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総製作費35億円の秘密に迫る?!公演最終週を迎えた来日版『ウエスト・サイド・ストーリー』の舞台裏に潜入!!

360度回転する客席と巨大な可動式スクリーンが劇場の概念を変えたIHIステージアラウンド東京で、8月からロングラン上演中の来日版・ブロードウェイ・ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』。
その公演が、いよいよ10月27日に千秋楽を迎える。

ミュージカルの金字塔ともいえる名作に、オーディションで選びぬかれた本場のキャストが出演。しかも回る劇場での上演とあって、熱い注目を集め、連日大歓声と拍手を受け続けて3か月ものロングラン上演を行ってきた。
その迫力、感動を生む魔法の舞台の秘密に迫るべく、舞台裏に潜入した。

今回、劇場をご案内頂いたのは、IHIステージアラウンド東京 副支配人の加藤雅拡さん。
お話を聞いて、まず驚いたのは、総製作費が35億円だということ。高額な製作費といえばハリウッド映画を思いうかべるが、公演が終われば後に残るのは記憶だけ…のミュージカルに35億円とは!!

35億円分の製作陣の意気込みやこだわりを感じようと、舞台裏へと進んだ。

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舞台は客席を取り囲むようにぐるりと配置されています。撮影地点の舞台から左手の白いスクリーンの奥、客席の後、そして右手にも舞台があり、全部つながっています。

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最初に足を踏み入れたのは、ドラッグストア。

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そこに並ぶ小物や商品は、作品と同じ1950年代後半の品々!!

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電話やポスターも当時のもの・・・とのこと。

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商品にはちゃんと値段もついている。

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客席からは見えないよね…と思うところまで、細心のこだわりがいっぱい。

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レジの後や階段の奥の壁の写真も、もちろん当時のもの。

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カウンターの裏までリアル!!

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60年も昔の物…しかも新品をこれだけ揃えるなんて…。こだわりの極致です。

次の見どころは、

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マリアの働く洋裁店

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ここも細かな″リアル”が満載!

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マリアたちが憧れたのは、こんなファッション!!

驚かされたのはミシン周りの小物たち。ミシン油まであるなんて、芸が細かい!

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別アングルからは、意外な小物を発見。

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洋裁店の右側には、名場面となる非常階段が!2階が思った以上に高い!!

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セットを見ながらずんずん歩みを進めるも、ふと振り返るとこんな景色が…。

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本当に映画の中に飛び込んだようでした。

こうしてセットもつながっているからこそ、どの劇場にもにもない場面の広さ・高さを実現でき、ダイナミックな展開を生み出せるのですね。

本作にはキャストがずぶ濡れになっていまうシーンもありますが

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キャストが落ちてしまうのが、こちらのプール。寒くないように温水で、衛生管理にも気を配り、公演毎の水の入れ替えは必須だそう。

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劇中でキャストが乗りまわすのが、こちらのバイク。完全なるオリジナルバイクとのこと。

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完璧な看板を作ってからボロボロにしたとのこと。こだわりが隅々まで。

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リアル過ぎるセットの中で、なんとこの白いカーテンは絵!!! 今にも風に揺らぎそうですが
身を乗り出して、30センチ程の距離でやっと判別できました。

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セットのちょっと奥には、オケピがありました。

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キャストは、客席の両端上にあるモニターで指揮者の姿を見ながらタイミングを計っている。

舞台から客席を見た写真をもう一度

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天井には幕が張ってあるのは、客席の回転を観客に認識させないため。天井の骨組みが見えると「あ、〇度動いた」と分かってしまうからだそうです。

360°回転する客席と、映像や音楽を完璧にマッチングさせるのが、至難だそうですが、今では最新のシステムで完璧にコントロールされているそうです。IHIステージアラウンド東京の技術は、劇場開設当時よりもさらにさらに進化を遂げているとのことでした。

日本で最初に上演された海外キャストによるミュージカルも『ウエスト・サイド・ストーリー』で、奇しくも1964年、東京オリンピックの年でした。
来年12月には、スティーヴン・スピルバーグ監督・製作の映画も公開になる『ウエスト・サイド・ストーリー』。
その前に、是非、世界初上演となった360°回転劇場での『ウエスト・サイド・ストーリー』を、IHIステージアラウンド東京でご覧ください。

□公演:ブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」
□会場:IHIステージアラウンド東京
□日程:2019年8月19日(月)~10月27日(日)
□価格(税込):全席指定 ¥15,000
※未就学児入場不可
※生演奏/英語上演/日本語字幕あり
※営利目的の転売は、固くお断り申し上げます。

□原案:ジェローム・ロビンス
□脚本:アーサー・ローレンツ
□音楽:レナード・バーンスタイン
□作詞:スティーブン・ソンドハイム
□初演時演出&振付:ジェローム・ロビンス
□演出:デイヴィッド・セイント
□振付リステージング:フリオ・モンゲ
□エグゼクティブ・プロデューサー:ケヴィン・マッコロム(Alchemation)、ロビン・デ・レヴィータ(Imagine Nation)、吉井久美子(John Gore Organization)
□主催:TBS/ディスクガレージ/ローソンエンタテインメント/電通
□企画・製作:TBS
□招聘:TBS/VIS A VISION
IHI Stage Around Tokyo is produced by TBS Television, Inc., Imagine Nation B.V., and The John Gore Organization, Inc.
【お問合わせ】
ステージアラウンド専用ダイヤル 0570-084-617(10:00~20:00)
【公式 HP】 https://www.tbs.co.jp/stagearound/wss360_2019/