Open Close

舞台『森奈津子芸術劇場 第一幕〜パトス編〜』が、7月29日(土)より東京・紀伊國屋ホールにて開幕

本作は、森奈津子のSF小説2作品『哀愁主人、情熱奴隷』(原題:哀愁の女主人、情熱の女奴隷)、『いなくなった猫の話』を初舞台化。2本立てで7月29日(土)より東京・紀伊國屋ホールにて開幕した。脚本・演出は箱庭円舞曲の古川貴義。  (撮影:NORI)

『哀愁主人、情熱奴隷』は、スペースシャトルの事故で両親を無くした絵依斗と、遺産を相続し絵依斗と屋敷で同居することになった叔父の経時、そして遺産のひとつである執事でアンドロイドのヨハンの3人が繰り広げるコメディ。舞台『ホイッスル!BREAK THROUGH-壁をつき破れ-』など話題作に続々出演中の伊藤孝太郎が叔父、ヨハンには劇団「柿喰う客」の注目株・加藤ひろたか、絵依斗には6月に『厨病激発ボーイ』で本格俳優デビューを果たしたばかりの野尻大介の全力の“おバカ”なドタバタっぷりが客席の大笑いを引き出しています。

 _DSC2956
_DSC3316
_DSC3040

一方、ひとりの女性と人間と猫のハーフ(ハイブリット)との悲恋を描く、『いなくなった猫の話』は、18年ぶりのストレートプレイとなる杉本彩と、舞台・ドラマで活躍する名バイプレイヤーの木下政治の大人の空気感漂う芝居に引き込まれ、終盤は涙をこらえる観客の姿があちこちで見られました。

_DSC2248
_DSC2439
_DSC2305

コメディとシリアス両極の2作を2本立てでおくる舞台『森奈津子芸術劇場 第一幕〜パトス編〜』は、8月1日(火)まで東京・紀伊國屋ホールにて上演。

『森奈津子芸術劇場 第一幕〜パトス編〜』
7/29(土)〜8/1(火) 紀伊國屋ホール

原作:森 奈津子 脚本・演出:古川 貴義(箱庭円舞曲)
出演:『哀愁主人、情熱奴隷』伊藤孝太郎、加藤ひろたか、野尻大介
『いなくなった猫の話』杉本彩、野尻大介、鈴木ハルニ、伊藤亜斗武、村上健斗、木下政治

公式サイト:http://www.zuu24.com/mngg_pathos
公式twitter:https://twitter.com/mngg_zuu