して、楽しくなりましたね。ジャニーズJr.のクセが残っているかもしれません（笑）」と笑った。
最後に「テーマパークに遊びに来たように楽しんでもらえる作品です。ぜひ観に来てほしいです」と瑞樹。3人で公演の成功を祈って「ニャー！！」とパワーを送っていた。
★公演日程
【東京公演】東京芸術劇場 プレイハウス
2016年5月19日(木)～22日(日)
【神戸公演】新神戸オリエンタル劇場
2016年5月28日(土)～29日(日)
★作・演出：佐野大樹
★振付：OH-SE（電撃チョモランマ隊）
★CAST
佐野瑞樹 佐野大樹／
田村 亮（ロンドンブーツ1号2号）／
鈴木勝吾 OH-SE（電撃チョモランマ隊）五十嵐麻朝 有澤樟太郎 政岡泰志（動物電気）
小野友広 平井浩基 磯村洋介 花塚廉太郎／
土屋佑壱（*pnish*） 原 金太郎
企画・制作：WBB
公演に関するお問い合わせ：WBB事務局 info@w-b-bros.jp
懲悪バスターズ公式サイト：http://www.w-b-bros.jp
