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Kis-My-Ft2藤ヶ谷太輔が見せる!セクシーと純情とを体現する究極のミュージカル『ドン・ジュアン』「抱かれるような気持ちで来てもらえれば」

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生田大和  蓮佛美沙子 藤ヶ谷太輔  鶴見辰吾

Kis―My―Ft2の藤ヶ谷太輔がミュージカルに初挑戦&初主演したミュージカル「ドン・ジュアン」が赤坂ACTシアターで開幕。当日公演前にはゲネプロを報道陣に公開し、囲み取材を行った。
藤ヶ谷は、「終わった後“私もドンジュアンに抱かれたい”って思ってもらいたい」と意気込みを語った。

ミュージカル『ドン・ジュアン』は、モリエールの戯曲やモーツァルト作のオペラ『ドン・ジョヴァンニ』などで知られる“ドン・ジュアン伝説”を、フェリックス・グレイが情熱溢れる楽曲で生まれ変わらせた。
あらゆる女性を虜にしてしまう色男ドン・ジュアンが、呪いによって真実の愛に目覚め純粋な愛を貫く物語を、情熱的な歌とダイナミックなダンスで彩る。
韓国では2009年にチュ・ジフンが初舞台、初主演、初ミュージカルで上演され、カーテンコールで観客がステージ前に押し寄せるなど、空前絶後の熱狂を巻き起こしたことでも知られる。
今回は、宝塚歌劇団での公演も手掛けた生田 大和が潤色・演出を担当。一層ダイナミックにロマンチックな作品に仕上げ、藤ヶ谷太輔がセクシーと純情とを体現する究極の男性キャラクターがドン・ジュアンを見事に見せた。

【囲み取材】

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藤ヶ谷が演じるのは「あれだけ女性にモテることはない(笑)」と語るドン・ジュアン役。「演出の生ちゃん(生田大和)から“新しい冒険に一緒に出てくれませんか?”と言う言葉で“是非、その冒険のお手伝いを”と今、この作品につながっている」

ドン・ジュアンと恋に落ちる彫刻家・マリア役の蓮佛美沙子も藤ヶ谷について「立っているだけでセクシー。見ている方は“キャー”って気持ちになります」と太鼓判。ドン・ジュアンの父親、ドン・ルイ・テノリオ役の鶴見辰吾も「昔、北大路欣也が“正反対な役をやるのがいい、純粋な男が悪くてセクシーな役をやるといい”と言っていたことにぴったり」と、藤ヶ谷太輔の演技を絶賛した。

だが藤ヶ谷はもちろん立っているだけではなく、セクシーな姿を披露するシーンは満載。カリスマを連想させる登場シーンから、ラブシーンが続々。中でもダンスシーンは注目だ。

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藤ヶ谷が「ダンスの稽古中には“(女性の)胸を触って!”と指示を出されることもあり戸惑った」と語ると、蓮佛からは「稽古の初めの頃に女性と絡むシーンでは嬉しそうにしていた」というエピソードを明かされた。藤ヶ谷は「胸を触るの!? いいのかな!? と思った」とニヤリ。さらに、「10人くらいのダンサーの女性に体中をたくさん触られる。最初は嫌だったけど、今は大丈夫」と余裕を見せた。

こうしたアイドルとして見せるダンスとは、まったく違うセクシーなダンスを見せてくれるのはもちろん、フェンシングなど初体験のことにもたくさん挑戦したと藤ヶ谷。「至らぬ点がたくさんありますけど、挑戦している姿やエネルギー、作品のパッションを感じてもらえたら」とも。

そして「女性の絡みやキスシーンもあったりするので、ファンの方も嫉妬したり嫌だなって思うかもしれないですけど、終わった後“私もドン・ジュアンに抱かれたい”って気持ちになってもらいたい。そうできるように頑張りますので、抱かれるような気持ちで来てもらえれば」「新しいものにチャレンジすることや冒険、愛を受け取ってもらえれば」とのメッセージが送られた。

【ゲネプロ】IMG_8108

全編、情熱に彩られる舞台を象徴するオープニング。
薔薇を持つ左から)イザベル(春野寿美礼)ドン・カルロ(上口耕平)エルヴィラ(恒松祐里)ドン・ルイ・テイリオ(鶴見辰吾)

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ドン・ジュアンの友を自認するドン・カルロ。女たらしと批判されるドン・ジュアンを見守り続ける。

色男のカリスマを炸裂させて登場したドン・ジュアン(藤ヶ谷大輔)。
出会う女性を次々に籠絡し傷付けていく…

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清純な貴族の娘・エルヴィラも、ドン・ジュアンに恋し裏切られ、変わっていく…

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彫刻家マリア(蓮佛美沙子)にはラファエル(平間壮一)という恋人がいた。

やがてドン・ジュアンは一人の娘を傷付け捨てて、その父の恨みをかってしまう。
そしてその父は亡霊となってドン・ジュアンに「愛の呪い」をかける。

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その呪いはマリアにも・・・
マリアと騎士団長の亡霊(吉野圭吾)

幕開けから圧倒的なエネルギーを感じるダンスと音楽が押し寄せる。
まずはドン・ジュアンを演じる藤ヶ谷大輔のドンファンぶりに、そして生まれ変わったように純情を貫く姿に酔って欲しい。
そして平間壮一、上口耕平、吉野圭吾、鶴見辰吾という男性俳優陣の見せ場の数々にも注目だ。
さらに、蓮佛美沙子、恒松祐里、春野寿美礼の美しさの中に危うさを秘めた姿に、女性の観客は自分を重ねてしまうことだろう。

ミュージカルだからこそ生み出すことができる情熱の世界。
全編を貫く恋の魔法に、身をゆだねに劇場へお越しください。

ミュージカル「ドン・ジュアン」
潤色・演出:生田大和(宝塚歌劇団)
出演:
藤ヶ谷太輔 / 蓮佛美沙子
平間壮一 上口耕平 恒松祐里
吉野圭吾 大石裕香 春野寿美礼
鶴見辰吾 ほか

8月30日~9月18日・TBS赤坂ACTシアター
公式サイト:www.don-juan.jp